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2011/12/25 2016/08/19

【 有馬記念2011予想】 ブエナビスタとオルフェーヴルの対決を制するのは?

出走日:2012年01月01日(日)
有馬記念(GⅠ)/中山/定量/2500m(右・芝)

今週のメインレースは、2011年の競馬の総決算の第56回有馬記念である。

第56回有馬記念(2011年)は、G1を6勝の最強牝馬ブエナビスタ、3冠馬オルフェーヴルを含む11頭ものG1馬が出走を予定しており、非常に楽しみな一戦である。

そこで、競馬理論の競馬予想は、第56回有馬記念(2011年)に出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。世界一決定戦のジャパンカップ(2011年)組からは、1着のブエナビスタ(岩田)、2着のトーセンジョーダン(ウィリアムズ)、3着のジャガーメイル(四位)、8着のエイシンフラッシュ(ルメール)、9着のローズキングダム(後藤)、11着のトゥザグローリー、13着のヴィクトワールピサ(デムーロ)、15着のキングトップガン及び16着のペルーサ(横山典)が第56回有馬記念(2011年)に出走する。

ブエナビスタのジャパンカップ(2011年)の勝利は、イン有利の馬場で絶好となる好位のラチ沿いを走る展開に恵まれたものと見ることもできるが、ゴール前で余裕があったように着差以上に強いレース内容であった。

また、ブエナビスタは、ジャパンカップ制覇の前の一年間勝ち星から遠ざかっていたが、いずれのレースも内容的には一番で、負けて強しのレースを繰り返していた。

例えば、ブエナビスタの去年の有馬記念の2着にしても、先行馬が掲示板を独占する中で唯一外を回って追い込んでのものであり、レース内容的にはヴィクトワールピサを大きく上回る。

よって、第56回有馬記念(2011年)、古馬の中では能力的に一番のブエナビスタに本命級の高い評価を与えて当然と競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、トーセンジョーダンのジャパンカップ(2011年)の2着は、スローペースで逃げ馬から離れた2番手という最高の展開に恵まれたものであり、ブエナビスタとは着差以上の能力差がある。

また、トーセンジョーダンの天皇賞・秋(2011年)の勝利にしても、豪華メンバーを差し切ったものなのでレース内容としては悪くないが、ハイペースを後方で脚をためる展開及び人気馬2頭の不利に助けられたものでもある。

よって、第56回有馬記念(2011年)、充実著しいトーセンジョーダンにそれなりの高い評価を与えるべきだが、ブエナビスタを逆転するには展開などの助けが必要である。

なお、第56回有馬記念(2011年)が行われる中山2500mのコース形態と先行馬が少ないメンバー構成を考えると、先行力のあるトーセンジョーダンが再度好走してもおかしくないとも競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ジャガーメイルのジャパンカップ(2011年)での3着は、インが極端に有利な馬場状態でコースロスのない競馬をしたことによるものであり、レース内容としては着順ほどの価値はない。

よって、第56回有馬記念(2011年)、小回りの中山向きでないジャガーメイルに高い評価は不要と競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、エイシンフラッシュのジャパンカップ(2011年)の8着は、イン有利の馬場でのスローペースで外を回らされる展開で脚を余したものであり、度外視可能である。

よって、第56回有馬記念(2011年)、エイシンフラッシュがルメール騎手騎乗によって天皇賞・春や宝塚記念の内容だけ走れるようであれば好走可能と第56回有馬記念の競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、ローズキングダム、トゥザグローリー、ヴィクトワールピサ、キングトップガン及びペルーサは、ジャパンカップの見所のないレース内容を見るかぎり、第56回有馬記念(2011年)で好走するのは難しい。

なお、ヴィクトワールピサは、去年の有馬記念馬である上に、ドバイワールドカップ馬でもあるので、実績的に巻き返しが期待される。

しかしながら、ヴィクトワールピサのドバイワールドカップの勝利は、トランセンドとの行ったきりとなる超スローペースを2番手で追走する展開に恵まれたものであり、レース内容としての価値は低い。

