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2012/09/14 2016/08/19

【 セントウルステークス2012予想】 カレンチャンがスプリンターズステークスを目指して復帰

出走日:2012年09月16日(日)
産経賞セントウルステークス(GⅡ)/中京/別定/1200m(右・芝)

今週のメインレースは、サマースプリントシリーズ最終戦の第26回セントウルステークスである。
サマースプリントシリーズはパドトロワの優勝が決まっているが、第26回セントウルステークスは、カレンチャンなどスプリント戦線の一線級が出走を予定しており、秋のスプリント王決定戦のスプリンターズステークスを占う意味でも注目される。
そこで、競馬理論は、第26回セントウルステークスに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

北九州記念組からは、1着のスギノエンデバー(北村友)、3着のエピセアローム(武豊)、5着のヘニーハウンド(川島)、6着のエーシンヒットマン(幸)、7着のエーシンリジル、8着のエーシンヴァーゴウ(佐藤哲)及び9着のアウトクラトール(藤岡佑)が第26回セントウルステークスに出走する。
スギノエンデバーの北九州記念の勝利は、Aコース8日目で外が伸びる馬場で有利な外枠から終始外を回る展開に恵まれたものであり、過大評価は禁物である。
よって、第26回セントウルステークスにおけるスギノエンデバーには北九州記念馬ほどの高い評価は不要と競馬理論では判断している。

一方、エピセアローム、ヘニーハウンド、エーシンヒットマン、エーシンリジル、エーシンヴァーゴウ及びアウトクラトールは、北九州記念の見所のないレース内容を見る限り、メンバーが強化する第26回セントウルステークスで好走する可能性は低い。
なお、唯一注意を払う必要があるとすれば、去年の覇者エーシンヴァーゴウである。
エーシンヴァーゴウは、第26回セントウルステークスにおいてマイペースで先行する競馬ができるようであれば、先行馬が少ないメンバー構成且つ開幕週の馬場を生かせるので、去年の再現もあり得ると競馬理論では判断している。

一方、CBC賞組からは1着のマジンプロスパー(浜中)が第26回セントウルステークスに出走する。
マジンプロスパーのCBC賞の勝利は、2番手追走から早め先頭と力で押し切ったものであり、レース内容としても強い内容であった。
ただし、マジンプロスパーは、シルクロードステークスで8着と惨敗を喫しているように、包まれる競馬になると能力を発揮できない。
よって、第26回セントウルステークスにおいても、マジンプロスパーが好走するためには馬込みに包まれずに好位の外目で気分よく追走できるかどうかにかかっていると競馬理論では判断している。

一方、函館スプリントステークス組からは、2着のロードカナロア(岩田康)が第26回セントウルステークスに出走する。
ロードカナロアの函館スプリントステークスの2着は、直線で内で包まれて仕掛けが遅れてしまったものであり力負けではない。
更に、ロードカナロアは、高松宮記念でこそ3着に破れてしまったが、スプリント戦線では一線級相手でも崩れなく走る。
よって、第26回セントウルステークス、逃げ差し自在でスプリント戦線では崩れないロードカナロアに高い評価を与えて当然と競馬理論では判断している。

一方、ロードカナロアが3着に敗れた高松宮記念組からは、1着のカレンチャン(池添)及び2着のサンカルロ(吉田豊)が第26回セントウルステークスに出走する。
カレンチャンの高松宮記念の勝利は、G1にしては遅いペースを2番手で追走する展開に恵まれはしたものの、インの3番手を走りながらも差せなかったロードカナロアより上のレース内容でもあった。
また、カレンチャンは、去年のスプリンターズステークスも2馬身近い差をつけて、今年のサマースプリントシリーズの覇者のパドトロワを差しきっており、スプリント戦線での実績は断然である。
よって、第26回セントウルステークス、カレンチャンにも高い評価を与えるべきである。
ただし、カレンチャンは、スプリンターズステークスという大目標があるので調教状態などを見て最終的な判断を下すべきとも競馬理論では判断している。

一方、サンカルロの高松宮記念の2着は、 掲示板の5頭中4頭が5番手以内を追走する前残りの展開を追い込んだものであり、レース内容としてはカレンチャンを上回る。
よって、第26回セントウルステークス、サンカルロにも本命級の高い評価を与えるべきである。
ただし、サンカルロは追い込み一手の脚質なので、開幕週の馬場で先行馬が少ないメンバー構成を考慮すると、第26回セントウルステークスでは脚を余す可能性も否定出来ないと競馬理論では判断している。

以上のように、競馬理論は、第26回セントウルステークスに出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第26回セントウルステークスの予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第26回セントウルステークスの予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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