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回顧録
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NHKマイルカップ -G1- 東京競馬場/芝1600m 左 条件:サラ系3歳 賞金:9200万 |
第14回NHKマイルカップは、
3連単で238万馬券という
大波乱の結果となった。
その大波乱の
第14回NHKマイルカップを制したのは、
10番人気のジョーカプチーノ(藤岡康)である。
競馬理論は、
インの3番手という恵まれた位置でも
3着に敗れてしまった
ニュージーランドトロフィーの内容から、
ジョーカプチーノを無印評価としてしまった。
レースでは、ジョーカプチーノは、
逃げるゲットフルマークス(田中勝)から
大きく離れた2番手を追走した。
そして、ジョーカプチーノは、
3番手以降を大きく引き離して直線に入り、
直線半ばでゲットフルマークスを交わすと
堂々とそのまま押し切って、
第14回NHKマイルカップを制覇した。
ジョーカプチーノの第14回NHKマイルカップの勝利は、3番手のレッドスパーダが33秒台の脚を使っても届かない先行馬有利の展開に恵まれたものであり、過大評価は禁物である。
よって、日本ダービーにはおいては、
NHKマイルカップ馬ということで
それなりに人気となるジョーカプチーノに
高い評価を与えるべきではない
と競馬理論では判断している。
一方、
第14回NHKマイルカップの2着には、
レッドスパーダ(横山典)が入った。
レッドスパーダは、
ジョーカプチーノから大きく離された
3番手をグランプリエンゼルと並んで
レースを進めた。
そして、レッドスパーダは、
直線で猛然とジョーカプチーノを追い上げたが、
後続の追い上げを気にして
仕掛けが遅れてしまったこともあり、
2着が精一杯であった。
レッドスパーダの第14回NHKマイルカップの2着は、先行馬有利の流れを3番手で追走する展開に恵まれたものだが、安定した先行力には常に注意が必要である。
よって、今後の重賞戦線、
競馬が上手なレッドスパーダに
押さえ程度の評価は与えるべき
と競馬理論では判断している。
一方、
第14回NHKマイルカップの3着には、
13番人気のグランプリエンゼルが入り、
3連単の高配当の片棒を担いだ。
グランプリエンゼルは、
ジョーカプチーノから離れた
3番手のインを進み、
直線でも最内で3着に粘り込んだ。
グランプリエンゼルの第14回NHKマイルカップの3着は、上位を先行馬で独占する前残りの流れを、スローペースの単騎逃げ同じ離れた3番手を追走する展開に恵まれてのものであり、過大評価は禁物である。
よって、今後の重賞戦線、
展開に恵まれたにもかかわらず
レッドスパーダに2馬身も離された
グランプリエンゼルに
高い評価を与えるべきではない
と競馬理論では判断している。
一方、4番人気の
フィフスペトル(安藤勝)は5着に、
2番人気のアイアンルック(小牧太)は8着に、
1番人気のブレイクランアウト(武豊)は9着に、
3番人気のサンカルロは降着で18着と
人気馬総崩れになった。
これらの人気馬は、上がり32秒台の脚を使っても届かない位置で競馬を進めており、消極的な騎乗が敗因である。
よって、
これらの人気馬に騎乗した騎手たちは、
もう少し積極的な騎乗を心掛けるべき
と競馬理論では判断している。
以上のように、
第14回NHKマイルカップは、
先行馬有利な展開により、
人気馬総崩れの大波乱の結果となった。
よって、今後のレース、
第14回NHKマイルカップで
展開に恵まれて好走した
上位入線馬を過大評価すべきでない
と競馬理論では判断している。

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