更に、ヴィクトワールピサは、去年の有馬記念でブエナビスタを破っているが、スローペースを好位のインで追走して早めにスパートするデムーロ騎手の好騎乗によるものであって、レース内容としてはブエナビスタに大きく見劣る。

よって、第56回有馬記念(2011年)、ドバイワールドカップ馬ということで実力以上に人気となることを考慮すると、ヴィクトワールピサに押さえ程度の評価を与えれば十分と第56回有馬記念の競馬理論の競馬予想では判断している。

また、ペルーサは、折り合いを欠いたジャパンカップ(2011年)を度外視することもできるが、後方でぽつんと一頭で気分良く走ったときにしか能力を発揮しないタイプである上に、実力以上に人気になるので、第56回有馬記念(2011年)においても過大評価は禁物と競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、菊花賞組では、1着のオルフェーヴル(池添)が第56回有馬記念(2011年)に出走する。

オルフェーヴルの菊花賞(2011年)の勝利は、終始外を回って早め先頭の横綱競馬によるものであり、着差以上の強さを見せつけた。

また、オルフェーヴルは、3冠のすべてで力の違いを魅せつけており、3歳世代では敵がいない。

そこで、オルフェーヴルにとっての問題は古馬相手でも通用するか否かだが、ジャパンカップでウインバリアシオンが0秒5差の5着とそれなりに走っていることを考えると、オルフェーヴルが通用する可能性は極めて高い。

よって、第56回有馬記念(2011年)、オルフェーヴルにもブエナビスタと同様に本命級の高い評価を与えるべきと第56回有馬記念の競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、天皇賞・秋組からは、14着のアーネストリー(佐藤哲)が第56回有馬記念(2011年)に出走する。

アーネストリーの天皇賞・秋の14着は、府中2000mでは極端に不利な外枠からの発走であった上に超ハイペースに巻き込まれてしまっており、度外視可能である。

また、アーネストリーは、宝塚記念において、ブエナビスタを破っており、マイペースで先行できればG1でも通用する能力を秘める。

よって、第56回有馬記念(2011年)、先行馬不在で単騎逃げとなりそうなメンバー構成を考慮すると、アーネストリーの逃げ切りには要注意と第56回有馬記念の競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、別路線組では、ヒルノダムール(藤田)、レッドデイヴィス(安藤勝)及びルーラーシップ(メンディ)が第56回有馬記念(2011年)に出走する。

ヒルノダムールは、天皇賞・春勝ちの実績馬だが、天皇賞・春の勝利は、スローペースの好位のインを追走する展開に恵まれたものであり、レース内容としてはエイシンフラッシュより大きく見劣る。

よって、第56回有馬記念において(2011年)は、ヒルノダムールを軽視しても問題ないと競馬理論の競馬予想では判断している。

一方、レッドデイヴィスは、シンザン記念でオルフェーヴルを破っており、単純なメンバー比較では互角以上と見ることもできる。

ただし、シンザン記念時のオルフェーヴルは本格化する前でもあり、その比較を鵜呑みにはできない。また、レッドデイヴィスは、休み明けの鳴尾記念を制したが、2着はショウナンマイティであったことからも分かるように弱いメンバー構成に恵まれたものでもある。

よって、第56回有馬記念(2011年)、レッドデイヴィスに押さえ程度の評価を与えれば十分と競馬理論の競馬予想では判断している。一方、ルーラーシップは、出遅れて外を回らされた宝塚記念を度外視すれば、金鯱賞の圧倒的な強さが甦る。

よって、第56回有馬記念(2011年)、休み明けではあってもルーラーシップを無視すべきでないと競馬理論の競馬予想では判断している。

以上のように、第56回有馬記念の競馬理論の競馬予想は、第56回有馬記念(2011年)に出走する有力各馬の能力を分析した。この分析結果に、枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、第56回有馬記念の最終的な予想を決断する。競馬理論の競馬予想のファンの方は、第56回有馬記念の予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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