CBC賞(GⅢ)/中京/ハンデ/1200m(右・芝)
今週のメインレースは、第51回CBC賞である。
第51回CBC賞は、サマースプリントシリーズの第2戦ということで、注目を集める。
そこで、競馬理論の競馬予想では第51回CBC賞に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。
安土城ステークス組からは、1着のウリウリ(岩田康誠)、2着のホウライアキコ(和田竜二)、7着のニンジャ及び15着のレオンビスティーが第51回CBC賞に出走する。
ウリウリの安土城ステークスの勝利という結果は、イン有利の馬場でのロスのない競馬に恵まれたものではあるが、1馬身以上の差をつける快勝であった。
よって、第51回CBC賞の競馬予想においては、ウリウリが安土城ステークスと同様にロスのない競馬ができれば好走可能と判断すべきである。
一方、ホウライアキコの安土城ステークスの2着という結果は、楽に逃げる展開に恵まれたものであり、ウリウリには力負けであった。
よって、第51回CBC賞の競馬予想においては、距離短縮で粘りを増す点を考慮しても、ホウライアキコが好走するためには楽に先行するような展開の助けが必要である。
一方、ニンジャ及びレオンビスティーは、安土城ステークスの見所のないレース内容を見る限り、第51回CBC賞の競馬予想において高い評価は不要である。
一方、高松宮記念組からは4着のサドンストーム(国分優作)、9着のトーホウアマポーラ(幸英明)及び14着のレッドオーヴァル(デムーロ)が第51回CBC賞に出走する。
サドンストームの高松宮記念の4着という結果は、先行馬が上位を独占した中で唯一差し込んだものであり、強い内容であった。
よって、第51回CBC賞の競馬予想においては、開幕週でも差しが不利のない馬場であれば、堅実に追い込むサドンストームに高い評価を与えるべきである。
一方、トーホウアマポーラ及びレッドオーヴァルは、前残りの展開で能力を発揮できなかったものではあるが、G1では力負けであった。
しかしながら、トーホウアマポーラは去年のCBC賞勝ち、レッドオーヴァルはスプリンターズステークス3着の実績があることから、
メンバーが弱化する第51回CBC賞の競馬予想においては巻き返しに注意を払うべきである。
一方、京王杯スプリングカップ組からは、9着のタガノブルグ(浜中俊)及び12着のダンスディレクターが第51回CBC賞に出走する。
ダンスディレクターの京王杯スプリングカップの12着という結果は、直線で前が塞がってしまってのものであり、前が開いていれば勝てた内容であった。
よって、第51回CBC賞の競馬予想においては、ダンスディレクターに高い評価を与えて当然である。
一方、タガノブルグは、京王杯スプリングカップの見所のない内容を見る限り、第51回CBC賞の競馬予想において高い評価は不要である。
一方、葵ステークス組からは、1着のジャストドゥイング(松山弘平)が第51回CBC賞に出走する。
ジャストドゥイングの葵ステークスの勝利という結果は、余裕のある内容でありスプリント適性の高さを示した。
よって、第51回CBC賞の競馬予想においては、レベルの高い3歳世代のジャストドゥイングに古馬相手でも注が必要である。
一方、オーシャンステークス組からは、3着のベステゲシェンク(北村宏司)が第51回CBC賞に出走する。
ベステゲシェンクのオーシャンステークスの3着という結果は、3コーナー及び直線で不利を受けてのものであり、レース内容としては一番であった。
よって、第51回CBC賞の競馬予想においては、ここ2戦の重賞が負けて強しのベステゲシェンクに人気以上に高い評価を与えるべきである。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第51回CBC賞に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第51回CBC賞の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第51回CBC賞の予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。