新潟記念(G3)/新潟競馬場/芝外2000m/左/条件: サラブレッド系3歳以上/賞金:4000万円

岩田 康誠騎手、新潟記念制覇おめでとうございます!
今年の重賞は2、3着が多かった岩田騎手でしたが、内から抜けて勝利!マスターは最初からレイエンダを不安視していました。マスター軸は来ず残念でしたが、、、マスターの振り返りをご覧ください!
距離短縮も問題なし!ユーキャンスマイルが差し切って勝利
新潟記念(2019年)は、1番人気に推されたレイエンダ(ルメール)が10着に敗れ、中波乱の決着となった。
1着:ユーキャンスマイル
その新潟記念(2019年)を制したのは、単勝6.3倍の2番人気に推されたユーキャンスマイルであった。
競馬理論の競馬予想では、菊花賞3着などこのメンバーに入れば実績断然なユーキャンスマイルにかなり高い評価を与えていたが、急激な距離短縮でペースに戸惑うことを考慮し、本命にはできなかった。
レースでは、ユーキャンスマイルは、中団よりやや後方の内目で脚をためた。
そして、ユーキャンスマイルは、4コーナー手前からも内から上位に進出し、岩田騎手に追い出されると上がり33秒6の脚を使って差し切り、新潟記念(2019年)を制覇した。
ユーキャンスマイルの新潟記念(2019年)の勝利という結果は、他馬が外に持ち出したことにより空いたインを突く展開に恵まれたことも確かだが、ローカルのG3では能力が上であることを改めて示した。
よって、今後の重賞戦線の予想では、ユーキャンスマイルに、一線級相手で通用するには展開などの助けが必要だが、メンバー次第では常に高い評価を与えるべきである。
2着:ジナンボー
一方、新潟記念(2019年)では6番人気のジナンボー(ミルコ・デムーロ)が2着に入った。
ジナンボーは、好位の馬群の中で脚をため、直線でも内から抜け出したユーキャンスマイルとの叩き合いに持ち込んだが、首差だけ届かず、2着止まりであった。
ジナンボーの新潟記念(2019年)の2着という結果は、54キロの軽ハンデに恵まれたこともあるが、3着以下を2馬身離したことは立派である。
よって、今後の重賞戦線の競馬予想では、新潟記念(2019年)で重賞にもメドをつけたジナンボーにもそれなりの高い評価を与えるべきである。
3着:カデナ
一方、新潟記念(2019年)では、8番人気のカデナ(武藤)が3着に追い込んだ。
カデナは、いつもどおり最後方からレースを進めた。
そして、カデナは、直線でも外に持ち出されるといい脚を長く使ったが、混戦の3着争いを制するのが精一杯であった。
カデナの新潟記念(2019年)の3着という結果は、かなり外を回らされたことを考慮すると、上位2頭と着差ほどの能力差はない。
よって、今後の重賞戦線の競馬予想においては、復調してからは堅実に脚を使うカデナにも、追い込みが有利な展開や馬場状態にあるようであれば常に高い評価を与えるべきである。
以上のように、新潟記念(2019年)では、ユーキャンスマイルが格の違いを見せつけた。
競馬理論のファンの方は、ユーキャンスマイルの今後の走りにも大いに期待して頂きたい。

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。
関連記事


