読売マイラーズカップ(GⅡ)/京都/別定/1600m(右・芝)
マイラーズカップの解説
マイラーズカップですが、頭数は10頭と寂しいということと、ダノンプレミアムが断然人気になりそうということで、ちょっとですね馬券的には魅力の少ないレースになる可能性が高いのかなというふうに思っております。
それでは過去のレースを順番に振り返っていきますが。
安田記念
1つ目が安田記念ですね。
これ去年の安田記念なんですが、勝ったモズアスコットが出走してくると。
この日は実はインコース、2.3.4着が2枠1枠の馬だったように、内を通った馬が上位を独占したというレースです。
モズアスコットはうまくここら辺にいたんですが、ちょっと内に潜り込んでですね、直線追い込んだといったレースです。
なのでそういう意味では、ルメール騎手の好騎乗に恵まれたというふうに見ることができるのかなと思います。
ただやはりマイルのG1を勝ったという意味では、このメンバーに入ったら実績上位という見方がいいのかなというふうに思います。
京都金杯
次ですね、今年の京都金杯ですね。
このメンバーからは勝ったパクスアメリカーナが出走してくると。
パクスアメリカーナは、この日1月の京都特有の極端にインコース有利な馬場を、外目を回って差しきるといった非常に強い、着差以上に強い内容だったということですね。
先行したマイスタイルを捉えたというのも内容はいいし、追い込んできたミエノサクシードはこのあともそこそこ走っていることを考えると、やはり外を回った馬というのは強いという見方でいいのかなと思います。
なので今回ですね、2枠2番を引いたので、好位のインを追走できそうなところも、開幕週の馬場を考えるとチャンスが大きいのかなというふうに思っております。
東京新聞杯
次ですね、東京新聞杯ですね。
このメンバーからは勝ったインディチャンプが出走してくると。
インディチャンプですね、スタートで2馬身くらいですかね、出負けしたんですが、早めに巻き返して中団の内目を追走して差しきるといった内容です。
メンバーもタワーオブロンドンがいたり、まあまあ強いメンバーを出遅れて差しきった。
時計も1分31秒9ということなので、これは価値の高い一戦なのかなと思います。
なので能力的に底を見せていないインディチャンプについても、今回も高い評価を与えて当然かなというふうに思います。
洛陽ステークス
次ですね、洛陽ステークスですね。
このメンバーからは勝ったグァンチャーレが出走してくると。
グァンチャーレはですね、これ超スローペースだったんですね。
それを好位の4番手で、前3頭がちょっと離れた4番手をぽつんと追走して、早めに外に持ち出して押し切るといった内容です。
これはちょっと弱いメンバー、まあ今日のメンバーかなり強いので、このときのオープン特別の弱いメンバーと、スローで先行できる展開に恵まれたので、そういう意味ではですね、今回もかなり展開に恵まれないと好走まで厳しいのかなという感じがしています。
金鯱賞
最後ですね、金鯱賞ですね。
このメンバーからは勝ったダノンプレミアムが出走してくると。
これメンバーめちゃくちゃ強いですね。
リスグラシュー、エアウィンザー、あとそこの下にマイルチャンピオンシップ馬ペルシアンナイト。
あとこのあと大阪杯を勝ったアルアインというところが出走してきて、それを楽にちぎるという内容です。
レース内容としてはインの3番手の絶好位を追走していたので、価値的にはどうかなという感じもするんですが、この豪華メンバー相手に1馬身1/4の差、かつ今回は単騎逃げということを考えると、ちょっと人気でもしょうがないのかなという感じがしています。
展開をお見せしながら解説をすると、このメンバーだとダノンプレミアムが必然的にハナに立ってしまうのかなという感じがしています。
あと行きそうな馬というとグァンチャーレぐらいなので、メンバー強いと見てグァンチャーレが注文をつけて逃げるくらいしか前に行きそうな馬がいないので、かなりスローの、かつ開幕週を考えると前残りの競馬になるのかなというふうに思っております。
ちょっと内から見ていきますが。
ストーミーシー
ちょっと後方から行く馬なので厳しいでしょう。
パクスアメリカーナ
前回強い内容だったので、今回メンバーかなり強くなっているんですが、ここの3番手のインコースをとれれば展開的には恵まれるのかなという感じがしております。
インディチャンプ
これも3連勝の内容が非常に強いので、能力的に底を見せていないと。
ただやはり今回先行馬が少ないメンバーを考えると、もしかすると前回のような出遅れは致命傷になるのかなというふうに思っております。
モズアスコット
ここ2回、マイルチャンピオンシップは不利、前回は海外遠征で度外視可能と。
その前見るとスワンステークスで2着と。
その前安田記念なので、そういうことを考えると能力的には上位という評価でいいのかなと思います。
ただ安田記念の勝利は先ほどお話したように、内に入れたルメール騎手の好騎乗ということはちょっと頭に入れた方がいいかなという感じがしています。
コウエイタケルは厳しいと。
ダノンプレミアム
まあ今回メンバーも王道路線の2000mよりはレベルが低いことと、かつ単騎逃げ濃厚のメンバーを考えると、ちょっと負けられない一戦かなと思います。
トーアライジンは厳しいと。
グァンチャーレも基本的には能力的にはそんなに通用しないんですが、先行力があるのでこれだけ先行馬がいないと楽にいったきりという展開はちょっと押さえといた方が良いのかなという気はします。
ケイアイノーテック
ここ最近をみると一線級相手では通用しないので、NHKマイルカップ馬といえども押さえ程度の評価を与えればいいのかなという感じがします。
10番はちょっと厳しいといった感じですね。
一応このように10頭の能力を分析しております。
基本的にはですね、ダノンプレミアムが楽に先行できそうなので、これ軸で相手も2.3.4と先行できる8番。
このくらいで終わりそうなので、そういう意味ではですね、このレースに関しては馬券を買わずに見てですね、安田記念をうらなう一戦という判断でいいのかなというふうに思っております。
マイラーズカップの解説は以上です。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。