中京記念(G3)/中京競馬場/芝1600m/左/条件:サラブレッド系3歳以上/賞金:3900万
今週のメインレースは、第63回中京記念である。
中京記念は、一昨年に3連単42万馬券が的中した得意なレースである。
そこで、競馬理論の競馬予想では、第63回中京記念に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
パラダイスステークス組からは、1着のスマートオリオン、2着のカオスモス、5着のネオウィズダム、8着のアルマディヴァン及び10着のエールブリーズが第63回中京記念に出走する。
スマートオリオンのパラダイスステークスの勝利という結果は、1400mの距離を克服したことは立派だが、前残りの展開に恵まれたものでもある。
よって、第63回中京記念の競馬予想においては、更に200mの距離が伸びる点も考慮すると、スマートオリオンに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
一方、カオスモスのパラダイスステークスの2着という結果は、好位のインを追走する展開に恵まれたものであり、レース内容としての価値は高くない。
よって、第63回中京記念の競馬予想においては、カオスモスに高い評価は不要である。
一方、ネオウィズダム、アルマディヴァン及びエールブリーズは、パラダイスステークスの見所のない内容を見る限り、第63回中京記念の競馬予想において高い評価は不要である。
この中で唯一注意が必要だとすると、差しが届く展開になったときのアルマディヴァンであろう。
一方、安田記念組からは、7着のカレンブラックヒル及び8着のレッドアリオンが第63回中京記念に出走する。
カレンブラックヒルの安田記念の7着という結果は、一線級相手に大きくは負けておらず、先行するいつもの形と違う差す競馬をマスターしたと見ることもできる。
よって、第63回中京記念の競馬予想においては、 急激にメンバーが弱化するカレンブラックヒルにそれなりの高い評価を与えるべきである。
一方、レッドアリオンの安田記念の8着という結果は、好位のインを追走してのものであり、メンバーが強かったにせよもう少し走って欲しかった。
よって、第63回中京記念の競馬予想においては、レッドアリオンが好走するためにはマイラーズカップのように楽に先行する展開に恵まれる必要がある。
一方、レッドアリオンが勝利した洛陽ステークス組からは、3着のトーセンレーヴが第63回中京記念に出走する。
トーセンレーヴの洛陽ステークスの3着という結果は、58キロの斤量で前残りの展開を差してのものであって、レース内容としては悪くない。
よって、第63回中京記念の競馬予想においては、展開次第でトーセンレーヴがレッドアリオンを逆転可能と判断すべきである。
一方、米子ステークス組からは2着のオリービン及び5着のナリタスーパーワンが第63回中京記念に出走する。
オリービンの米子ステークスの2着という結果は、スマートレイアーが強すぎただけとみることもできるが、楽に先行できる展開に恵まれたことを考慮すればもう少し粘って欲しかった。
よって、第63回中京記念の競馬予想においては、逃げ差し自在のオリービンが展開に恵まれれば好走可能と判断すべきである。
一方、ナリタスーパーワンは、米子ステークスの見所のない内容を見る限り、第63回中京記念の競馬予想において高い評価は不要である。
一方、モンゴル大統領賞組からは、12着のアルバタックスが第63回中京記念に出走する。
アルバタックスのモンゴル大統領賞の12着という結果は、外枠からの発走且つ直線で前が塞がる不利を受けてのものであり、着順ほど悲観すべき内容ではない。
よって、第63回中京記念の競馬予想においては、アルバタックスにも押さえ程度の評価は与えるべきである。
一方、湘南ステークス組からは、1着のダローネガが第63回中京記念に出走する。ダローネガの湘南ステークスの勝利という結果は、準OPでは力が違うところを見せつけた。
よって、第63回中京記念の競馬予想においては、サトノアラジン及びヴァンセンヌと互角の競馬をした実績があるダローネガにも高い評価を与えて当然である。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第63回中京記念に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第63回中京記念の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第63回中京記念の予想をお楽しみに。

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。
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