天皇賞(春)(GⅠ)/京都/定量/3200m(右・芝)
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今日は予想屋マスターです。今週はですね、天皇賞春についてお話をしたいと思います。
天皇賞春ですが、頭数が14頭と揃わなかったことと、今の長距離戦線ちょっと避ける傾向があって、一線級はちょっと抜けてですね、フィエールマンが断然人気になりそうなメンバー構成なので、ちょっと馬券的にはどうなのかなという感じがしております。
【2020天皇賞・春】各ステップレースの分析
2019年天皇賞・春
このメンバーからですね、勝ったフィエールマン、あとですね4着のエタリオウ、5着のユーキャンスマイル辺りが出走してくると。
フィエールマンなんですが、中団の外目ですね、追走して早めに押し切ると、いった内容でした。
内容的にはですね、グローリーヴェイズと2頭で6馬身ちぎってるように、ちょっと2頭が力が抜けていたと、といった内容です。
対して人気だったもう1頭人気だったエタリオウなんですが、最後方で追走してちょっと脚を余し気味の4着と。
さすがにこれは後ろすぎるだろ、いうことで、ちょっとデムーロジョッキーが叩かれた1戦になったのかなと思っています。
あとユーキャンスマイルがですね、そのちょっと前の外目を包んでの5着というとこですね。
これは去年の内容を見るとですね、フィエールマンからはちょっと能力差があるのかなといった内容でした。
ただまあ一応、この後ユーキャンスマイルは去年の秋ぐらいから力をつけて、G1でもそこそこ走ってるので、多少の注意が必要かな、というふうに思っております。
この内容を見るとですね、やはり今年のメンバーに入ると、フィエールマンちょっと頭一つ抜けてるのかな、といった内容でした。
2019年京都大賞典
このメンバーからはですね、2着のダンビュライト、3着のシルヴァンジャーが出走してくると。
シルヴァンジャーとダンビュライトなんですが、ちょっと2頭ともまた競馬が違ってですね、ダンビュライトは楽に逃げを打って先行して、2着の粘り込みですね。
この時全く人気のなかったドレッドノータスが勝ってるように、京都の開幕週で、かなりインコースが有利の馬場状態でした。
それをですね、スローで逃げて2着の目ダンビュライトは、あまりレース内容としては価値がないのかなと思っています。
であればですね、この後方から唯一追い込んで来たシルヴァンジャーの3着の方が、若干内容としては上と、みるほうがいいのかなと思っています。
あとエタリオウが評価が難しくて、やはりいつも通り後方から競馬をして届かずの5着といった内容ですね。
ここ最近の走りをみると、ちょっとエタリオウの能力の衰えが見られるのかなって感じがするんですが、もともと菊花賞でこの時勝ったフィエールマンと互角の競馬をしていたので、そういう意味では注意をしたいんですが、近年の内容見ると、ちょっととかなーという感じがしております。
ダイヤモンドステークス
このメンバーからはですね、勝ったミライヘノツバサとメイショウテンゲンが出走してくると。
ミライヘノツバサ16頭立ての16番人気でですね、やはりスタミナ勝負には強くてですね、7歳馬ながら、勝利をおさめたと。
2着がメイショウテンゲンなんですが、ハンデ差とレース内容を考えると、若干メイショウテンゲンが上かなという感じがしております。
メイショウテンゲンがこのあと阪神大賞典で敗れていることを考えると、やはりミライヘノツバサは、今回は不要かなというふうに思っています。
あとはメイショウテンゲンがどの程度、阪神大賞典の内容を見て比較して通用するか、を見ればいいのかなというふうに思っております。
阪神大賞典
このメンバーからはですね、勝ったユーキャンスマイル、2着のトーセンカンビーナ、あとですね、3着のメイショウテンゲン辺りが出走してくると。
2つありまして、まずこのレースポイントはですね、キセキがスタートで大きく出遅れてしまって、断然人気を裏切ってしまったと。
なので、これは取捨問題なんですが、今回楽に先手を取れれば、巻き返しはかなり可能性があるのかなと思ってます。
ただですね、こういうキセキみたいな馬は、スタート出なくなってしまうと更に下手になる傾向が強いので、今回もちょっと、スタート本当に出るかなっていうのがが疑問なところですね。
スタートさえ出れば、好走必至、と思っております。
ユーキャンスマイルはですね、岩田ジョッキーが上手く後方のラチ沿いに入れて、上手く内からさばいて来ての1着と。
2着に0.3差つけているように、この競馬をすれば力があったということですね。
なんで今年ですね、去年の天皇賞の内容を見ると、フィエールマンに勝つのはどうかな、って感じがするんですが、相手候補の1頭としては当然有力かなと思っています。
で2着のトーセンカンビーナなんですが、ユーキャンスマイルを追いかけるように、スーッと内側を突きながら4コーナーまで上がっていって、直線で2着争いを制して2着に上がったと、いうことですね。
なのでちょっとこの内容では、ユーキャンスマイルにはちょっと力差があるのかなという感じがするので、逆転までは難しいだろうと。
でメイショウテンゲンはちょっと外を回ったぶんですね、3着だったんですが、ユーキャンスマイルはどうかなという感じがするんですが、トーセンカンビーナであれば、逆転する可能性は高いのかなと思っています。
あとメロディーレーン辺りもいるんですが、この離れたインコースを突いての5着なので今回は厳しいでしょう。
基本的にはこのレースからは、キセキがスタートさえ出れば巻き返し、あとユーキャンスマイルは前回展開に恵まれたとはいえ、0.3差もつけているので、当然高い評価を与える必要があると。
トーセンカンビーナならば、メイショウテンゲンが逆転する可能性は若干高いのかなと、いう感じがしております。
日経賞
このメンバーからは上位ですね、勝ったミッキースワロー、2着のモズベッロ、3着のスティッフェリオ、3頭が出走してくると。
