2019/04/14
2019/03/26
出走日:2019年04月21日(日)
エリザベス女王杯(GⅠ)/京都/定量/2200m(右・芝)
エリザベス女王杯(GⅠ)/京都/定量/2200m(右・芝)
エリザベス女王杯の解説
こんにちは予想屋マスターです。
今週はですね、第43回エリザベス女王杯についてお話しをしたいと思います。
エリザベス女王杯ですが、18頭と頭数も揃ったことと、モズカッチャンが府中牝馬ステークスを使えなかったこともあって、混声模様なのかなという風に思っております。
それではですね、過去のレースを順番に振り返っていきますが、
札幌記念
一つ目が札幌記念ですね。
このメンバーからはですね、3着のモズカッチャンが出走してくる、と。
レースの内容としてはですね、った馬のサングレーザーが天皇賞で2着ですし、マカヒキもサウンズオブアースもG1馬ですので、その意味では、レースのレベルとしては高い一戦だった、と。
ただ、見方としてはもうひとつありまして、このレース、サングレーザーが中団だったんですが、2・3・4着と、後方にいた馬が位を独占しているということからも、かなりハイペースの前潰れの展開だった、と。
それをですね、モズカッチャンは最後方を追走して追い込んだんですね。
最後方から追い込んでの3着なんですが、直線ちょっと前がふさがったかなという感じもあるんですが、やはりですね、この、追い込みが上位を独占した展開に恵まれたと見る方が正しいのかなと思っています。
理由としては、その前にいたサウンズオブアースが4着なんですが、この後ですね、京都大賞典で惨敗していることを考えると、やはりちょっと追い込みはですね、この3着だけで過信するのはどうなのかな、という感じがしております。
丹頂ステークス
次、丹頂ステークスですね。
このメンバーからは、2着のコルコバード、3着のハッピーユニバンスが出走してくる、と。
このレース、札幌が外が飛び出す馬場でした。
それで追い込み競馬になったんですが、ただですね、勝ったリッジマンには届かなかったものの、3着以下を4馬身ちぎっている。
この時ですね、コルコバードは新馬ながら53キロでリッジマンは52キロだったことを考えると、外の差しが届く展開になれば、エリザベス女王杯でも通用してもおかしくないのかな、という感じがしております。
あとハッピーユニバンスは、ちょっと差がつきすぎてるので、やはりコルコバードが先着すると見るのが妥当かな、と思います。
紫苑ステークス
次ですね、紫苑ステークスですね。このメンバーからは、ノームコアが出走をしてくる、と。
これですね、前残りの、逃げたランドネが3着に残る展開を、ノームコアが外目の後位を追走して抜け出すと言った競馬ですね。
着差が三馬身ということで、力の違いを見せつけたという見方ができるんですが、ただですね、この紫苑ステークスのメンバーは、秋華賞組とかですね、その前のステップレースのローズステークス組に比べると、若干レベルが低い一戦だったので、そこらあたりを夏場の成長をしてきたノームコアを強いと見るか、それともレースのレベルが低くなったからノームコアが圧勝できたよと見るか、そこらへんが評価が分かれる所かなと思います。
京都大賞典
次、京都大賞典ですね。
メンバーからはですね、2着のレッドジェノヴァと、あと8着のスマートレイアーが出走してくる、と。
これはですね、ウインテンダネスが大逃げを打った流れを、スマートレイアーが向正面で早めに動いていって二番手に上がっていったんですが、ゴール前で歩いてしまって8着、と。
対して、レッドジェノヴァですね。
内で脚をためて、ちょっと位置取りが道中下がったものの、内で足を溜めた分、直線で盛り返してきての2着、ということですね。
そして勝った馬がサトノダイヤモンド。
あと、4着シュヴァルグランがジャパンカップ馬ということを考えると、この2着、内で脚を溜めたにせよ、評価をする必要があるのかなとと思います。
あと、スマートレイアーもですね、うまく競馬すれば、もうちょっと発してももおかしくないのかな、という評価です。
府中牝馬ステークス
次は府中牝馬ステークスですね。
このメンバーからはですね、2着のリスグラシュー、3着フロンテアクイーンあたりを中心に見て行こうと思います。
これですね、ディアドラが差し切ったレースなんですが、いつもですね、この2着のリスグラシューは強くてですね、後方にいて直線外から追い込んで、更に外から追い込まれて、後ろから来たディアドラに差されはしたものの、後続をですね、3着以下を二分の一馬身離しての2着ということなので、これはやはり、いつも通り堅実に堅持に追い込むと見ていいのかなと思います。
