チャンピオンズカップ(GⅠ)/中京/定量/1800m(左・ダート)
今週は、フルゲート16頭に対して中央馬20頭もの出走登録馬があった
チャンピオンズカップ(2019年)の予想について解説する。
チャンピオンズカップは、ダートナンバーワン決定戦ということもあり、ダート界の一線級が揃った。
古馬ナンバーワンのゴールドシップ(ルメール)と3歳チャンピオンクリソベリル(川田将雅)の2頭が人気を集めそうだが、初対戦となる馬も多く、波乱の可能性もあり得る。
そこで、競馬理論の競馬予想では、チャンピオンズカップの出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。
目次
まずは日本テレビ盃組
1着のクリソベリルが出走登録している。
クリソベリル
日本テレビ盃の勝利という結果は、古馬の一線級が不在だったとは言えども強い内容であった
なお、クリソベリルが1.6秒も離したノンコノユメはフェブラリーステークス馬で、今年の帝王賞でもオメガパフュームと0秒2差の3着に好走している強豪でもある。
よって、チャンピオンズカップの予想では、初の古馬一線級相手であっても、5戦5勝で能力的に底を見せていないクリソベリルに本命級のかなり高い評価を与えて当然である。
みやこステークス組
1着のヴェンジェンス(幸英明)・2着のキングスガード(秋山真一郎)・3着のウェスタールンド(スミヨン)・5着のワイドファラオ(ミルコデムーロ)・6着のアナザートゥルース(大野拓弥)・12着のテーオーエナジー(川須栄彦)・15着のインティ(武豊)の合計7頭が出走を予定している。
ヴェンジェンス・キングスガード
みやこステークスの好走は、超ハイペースの前崩れの展開に恵まれたものであり、過大評価は禁物である。
よって、チャンピオンズカップの予想では、再度前崩れの展開になるようであれば、ヴェンジェンス及びキングスガードに注意は必要だが、前が有利になりやすい中京コースなので基本的には高い評価は不要である。
ウェスタールンド
みやこステークスの3着という結果は、いつもより早めに仕掛けた分だけゴール前で止まってしまったが、上位2頭とは互角である。
よって、チャンピオンズカップの予想では、前崩れの展開になるようであれば、ウェスタールンドにも注意を払うべきである。
ワイドファラオ・アナザートゥルース・テーオーエナジー
みやこステークスのレース内容は見所がなかった。
よって、チャンピオンズカップの予想では、ワイドファラオ、アナザートゥルース及びテーオーエナジーに高い評価は不要である。
インティ
みやこステークスの15着という結果は、59キロでハイペースに巻き込まれた上に、4コーナーで不利を受けてのものであり、度外視可能である。
なお、インティは、ゴールドドリームを破ってフェブラリーステークスを制した実績がある。
よって、チャンピオンズカップの予想では、楽に先行できるようであれば、インティの粘り込みに注意を払うべきである。
JBCクラシック組
1着のチュウワウィザード(福永祐一)・2着のオメガパフューム(デットーリ)の合計2頭が出走登録している。
チュウワウィザード
JBCクラシックの勝利という結果は、先行争いを見る形の離れた4番手を進む展開に恵まれたが、オメガパフュームを抜かせなかったことは立派である。
よって、チャンピオンズカップの予想でも、チュウワウィザードかなり高い評価を与えて当然である。
オメガパフューム
JBCクラシックの2着という結果は、小回りの浦和競馬の分だけ届かなかったが、負けて強しの内容であった。
よって、チャンピオンズカップの予想では、差しが届く展開や馬場になるようであれば、オメガパフュームがチュウワウィザードを逆転する可能性が高まると判断すべきである。
南部杯組
3着のゴールドドリーム(ルメール)・6着のミツバ(和田竜二)の合計2頭が出走を予定している。
ゴールドドリーム
南部杯の3着という結果は、断然人気を裏切ってしまったものだが、外を回らされた分だけ届かなかったものであり、悲観すべき内容ではない。
なお、ゴールドドリームは、G1で崩れなく好走しており、実績的には断然である。
よって、チャンピオンズカップの予想では、
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。