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2012/06/29 2016/08/19

【 セントウルステークス2012予想】 高松宮記念馬2頭がいよいよ出走

出走日:2012年07月01日(日)
産経賞セントウルステークス(GⅡ)/中京/別定/1200m(右・芝)

第22回セントウルステークスでは、スズカフェニックス(武豊)及びファイグレイン(幸)の2頭の高松宮記念馬の走りが注目されたが、2頭とも惨敗してしまった。 その結果、第22回セントウルステークスは、3番人気のカノヤザクラ(小牧)が1着、11番人気のシンボリグラン(福永)が2着、9番人気のスプリングソング(武幸四郎)が3着となり、3連単で88万円馬券の大波乱の決着となってしまった。

第22回セントウルステークスの競馬理論の競馬予想は、先行馬不在のこのメンバーではスローペース濃厚な上に、開幕週のイン有利の馬場状態ということもあり、タニノマティーニ(秋山)を本命にするなど先行馬を重視して予想した。 一方で、カノヤザクラの能力自体には高い評価を与えていたものの、出遅れ癖があることを加味して、カノヤザクラの評価を下げてしまった。 レースでは、カノヤザクラは、出遅れることなく好スタートを切ると、タニノマティーニの外となる4~5番手からレースを進めた。 そして、カノヤザクラは、直線に向いて小牧騎手に追い出されると、逃げ争いをした3頭をあっという間に捕らえて、第22回セントウルステークスを快勝した。 カノヤザクラの第22回セントウルステークスの勝利は、2着のシンボリグランに1馬身以上の差をつけてのものであり、快勝と言っていいだろう。 よって、本番のスプリンターズステークスにおいても、充実著しいカノヤザクラにはそれ相応の高い評価を与えるべきと第22回セントウルステークスの競馬理論の競馬予想では判断している。 ただし、カノヤザクラは、出遅れ癖のある馬なので、過剰に人気になったときには、出遅れる可能性を加味して評価すべきと第22回セントウルステークスの競馬理論の競馬予想では判断している。

第22回セントウルステークスでは、11番人気のシンボリグランが2着に入り、波乱を演出した。 シンボリグランは、他馬が控えたこともあって、馬なりのまま3番手からレースを進めることができた。 そして、シンボリグランは、抜群の手応えで直線に向くと、カノヤザクラに簡単に交わされてしまったものの後続の追い上げを退け、2着を確保した。 シンボリグランの第22回セントウルステークスの2着は、開幕週でスローペースという前残りの流れを3番手から追走する展開に恵まれたものであり、内容的な価値は高くない。 よって、カノヤザクラが大出遅れをしない限り、シンボリグランがカノヤザクラに先着する可能性は低い。 そのため、本番のスプリンターズステークスでは、シンボリグランが馬券対象となる可能性は低いと第22回セントウルステークスの競馬理論の競馬予想では判断している。

第22回セントウルステークスの3着には、9番人気のスプリングソングが粘り込んだ。スプリングソングは、他馬が行く気を見せなかったので、ハナを切るとそのまま3着に粘り込んだ。 スプリングソングの第22回セントウルステークスの3着は、開幕週でスローペースという前残りの流れをマイペースで逃げる展開に恵まれたものであり、休み明けを考慮しても高い評価を与えるべきではない。 よって、スプリングソングが第22回セントウルステークスの好走だけで次走以降で過剰に人気になるようであれば、評価を下げて予想すべきと第22回セントウルステークスの競馬理論の競馬予想では判断している。

第22回セントウルステークスで単勝2.5倍の1番人気に支持されたスズカフェニックスは、8着に敗れてしまった。 スズカフェニックスは、スタートで出遅れてしまい最後方からの競馬となってしまった。 そして、スズカフェニックスは、徐々に外目を進出し、直線でも大外から33秒1の脚で追い込んだが、8着が精一杯であった。 スズカフェニックスの第22回セントウルステークスの惨敗は、開幕週でスローペースの展開に脚を殺されたものであり、出遅れて大外を回らされながらも上がり33秒1の脚を使っていることを考慮すると、悲観すべき内容ではない。 よって、本番のスプリンターズステークスにおいては、スズカフェニックスが巻き返しても何ら不思議はない。 ただし、スズカフェニックスは、人気先行タイプの追い込み馬なので、脚を余す可能性を常に考えて評価すべきと第22回セントウルステークスの競馬理論の競馬予想では判断している。

もう1頭の高松宮記念馬のファイングレインは、第22回セントウルステークスでは9着に敗れてしまった。 ファイングレインは、勝ったカノヤザクラの直後からレースを進めたが、直線ではまったく伸びず9着となった。 ファイングレインの第22回セントウルステークスの敗戦は、まったく見せ場のないものであり、休み明けを考慮しても酷い内容であった。 よって、本番のスプリンターズステークスにおいては、高松宮記念馬という実績自体を評価しても、ファイングレインを過信すべきでないと第22回セントウルステークスの競馬理論の競馬予想では判断している。

以上のように、第22回セントウルステークスは、2頭の高松宮記念馬が惨敗し、夏の上がり馬カノヤザクラの快勝で幕を閉じた。 第22回セントウルステークスはカノヤザクラは、この勝利でサマースプリントシリーズのチャンピオンとなったが、この勢いを生かして秋のスプリント王をも狙う。 第22回セントウルステークスの競馬理論の競馬予想のファンの方は、混戦の秋のスプリント王決定戦のスプリンターズステークスの予想をお楽しみに。

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