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2012/07/02 2017/02/04

【 チャンピオンズカップ2012予想】 トランセンドが中央G1の3連覇なるか?

出走日:2012年07月08日(日)
チャンピオンズカップ(GⅠ)/中京/定量/1800m(左・ダート)
今週のメインレースは、日本初のダート国際招待競走の第12回ジャパンカップダート(2011年)である。 第12回ジャパンカップダート(2011年)は、スマートファルコンこそ出走を回避したものの、それ以外のダートの一線級が揃った。 そこで、競馬理論の競馬予想は、第12回ジャパンカップダート(2011年)に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。 JBCクラシック(2011年)組からは、2着のトランセンド(藤田)が第12回ジャパンカップダート(2011年)に出走する。 トランセンドは、JBCクラシックにおいて、ダート界の現役最強馬スマートファルコンにこそ敗れはしたものの、スマートファルコンにゴール前で迫る脚を見せたことは高い評価に値する。 また、トランセンドは、去年のジャパンカップダートの覇者というだけでなく、フェブラリーステークス及び南部杯をも制しており、スマートファルコン不在のこのメンバーならば実績的にも断然である。 よって、第12回ジャパンカップダート(2011年)、近走でスマートファルコン以外には負けていないトランセンドに本命級の高い評価を与えて当然である。 ただし、エスポワールシチー及びトウショウフリークの2頭を含む激しい逃げ争いに巻込まれてしまった場合には、トランセンドが思わぬ敗戦を喫する可能性も否定できないとも第12回ジャパンカップダートの競馬理論の競馬予想では判断している。 一方、みやこステークス(2011年)組からは、1着のエスポワールシチー(佐藤哲)、2着のトウショウフリーク(池添)、3着のニホンピロアワーズ(酒井)、4着のワンダーアキュート(和田)、6着のメダリアビート、7着のキングスエンブレム及び14着のエイシンダッシュが第12回ジャパンカップダート(2011年)に出走する。 エスポワールシチーのみやこステークスの勝利は、58キロの斤量を背負って、2着のトウショウフリークに3馬身半もの差をつけてのものであり、力の違いを見せつけた。 また、エスポワールシチーは、南部杯において、ハイペースで逃げて目標となってしまったにもかかわらず、0秒3差と大きく負けていない。 よって、第12回ジャパンカップダート(2011年)、エスポワールシチーが展開次第でトランセンドを逆転する可能性もあり得ると第12回ジャパンカップダートの競馬理論の競馬予想では判断している。 一方、トウショウフリークのみやこステークス(2011年)の2着は、先行馬に有利な馬場状態で逃げ粘ったものであり、レース内容としての価値は低い。 よって、第12回ジャパンカップ(2011年)、エスポワールシチー及びトランセンドという2頭の強力な先行馬がいることを考慮すると、トウショウフリークは潰される可能性が極めて高いと第12回ジャパンカップダートの競馬理論の競馬予想では判断している。 一方、ニホンピロアワーズのみやこステークス(2011年)の3着は、これまでと違う抑える競馬で外を回らされてのもので、イン有利の馬場状態であったことを考慮すると、レース内容としてはトウショウフリークを上回る。 しかしながら一方で、ニホンピロアワーズが、エスポワールシチーより能力的にかなり見劣ることが明らかでもあった。 よって、第12回ジャパンカップダート(2011年)、差す競馬をマスターしたとはいえども、ニホンピロアワーズに押さえ程度の評価を与えれば十分と第12回ジャパンカップダートの競馬理論の競馬予想では判断している。 一方、ワンダーアキュートのみやこステークス(2011年)の4着は、レース内容としての価値は低いが、58キロで休み明けであったことを考慮すると度外視可能である。 なお、ワンダーアキュートは、G1でこそ通用していないが、重賞で好走を繰り返しているように、展開さえ嵌れば好走可能な能力を秘める。 よって、第12回ジャパンカップダート(2011年)、ワンダーアキュートの巻き返しにも少しは注意を払うべきと競馬理論の競馬予想では判断している、 メダリアビート、キングスエンブレム及びエイシンダッシュは、みやこステークスの見所のないレース内容を見るかぎり、第12回ジャパンカップ(2011年)で好走するのは難しい。 一方、武蔵野ステークス組からは、2着のダノンカモン(福永祐一)、4着のダイショウジェット(柴山)及び7着のテスタマッタが第12回ジャパンカップダート(2011年)に出走する。 ダノンカモンの武蔵野ステークスの2着は、圧倒的な一番人気を考えると物足りない内容ではあったが、目標となりながらも2着を確保したのは評価に値する。 また、ダノンカモンは、南部杯においても、トランセンドに差し返されはしたものの、アタマ差の2着に好走している、 よって、第12回ジャパンカップダート(2011年)、今年に入って充実著しいダノンカモンにもそれなりの高い評価を与えるべきである。 ただし、ダノンカモンにとっては、200mの距離延長はプラスに働かない可能性が高いとも第12回ジャパンカップダートの競馬理論の競馬予想では判断している。 一方、ダイショウジェットは、強敵相手でも常にそれなりの走りをする点は立派だが、阪神1800mの第12回ジャパンカップダート(2011年)で馬券圏内にまで好走するのは難しい。 また、テスタマッタは、ジャパンダートダービー勝ちの実績に敬意を払いつつも、近況を見ると第12回ジャパンカップダート(2011年)では厳しい競馬になりそうである。 一方、JBCレディースからは、1着のミラクルレジェンド(岩田康)及び2着のラヴェリータ(武豊)が第12回ジャパンカップダート(2011年)に出走する。 ミラクルレジェンド及びラヴェリータは、ダートの牝馬戦線では抜けた存在であるものの、牡馬との戦いとなるとG3レベルでも取りこぼしている。 よって、第12回ジャパンカップダート(2011年)、ミラクルレジェンド及びラヴェリータに押さえ程度の評価を与えれば十分と競馬理論の競馬予想では判断している。 一方、シリウスステークス組からは、1着のヤマニンキングリーが第12回ジャパンカップダート(2011年)に出走する。 ヤマニンキングリーは、 初ダートのシリウスステークスを楽勝しており、底を見せていない魅力がある。 そのため、ヤマニンキングリーがトランセンド及びエスポワールシチー以上に強い可能性も秘めている。 しかしながら一方で、ヤマニンキングリーのシリウスステークスの勝利は、後のみやこステークスで7着に敗れるキングスエンブレムが2着という弱いメンバー構成に恵まれたもの、且つ、砂を被らない2番手をスムーズに追走する展開に恵まれたものと見ることもできる。 よって、第12回ジャパンカップダート(2011年)におけるヤマニンキングリーの評価は非常に難しいと競馬理論の競馬予想では判断している。 以上のように、競馬理論の競馬予想は、第12回ジャパンカップダート(2011年)に出走する有力各馬の能力を分析した。 この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第12回ジャパンカップダートの最終的な予想を決断する。 第12回ジャパンカップダートの競馬理論の競馬予想のファンの方は、第12回ジャパンカップダート(2011年)の予想をお楽しみに。
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