スプリンターズステークス(G1)/中山競馬場/ 芝1200m/右/条件:サラブレッド系3歳以上/賞金:9800万円

スプリンターズステークス(2015年)は、1番人気のストレイトガール(戸崎圭太)が勝利を収めたものの、2~3着に人気薄が飛び込み、波乱の決着となった。
競馬理論の競馬予想では見事3連単10万馬券を的中することが出来た。
競馬理論の競馬予想では、スプリント戦線では崩れない上に終始外を回らされたセントウルステークスの強い内容から、ストレイトガールを本命に予想した。
レースでは、ストレイトガールはスタートでリッチタペストリーにぶつけられたこともあり、中団よりやや後方の位置取りとなった。
しかしながら、ストレイトガールは直線に向くと狭い馬群を割って伸び、スプリンターズステークス(2015年)を制覇した。
ストレイトガールのスプリンターズステークス(2015年)の勝利という結果は、スプリントG1にしては遅い流れを差し切る着差以上に強い内容であった。
よって引退レースとなる香港でも、スプリント戦では崩れないストレイトガールが好走する可能性は高いと判断すべきである。
一方、スプリンターズステークス(2015年)では、11番人気のサクラゴスペル(横山典弘)が2着に入り波乱を演出した。
競馬理論の競馬予想では、ヴァンセンヌ及びハクサンムーンを破っての春の重賞2勝の強い内容にもかかわらず、安田記念の惨敗で人気の盲点となっていたサクラゴスペルに、当然ながら高い評価を与えていた。
レースでは、サクラゴスペルは好位の馬群の中を追走し、直線に向くとジリジリと伸びて混戦の2着争いを制した。
サクラゴスペルのスプリンターズステークス(2015年)の2着という結果は、スムーズな展開に恵まれたものではあるが、春の実績を考えるとこれくらい走って当然である。
よって、今後の短距離戦線においても、実績の割にいつも人気にならないサクラゴスペルにそれなりの高い評価を与えるべきである。
スプリンターズステークス(2015年)では、9番人気のウキヨノカゼ(四位洋文)が3着に追い込んだ。
競馬理論の競馬予想では、スプリント戦では底を見せていない上に、着差以上に強いキーンランドカップの内容から、ウキヨノカゼにも高い評価を与えていた。
レースでは、ウキヨノカゼはいつも通りスタートが悪く後方を進んだ。
そしてウキヨノカゼは、直線で大外に持ち出されると上がり32秒8の脚を使い、3着に追い込んだ。
ウキヨノカゼのスプリンターズステークス(2015年)の3着という結果は、スローペースを大外から追い込んでおり、レース内容としては一番であった。
よって今後の短距離戦線においては、先行馬が揃った場合や外の差しが届く馬場の場合には、ウキヨノカゼにスプリンターズステークス3着馬以上の評価を与えるべきである。
以上のように、スプリンターズステークス(2015年)は、ストレイトガールが国内最終戦で悲願のスプリントG1制覇を飾った。
なお、今後のスプリント戦線の主役は、追い込みが不利のない馬場という条件付きにはなるがウキヨノカゼになりそうである。
競馬理論のファンの方は、ウキヨノカゼの今後の走りに大いに期待して頂きたい。

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。
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