アルゼンチン共和国杯(GⅡ)/東京/ハンデ/2500m(左・芝)
今週のメインレースは第53回アルゼンチン共和国杯である。
第53回アルゼンチン共和国杯は、G1の狭間でハンデ戦ということもあり、混戦が予想される。
そこで競馬理論の競馬予想では、第53回アルゼンチン共和国杯に出走する有力各馬の能力をステップレース毎に分析する。
オールカマー組からは、5着のマリアライト、7着のメイショウカドマツ、9着のマイネルフロスト及び10着のサトノノブレスが第53回アルゼンチン共和国杯に出走する。
マリアライトのオールカマーの5着という結果は、休み明けで牡馬相手であったことを考慮すると立派である。
よって、第53回アルゼンチン共和国杯の競馬予想においては、ハンデに恵まれそうな点を考慮すると、マリアライトにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
一方、メイショウカドマツ、マイネルフロスト及びサトノノブレスは、オールカマーの見所のないレース内容を見る限り、第53回アルゼンチン共和国杯の競馬予想において高い評価は不要である。
ただし、サトノノブレスは、58キロのハンデが示すように実績的には上である。
よって、第53回アルゼンチン共和国杯の競馬予想においては、サトノノブレスの巻き返しには多少の注意を払うべきである。
一方、オクトーバーステークス組からは、1着のゴールドアクターが第53回アルゼンチン共和国杯に出走する。
ゴールドアクターのオクトーバーステークスの勝利という結果は、着差以上に余裕があり、力の違いを見せつけた。
よって、第53回アルゼンチン共和国杯の競馬予想においては、菊花賞3着馬ゴールドアクターにかなり高い評価を与えて当然である。
一方、京都大賞典組からは、7着のニューダイナスティ及び8着のレコンダイトが第53回アルゼンチン共和国杯に出走する。
ニューダイナスティ及びレコンダイトは、京都大賞典の見所のない内容を見る限り、第53回アルゼンチン共和国杯の競馬予想においては高い評価は不要である。
なお、レコンダイトは、同じ条件の目黒記念で2着の実績はあるが、
イン有利の馬場で好位のインを追走する展開に恵まれたものであり、過大評価は禁物である。
よって、第53回アルゼンチン共和国杯の競馬予想においては、府中の長距離戦の適性を加味しても、レコンダイトに押さえ程度の評価を与えれば十分である。
一方、日本ダービー組からは、9着のレーヴミストラルが第53回アルゼンチン共和国杯に出走する。
レーヴミストラルの日本ダービーの9着という結果は力負けであった。
しかしながら、第53回アルゼンチン共和国杯の競馬予想においては、一線級不在のメンバー構成を考慮すると、青葉賞馬レーヴミストラルに高い評価を与えて当然である。
一方、オルフェーヴルメモリアルからは、1着のプロモントーリオが第53回アルゼンチン共和国杯に出走する。
プロモントーリオのオルフェーヴルメモリアルの勝利という結果は、1年4ヶ月ぶりの競馬にもかかわらず力の違いを見せつけた。
よって、第53回アルゼンチン共和国杯の競馬予想においては、メンバー強化を考慮しても、プロモントーリオにそれなりの評価を与えるべきである。
一方、丹頂ステークス組からは、1着のヒラボクディープ、5着のプランスペスカ、6着のヴァーゲンザイル及び8着のサイモントルナーレが第53回アルゼンチン共和国杯に出走する。
ヒラボクディープの丹頂ステークスの勝利という結果は、3馬身もの差をつけたが、内で脚をためる展開に恵まれたことは確かである。
よって、第53回アルゼンチン共和国杯の競馬予想においては、ヒラボクディープに押さえ程度の評価をあたえれば十分である。
一方、プランスペスカ、ヴァーゲンザイル及びサイモントルナーレは、丹頂ステークスの見所のない内容を見る限り、第53回アルゼンチン共和国杯の競馬予想において高い評価は不要である。
以上のように、競馬理論の競馬予想では、第53回アルゼンチン共和国杯に出走する有力各馬の能力を分析した。
この分析結果に、展開、調教、枠順及び馬場状態などを加味して、第53回アルゼンチン共和国杯の最終的な予想を決断する。
競馬理論のファンの方は、第53回アルゼンチン共和国杯の予想をお楽しみに。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。