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2012/07/02 2016/08/19

【 AJCC2012予想】 コスモファントムの重賞連覇なるか?

出走日:2012年07月08日(日)
アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)/中山/別定/2200m(右・芝)

今週のメインレースは、第52回アメリカジョッキークラブカップである。

第52回アメリカジョッキークラブカップは、中山金杯を制して充実期を迎えるコスモファントムと有馬記念組との対戦が注目される。

そこで、競馬予想は、第52回アメリカジョッキークラブカップに出走する有力各馬の能力をステップレースごとに分析する。

暮れのグランプリの有馬記念組からは、5着のトーセンジョーダン(内田博)及び8着のネヴァブション(後藤)が第52回アメリカジョッキークラブカップに出走する。

トーセンジョーダンの有馬記念の5着は、自ら逃げを打って目標になりながらも掲示板を確保したものではあるが、先行馬が掲示板を独占した展開で逃げたと考えれば、着順ほど高い評価をすべきでない。

ただし、第52回アメリカジョッキークラブカップは、冬場のG2ということもあって一線級不在の寂しいメンバー構成でもある。

よって、第52回アメリカジョッキークラブカップ、アルゼンチン共和国杯馬で且つ有馬記念5着と実績的に断然のトーセンジョーダンに高い評価を与えるべきである。 一方、去年の覇者のネヴァブションの有馬記念の8着は、中段の馬込みの中で待機したが直線では伸びず、見所のないレース内容であった。

しかしながら、ネヴァブションは、有馬記念において、2番ゲートからの発走にもかかわらず上手くラチ沿いを走れなかったこともあり、0秒5差の着差しかなかったトーセンジョーダンとであれば能力的に大きな差はない。

よって、第52回アメリカジョッキークラブカップ、内枠を引いて好位のインを追走できるようであれば、ネヴァブションがトーセンジョーダンと互角以上の競馬をして、連覇を果たしてもおかしくない と競馬予想では判断している。

一方、中山金杯組からは、1着のコスモファントム(松岡)及び6着のダイワジャンヌ(的場)が第52回アメリカジョッキークラブカップに出走する。

コスモファントムの中山金杯の勝利は、残り200mまで前が開かない不利を克服してのものであり着差以上の強さと見ることもできるが、インの3番手の絶好位を追走する展開に恵まれたとみることもできる。

よって、第52回アメリカジョッキークラブカップ、中山金杯の勝利及びレベルの高い4歳馬というだけで人気になるようであれば、コスモファントムを押さえ程度にとどめるべきである。

ただし、第52回アメリカジョッキークラブカップで内枠を引いて好位のインを走れるようであれば、インが有利な中山競馬場の馬場状態を生かして、コスモファントムが好走する確率が高まる とも競馬予想では判断している。 一方、ダイワジャンヌの中山金杯の6着は、52キロの斤量でスローペースを先行する展開に恵まれただけで、レース内容としての価値は低い

よって、別定戦の第52回アメリカジョッキークラブカップ、ダイワジャンヌを軽視すべきと競馬予想では判断している。一方、中日新聞杯組では、12着のダンスインザモア(丸田)及び18着のミヤビランベリ(吉田隼人)が第52回アメリカジョッキークラブカップに出走する。

ダンスインザモアの中日新聞杯の12着は、開幕週のイン有利の馬場状態及びスローペースの展開で脚を余してのものであり、度外視可能ではあるが、負けすぎの感もある。

よって、第52回アメリカジョッキークラブカップ、前崩れの展開になったときにだけ、ダンスインザモアの追い込みを注意すればよい。 ただし、今のイン有利の馬場状態と先行馬が少ないメンバー構成の第52回アメリカジョッキークラブカップ、ダンスインザモアのような追い込み馬に展開が嵌る可能性は低いとも競馬予想では判断している。

ミヤビランベリの中日新聞杯の18着は、長期休養明けでのものであり、度外視可能である。よって、第52回アメリカジョッキークラブカップ、叩き2走目で復調して単騎で逃げられるようであれば、ミヤビランベリの一変もあり得ると競馬予想では判断している。

一方、別路線組では、サンライズベガ(ベリー)、エーシンジーライン及びマルカボルト(福永祐一)が注目される。サンライズベガは、重賞でも小差の競馬を繰り返しており、ローカルのG2ならば好走してもおかしくない

しかしながら、いずれの重賞の好走もスローペースを好位のインで追走する展開に恵まれたものなので、 第52回アメリカジョッキークラブカップ、
サンライズベガに押さえ程度の評価を与えれば十分と競馬予想では判断している。
一方、エーシンジーラインの寿ステークスの勝利は、今の極端にインが有利な馬場で逃げ切ったものであり、
レース内容としての価値はかなり低い

また、マルカボルトの元町ステークスの勝利は、スローペースを離れた2番手という絶好位で追走してのものであって、
こちらも過大評価は禁物である。

よって、第52回アメリカジョッキークラブカップ、エーシンジーライン及びマルカボルトに高い評価を与えるべきではない と競馬予想では判断している。

以上のように、競馬予想は、第52回アメリカジョッキークラブカップに出走する有力各馬の能力を分析した。 この分析結果に、枠順、展開、調教及び
馬場状態などの様々な要素を加味して、第52回アメリカジョッキークラブカップの最終的な予想を決断する。

競馬予想のファンの方は、第52回アメリカジョッキークラブカップの予想をお楽しみに。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

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