フロンテアクイーンは、切れた馬群の後位にいての3着なので、正直ちょっとですね、やはり着差以上に力の差を見せつけられたというところなんですが、まあフロンテアクイーン、いつも競馬が上手な馬なので、内側が有利になれば、もう少し差を詰めてもおかしくないのかな、という評価です。
あとですね、離れた二番手を追走していたのが、5着のクロコスミア、と。
これ、今回単騎で逃げて去年の再来・再現ができるかというところなんですが、まあ、見ると離れて二番手でちょっとレース内容としては弱いので、よほど前残りの展開、またはですね、インが止まらない馬場になる必要があるのかな、という風に思っております。
秋華賞
最後、秋華賞ですね。
このメンバーからはですね、3着のカンタービレが出走してくる、と。
カンタービレはですね、いつもどちらかと言うと後位から競馬する馬なんですが、意識的に後方から競馬をして3着まで追い込んだ、と。
ま、差す競馬を覚えさせたのはいいのかな、と思います。
なので、今回ちょっと先行するのか、または同じような競馬をするのか、評価は難しいところですが、このアーモンドアイはちょっと別格で、逃げたミッキーチャームに一馬身まで迫る3着だけ走ればですね、古馬相手でも通用してもおかしくないのかな、という評価でいいと思います。
展開をお見せしながら解説をしますと、まずですね、基本的にクロコスミアが逃げるのか、この4番のプリメラアスールがどこまで突っ張るのかによって、ペースがかなり変わってくるのかなという感じがしています。
ちょっと内から見ていきますが、
ハッピーユニバンス
まあ、前回負けすぎなので厳しいでしょう。
フロンテアクイーン
好位のインを走れそうなので、インが有利な馬場になれば、多少注意が必要かな、と思います。
3番、4番はちょっと厳しい。
レッドジェノヴァ
これ京都大賞典ですね、やはり強かったのと、ま、この枠順なら同じような競馬で内で足を溜めそうなので、今回も当然注意が必要、という風に思います。
アドマイヤリード
G1馬ですが、もう最近はちょっと負けすぎですね。厳しいでしょう。
モズカッチャン
去年の勝ち馬、かつ、札幌記念3着。
先程の話、札幌記念は前潰れの展開に恵まれた、と。
で、去年のエリザベス女王杯は、はかなりインコースが有利の馬場状態で、好位のイン、ということを考えると、ちょっと人気になったら絶対視までは禁物かな、という感じがしています。
あとは内埒沿いに寄れるかどうかですね。
去年と同じように好位のインに潜り込めれば、チャンスは広がるんですが、ちょっと真ん中に入ってしまった場合は、やはり人気でも取りこぼす可能性はあるのかな、と思っています。
カンタービレ
前回強いので、そういう意味では3歳馬のレベル次第ですね。
まあ、問題がちょっと別格なんですが、それ以外の馬がですね、どの程度、古馬相手でも通用するか。
そこを見てですね、この馬を評価した方がいいのかな、と思いますね。
クロコスミア
逃げると思うので、逃げてどこまで粘れるかっていうところがポイントになってくるのかな、と思います。
去年の走りだけすれば、チャンスがあってもおかしくないかな、という感じもしています。
10番のヴァフラームはちょっと厳しい。
スマートレイアー
ずっとですね、牡馬の一線級と対戦しているので、牝馬同士に入れば、もう少し走ってもおかしくないのかなという感じがします。
リスグラシュー
これはですね、いつも堅実に追い込むので、やはり外の差しが不利のない馬場であればですね、好走必至と。
逆に前が止まらず、内側が有利になると、人気でもちょっと暴走する可能性はあるのかな、という感じがしています。
ノームコア
これが評価が難しいところなんですが、前回強かったので、やはりですね、それなりに注意が必要かなと思います。
14、15は厳しい、と。
コルコバード
追い込みが届く展開になるかどうかということがポイントかな、と思います。
17番ミスパンテールは厳しい、ということですね。
一応ですね、このように17頭、分析しております。
あとはですね、今お話したように、前残りの展開、それとも、内側が有利になるかどうかだったら、内側有利になると、この先行勢と内側勢、あと差しが届くようになれば、リスグラシューあたりの差し勢が有利になる、と。
そこらあたりを踏まえて予想したいので、土曜日の競馬見て最終判断をしたいなという風に思っております。
エリザベス女王杯の無料解説は…
この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生
予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。