先にスティッフェリオがですね、ちょっとペースが早かったんですが、スティッフェリ
オが先に動いて行って、3着に粘ったという内容ですね。
それをですねマークする形で勝った買ったのがミッキースワローですね。
対してモズベッロは、そのミッキースワローをマークする形で、追いかけて行ったんですが、直線でミッキースワローに寄られてしまって、2着に敗れてしまったと。
不利がなければですね、もうちょっと差を詰めていた感じがするので、ミッキースワローとモズベッロに関してはですね、互角の評価でいいのかなっていう感じがします。
スティッフェリオはですね、前回の内容を見ると、余程前が残る展開で、スローで展開に恵まれた時だけ、逆転の可能性がある、という見方でいいかなと思っています。
あとエタリオウの評価が難しいですね。
最近ちょっと前に行く競馬覚えさせようとしてるんですが、やはりの伸びを欠いての6着と。
まあいつもの通りを後ろから行ってですね、どこまで追い込むかっていう競馬をした方が、もうちょっと走るとかなっていう感じもしております。
【2020天皇賞・春】展開予想
展開をお見せしながら解説をすると、このレース、キセキが最大の取捨のポイントですね。
スタート出るかどうかそれによって展開もかなり変わりそうです。
キセキが先手さえ取れれば、そこそこ、ハイペースにならないと思うんですが、超スローということはなく、それなりのペースで流れるのかなというふうに思っています。
逆にキセキが出遅れてしまうと、ダンビュライトとスティッフィリオ辺りだとかなりスローの団子状の競馬で、瞬発力勝負になるのか、いうことでかなりキセキがスタート出るかどうかで、競馬の質が変わるのかなと思っております。
1番モズベッロ
1番モズベッロ、中団のインを追走するので、前回の不利を受けたことを考えると、この枠順ならミッキースワローを逆転してもおかしくないのかなっていう感じがします。
2番エタリオウ
ここ最近の内容が悪すぎますね。それをどう見るかなんですが、元々、菊花賞の内容を走れば通用する、去年もですね、天皇賞で人気になっていたように、長距離戦は走るので、まあの体調さえも戻っていれば巻き返しがあってもおかしくないのかなという感じがします。
3番トーセンカンビーナ、先ほど話ししたようにちょっと厳しいでしょう。
4番ダンビュライト、楽に先行してもちょっと力足らないかなという感じがします。
5番ミッキースワロー
追い込み一手なので、差しが届く展開になるかどうかがポイントなんですが、今回のメンバーだと差しが届く展開になりづらいのかなという感じもしています。
6番スティッフィリオ
前に行くので先行勢が残る流れの時にはちょっと注意が必要かなという感じがします。
ちょっと力的には少し足りない感じもするんですが、展開の助けがあってどこまで、いった感じですね。
7番ユーキャンスマイル
堅実に最近追い込んでいるので、G1での好走もですね、後方ポツンと1頭で気分よく走らせてる内容なので、そこまで着順ほどの評価に値しないんですが、ただまあ前回も岩田騎手が必ず内側に入れるので、内でじっくりと脚を溜めて、うまく流れに乗ってどこまで、フィエールマンに迫れるか、っていうことだと思います。
8番キセキ
打倒フィエールマンで、負かす可能性があるとしたらこの馬かなっていう感じがしています。
逃げて、展開で押し切れるか、そこがポイントなんですが何度もいいますがここ最近のスタートを見るとまた出遅れてしまう可能性もちょっと高いのかな、という感じがしています。
9番10番は厳しいですね。
11番メイショウテンゲン
これもですね、外差しの展開の時にどこまでという感じがするんですが、ユーキャンスマイル逆転まではまだちょっとどうかな、という感じもしています。
12番シルヴァンジャー
去年の京都大賞典の内容を見ると通用するんですが、この久々でいきなり天皇賞ちょっとどうかな、力は通用するけど臨戦過程が、っていう感じですね。
13番ハッピーグリーンはちょっと厳しいと。
14番フィエールマン
この大外枠をどう見るかなんですが、実は先週の京都、開幕週ながらもかなり外の差しが届いていました。
そういう馬場を見るとですね、一概にこの枠順もですね、不利ではないのかなって感じもしています。
例年ですね、かなり京都芝インコースが有利になって、天皇賞週はインコースが有利なことが多いんですが、先週開幕週からあれだけ外差しが届いていたことを考えると、この枠順のあっても、フルゲート18頭になってないですし、14頭でこの枠順かつ外差しもまあまあ届く馬場ってことを考えると、やはりフィエールマンはですね負けられない一戦になるかと。
ちょっとキセキが逃げを打った時に届かないっということは、ちょっとシーンとして想像できるんですが、どうもそれ以外に負ける感じがしないので、軸としたらフィエールマンで買えばいいのかなという感じがしております。
14頭このように分析しております。
フィエールマンがどう見ても来そうなことと、他がですね、一級戦が不在で寂しいメンバー構成なので、馬券的にはちょっと見送りが打倒かと思います。
<pキセキがスタートを出て楽に逃げればちょっと逆転のチャンスはあるんですが、それ以外はちょっと厳しそうなので、相手もですね、基本的には人気サイドが有力なので、馬券的にはあんまり魅力がないので、是非ですね、他のレースで高配当のものを買っていただき、どうしても馬券買いたいって方は、フィエールマンから、キセキでもいいんですが、ちょっと相手を絞って、ちょっと買って見てるレースにしていただければいいいなと思っております。
天皇賞春の解説は以上です。
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以上、無料会員向けの解説動画でした。
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予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。