ラジオNIKKEI賞(GⅢ)/福島/ハンデ/1800m(右・芝)
ラジオNIKKEI賞の過去データに関する質問にマスターが答えます!
目次
福島芝1,800mの特徴から見るラジオNIKKEI賞2020
福島芝1,800mの特徴。について教えてください。
小回りのコースなので基本的には先行馬が有利です。ただし、先行争いが激しくなることもあるので、差しが届くこともあります。あとは馬場状態の影響を大きく受けるので、開催後半になると外差し有利となりますが、開幕週であることを考慮すると、内枠と先行馬に注意するべきでしょう。
過去10年の斤量別成績からみるラジオNIKKEI賞2020
過去10年の斤量別成績です。ラジオNIKKEI賞はハンデ戦ですが、52キロ以下は馬券に絡んでいません。実績がないということで、軽視した方がいいのでしょうか?
斤量 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
49kg | 0-0-0-1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
50kg | 0-0-0-3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
51kg | 0-0-0-10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
52kg | 0-0-0-7 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
53kg | 0-2-5-34 | 0.0% | 4.9% | 17.1% |
54kg | 6-2-2-35 | 13.3% | 17.8% | 22.2% |
55kg | 2-5-2-10 | 10.5% | 36.8% | 47.4% |
56kg | 1-1-1-15 | 5.6% | 11.1% | 16.7% |
56.5kg | 1-0-0-0 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
57kg | 0-0-0-5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
52キロ以下の馬は出走回数も少ないので、これだけで絶対に来ないという判断はできません。ただし、重賞なので、軽ハンデの実績のない馬が好走する可能性が低いのも確かです。
56キロ以上の斤量の成績からみるNIKKEI賞2020
上の表を見ると56キロ以上も成績が悪いです。『実績がある馬はハンデだけ付けられて不利』とみることも出来ると思うのですが、今回のトップハンデのキメラヴェリテも危険でしょうか?
この時期に実績がある馬は、クラシックを使ってきているのでピークを過ぎている可能性はあります。ただし、それだけが理由ではなく、単純に福島の開催前半に行われるレースなので、内枠と先行馬が有利になりやすく、馬場状態によって、実績馬が能力を発揮できなかったことが多かったものと思われます。
過去10年の前走のクラス別成績からみるラジオNIKKEI賞2020
以下過去10年の前走のクラス別成績です。今年はオープン特別組がいませんが、1.2勝クラスもG1~G 3成績でもあまり差がないように思います。前走クラスは気にしなくてもいいでしょうか?
前走クラス | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1勝クラス | 3-3-3-43 | 5.8% | 11.5% | 17.3% |
2勝クラス | 1-0-2-14 | 5.9% | 5.9% | 17.6% |
オープン特別 | 3-4-2-21 | 10.0% | 23.3% | 30.0% |
G3 | 0-0-0-5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
G2 | 3-0-0-14 | 17.6% | 17.6% | 17.6% |
G1 | 0-3-3-19 | 0.0% | 12.0% | 24.0% |
気にしなくていいと思います。デビューが遅れてクラシックに間に合わなかった実力馬がこの時期だとたくさんいるからです。
以下脚質別成績(過去20年)からみるラジオNIKKEI賞2020
脚質別成績(過去20年)です。ここ近年は追い込み馬が3着に来ています。小回りコースなので、「基本逃げ・先行馬が有利で差し・追い込み馬は勝ち切れない」とみて いいでしょうか?
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
逃げ | 0-3-4-18 | 0.0% | 12.0% | 28.0% | 0.0% | 136.8% |
先行 | 9-8-6-59 | 11.0% | 20.7% | 28.0% | 82.2% | 139.8% |
差し | 7-6-4-84 | 6.9% | 12.9% | 16.8% | 40.5% | 81.3% |
追込 | 4-3-6-80 | 4.3% | 7.5% | 14.0% | 69.6% | 58.8% |
小回りコースの開催前半に行われるので、基本的には先行馬が有利になることが多いからだと思います。
田辺裕信騎手の福島の成績からみるラジオNIKKEI賞2020
昨年は田辺裕信騎手が騎乗したブライキングドーンが勝ちました。田辺騎手は昨年の福島競馬場の成績が【14.11.4.30】で勝率23.7%、複勝率49.2%と、かなり良いのですが、騎手と競馬場の相性というのはあるのでしょうか?
騎手によって癖や得意な乗り方があるので相性はあります。
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。