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2020/01/19 2020/01/24

【 AJCC2020予想】 勝つのは実績断然上ブラストワンピースか、中山巧者ミッキスワローか、ルメール騎乗ステイフーリッシュか、または他の注目馬か?

出走日:2020年01月26日(日)
アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)/中山/別定/2200m(右・芝)

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今週は、フルゲート17頭に対して13頭の出走登録馬にとどまったアメリカジョッキークラブカップ(AJCC)(2020年)の予想について解説する。

 

アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)は、この時期にしては好メンバーが揃い、2020年のG1戦線を占う意味でも注目を集める。

 

アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)では、有馬記念馬ブラストワンピース(川田将雅)が人気を集めそうだが、凱旋門賞の惨敗帰りということもあり、波乱の可能性もあり得る。

 

そこで、競馬理論の競馬予想では、アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)の出走予定馬の能力をステップレースごとに分析する。まずは

 

凱旋門賞組

11着のブラストワンピース(川田将雅)が出走登録している。

 

ブラストワンピース

凱旋門賞の11着という結果は、極悪馬場で全く能力を発揮できなかっただけであり、度外視可能である。

 

なお、ブラストワンピースは、有馬記念馬であり、実績的には断然である上に、中山コースも得意な舞台である。

 

よって、アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)の予想では、凱旋門賞の疲れが取れて本調子で出走できるようであれば、ブラストワンピースに本命級の高い評価を与えて当然である。

 

菊花賞組

9着のニシノデイジー(田辺裕信)が出走を予定している。

 

ニシノデイジー

菊花賞の9着という結果は、ルメール騎手騎乗もあって2番人気に推されたが、後方で少し脚を使った程度で見せ場なく終わった。

 

なお、ニシノデイジーは、同じ条件のセントライト記念で5着に敗れているが、イン有利の馬場で外から追い込んでおり、上位と着差ほどの能力差はない。

 

よって、アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)の予想では、少し人気になりすぎるタイプではあるものの、ニシノデイジーにもそれなりの高い評価を与えるべきである。

 

有馬記念組

13着のスティッフェリオ(ルメール)が出走登録している。

 

スティッフェリオ

有馬記念の13着という結果は、メンバーが強すぎたことと前潰れの展開に巻き込まれたものではあるが、完全に力負けであった。

 

なお、スティッフェリオは、レイデオロを含む強敵相手のオールカマーで逃げ切り勝ちをおさめているが、楽に逃げる展開に恵まれたものである。

 

よって、アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)の予想では、楽に先行する展開に恵まれるようであれば、スティッフェリオに高い評価を与えるべきだが、外差しが有利となっている今の馬場を考慮すると押さえ程度の評価を与えれば十分である。

 

福島記念組

3着のミッキースワロー(菊沢一樹)が出走を予定している。

 

ミッキースワロー

福島記念の3着という結果は、前崩れの展開にもかかわらず上位2頭に届かなかったが、58.5キロのトップハンデで伸びを欠いたものであり、負けて強しの内容であった。

 

なお、ミッキースワローは、オールカマーでスティッフェリオに敗れているが、スローペース且つイン有利の馬場を考えると、レース内容としては上である。

 

よって、アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)の予想では、外差し有利の馬場を考慮すると、ミッキースワローにもかなり高い評価を与えるべきである。

 

チャレンジカップ組

5着のゴーフォザサミット(北村宏司)・10着のステイフーリッシュ(ルメール)の合計2頭が出走登録している。

 

ゴーフォザサミット

チャレンジカップの5着という結果は、開幕週の馬場で後方のラチ沿いで脚をためてロスのない競馬をしてのものであり、レース内容としては掲示板確保ほどの価値はない。

 

よって、アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)の予想では、ゴーフォザサミットに高い評価は不要である。

 

ステイフーリッシュ

チャレンジカップの10着という結果は、少しインが有利な馬場で外目を回らされたにせよ、見せ場すらなく残念な内容であった。

 

ただし、ステイフーリッシュは、福島記念でミッキースワローに先着しているように、重賞での上位争いの常連である。

 

よって、アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)の予想では、ルメール騎手騎乗で人気になる点をも考慮しても、展開の助けさえあれば、ステイフーリッシュの巻き返しがあってもおかしくないと判断すべきである。

 

中日新聞杯組

2着のラストドラフト(マーフィー)が出走を予定している。

 

ラストドラフト

中日新聞杯の2着という結果は、ローカルのG3のハンデ戦の弱いメンバー構成に恵まれた感は強いが、メンバー次第では重賞でも通用する能力を示した。

 

よって、アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)の予想では、急激なメンバー強化であることを考慮すると、ラストドラフトに押さえ程度の評価を与えれば十分である。

 

以上、アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)に出走登録している有力各馬の能力を分析した。

 

この分析結果に、展開、調教、枠順、ハンデ、人気及び馬場状態などの様々な要素を加味して、アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)(2020年)の最終的な予想を決断する。

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この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。

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