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『日本ダービー』展望、番付、ソールオリエンスの不安要素とは?~玉嶋亮の競馬予想コラム Vol.48

2023/05/29 更新

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こんばんは!玉嶋です。

 

早速ですが、今週末の『日本ダービー』予想のポイント、番付について、玉嶋の見解をお届けします。

 

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『ダービー』 展望

⇒『皐月賞結果』⇒『ダービー展望』

皐月賞は、後方から大外に進路を取ったソールオリエンスが豪快に差し切った。縦長の隊列かつHペースであったことを考えると、ソールオリエンスはやや外が有利なトラックバイアスと展開の恩恵を受けたと言える…①。一方で、大外を回す距離ロスがあったことも事実である…②。①②が相殺し合い、総合的に評価すると、見た目のビジュアルは派手ではあったが、「着差以上に強い」とまでは言い難く、到達順位と着差をそのまま受け入れるのが妥当。現時点ではバケモノレベルとまでは言い切れない。

 

むしろ、Hペースを早め先頭で粘り込んで2着のタスティエーラは、弥生賞から大きくパフォーマンスを上げたと言え、その内容はダービーに向けて高評価に値する。

 

ダービーは?

 

皐月賞の結果より、皐月賞馬であるソールオリエンスが最有力候補であることは揺るがないが、絶対視までは禁物である。特に、この馬の場合は、皐月賞のレースを前例踏襲をすると仮定すれば(いきなりの脚質転換はリスキーであり、責任問題に発展するのは、競馬も他の仕事と同じ。前例踏襲が無難。上手くいったのに、変える理由がない)、後方からゆったり運び、大外一気の競馬になる可能性が高い。そうなれば、内前有利TB、スローからのトップスピード勝負になった場合には、取りこぼす可能性がある。

 

一方、皐月賞2,3着のタスティエーラ、ファントムシーフは、ソールオリエンスよりも能力的に若干下ではあるが、皐月賞(タスティエーラ)、共同通信杯(ファントムシーフ)でそれぞれ早め先頭の競馬で好走した。ダービーは、内前有利TBやスローからのトップスピード勝負を仕掛けた場合には、ソールオリエンスがモタついている間に押し切る可能性がある。

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ソールオリエンス 不安要素

皐月賞を圧勝したこの馬にとっても、不安要素がある。次の2点。

 

①スタートが良くない

上へ伸び上がるようなスタートで、ゲートを『そろり』と出る。皐月賞は京成杯よりマシだったが、ダービーでいきなりこの特徴が改善されるのは、考えにくい。これは余談だが、ゲートを『そろり』と出る馬の中に、強引にポジションを取りにいく馬はほとんどいない。理由は2点。①無理に押してポジションを取りにいくと、脚を無駄に使う、②無理に押してポジションを取ってからブレーキをかけると、馬の気分を害してしまうリスクを負う(競馬の教科書で解説した『朝令暮改』)。こういうタイプの馬は、ゲートを同時に出ても、擬似的に出遅れたのと同じハンデを負うことが多い。

 

②最後方⇒大外一気

京成杯、皐月賞ともに豪快な差し切り勝ち。ビジュアル的には派手だが、悪く言えば大味。同番付(次項目)のタスティエーラ、ファントムシーフは、それぞれ皐月賞、共同通信杯で早め先頭の器用な競馬を経験している。ソールオリエンスにそれができるか?は、厳しい可能性が極めて高く、期待するのは酷。①で言及した通り、スタートが悪い点と、大外一気の競馬しか経験がない点。やったことのない競馬を、ダービーでいきなりギャンブル的にやって、万が一ミスったら大変なことになる。

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『ダービー』番付(あいうえお順)

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横綱

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大関+

ソールオリエンス

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大関-

タスティエーラ

ファントムシーフ

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関脇以下

ドゥラエレーデ

ベラジオオペラ

メタルスピード 他

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秘密兵器

スキルヴィング

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※世代限定『わんぱく相撲』番付

番付の意味

1ランク差

→枠順、トラックバイアス、展開次第では逆転可能。

 

2ランク差

→枠順、トラックバイアス、展開に恵まれても逆転困難。

 

秘密兵器

→過去のレースから、番付上位と互角に渡り合える可能性を秘めた馬。

 

※番付は、過去のレースにおける最大出力を評価する指標であり、この序列の通り決着することを示すものではない。

※『大関+』『大関-』の間には、ちょっとした展開やTBで着順が入れ替わるくらいの差しかない。

※『大関』『関脇』の間には、上記に示す通り、番付ワンランクの差がある。

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『ダービー』 馬券

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枠順発表前、オッズ発表前ですが、ダービーの馬券について考えてみたいと思います。

 

まず、一番人気当確のソールオリエンスは、冒頭の『ダービー 展望』で書いた通り。強いには強いが、『番付』で示す通り、オークスのリバティアイランドほどの傑出感はない。あくまでも有力候補の1頭であり、内前有利TB等、この馬にとって不利な条件を食らえば、差し損ねるリスクがある。リバティアイランドのオークスは、やや内前有利TBだったが、番付ツーランク差があると、ちょっとやそっとで逆転は難しい。スムーズに運んだこともあり、磐石の圧勝。しかし、ソールオリエンスの場合はそうではない。大外を回す大味な競馬しか経験のない馬に、いきなり馬群に突っ込む競馬を期待するのは酷(そう考えるのが自然)。タスティエーラ、ファントムシーフとは、番付で示した通り、ちょっとした差しかないから、逆転の目は普通にある。

 

次に、スキルヴィング。『秘密兵器』としている通り、この馬は一線級の相手と初対戦であるため、よく分からない。過剰に人気するなら評価を下げるくらいしか、思い付かない。

 

馬券の組み方の例として、言うほど差のない馬や1着妙味のありそうな馬を1着付けにする方法や、万が一1着妙味の少ない馬に差されてしまうことを考慮して、『H-H型』に寄せた馬連チャレンジや単勝チャレンジに舵を切る方法等が考えられる。

 

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【結論】

以上を踏まえて、当日の枠順、馬場状態、オッズを確認して検討します。

 

メルマガ作成者:

玉嶋亮

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この記事を書いた人
玉嶋亮

30代半ば/本業:士業/大学から本格的に競馬を始める。予想屋マスターを知り、理論的な競馬の分析に目覚める。リトル予想屋マスターを目指し、予想法を徹底的にコピーした。時間の制約があるため、芝オープンのみにフィールドを限定している。凱旋門賞の単勝万馬券、AJCCの288万円等の的中実績あり。「単勝多点」「変則フォーメーション」等多彩な馬券術に定評がある。「競馬の教科書」は個人出版ながら異例のベストセラー。「別冊」は予想屋マスターとの共著で再びベストセラー。日本一の競馬作家になるのが夢。Twitter(keiba_tamashima)

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