根岸ステークス(G3)/東京競馬場/ダート1400m/左/条件:サラブレッド系4歳以上/賞金:3500万円

会員様からいただいた根岸ステークス予想に関する質問にマスターが答えます!
過去データからみる根岸ステークス予想は?
東京ダ1400と根岸ステークスの脚質傾向
(表1)東京ダ1400Mの脚質データ(過去3年)
脚質 |
着回数 |
勝率 |
連対率 |
複勝率 |
単勝回収率 |
複勝回収率 |
逃げ |
56-56-29-237/378 |
14.8% |
29.6% |
37.3% |
170.2% |
146.7% |
先行 |
162-147-143-944/1396 |
11.6% |
22.1% |
32.4% |
102.8% |
113.4% |
差し |
116-114-141-1808/2179 |
5.3% |
10.6% |
17.0% |
43.4% |
59.0% |
追込 |
46-62-65-1797/1970 |
2.3% |
5.5% |
8.8% |
31.1% |
43.0% |
(表2)根岸ステークスの脚質別成績(過去20年)
脚質 |
着別度数 |
勝率 |
連対率 |
複勝率 |
単勝回収率 |
複勝回収率 |
逃げ |
1-2-0-17 |
5.0% |
15.0% |
15.0% |
9.0% |
35.0% |
先行 |
4-6-7-63 |
5.0% |
12.5% |
21.3% |
31.6% |
78.3% |
差し |
8-6-5-94 |
7.1% |
12.4% |
16.8% |
134.2% |
68.5% |
追込 |
7-6-8-76 |
7.2% |
13.4% |
21.6% |
62.5% |
68.5% |
ただし、未勝利など下級条件は、この条件に限らず、先行脚質が有利なので、重賞よりも先行馬が好成績になることが多いのも事実です。
なお、今年の根岸ステークスについてですが、出走予定馬を見る限り先行勢が揃っているので、それなりにペース速くなると思います。
東京ダ1400の騎手別成績
騎手 |
着回数 |
勝率 |
連対率 |
複勝率 |
単回 |
複回 |
C.ルメール |
32-15-22-46/115 |
27.8 |
40.9 |
60 |
94.5 |
93.6 |
田辺裕信 |
29-24-12-137/202 |
14.4 |
26.2 |
32.2 |
106 |
75.6 |
横山典弘 |
15-11-14-110/150 |
10.0 |
17.3 |
26.7 |
63.1 |
60.7 |
北村宏司 |
11-12-7-133/163 |
6.7 |
14.1 |
18.4 |
36.4 |
58.7 |
石橋脩 |
12-9-7-93/121 |
9.9 |
17.4 |
23.1 |
139.5 |
75.5 |
福永祐一 |
9-12-10-34/65 |
13.8 |
32.3 |
47.7 |
68.8 |
101 |
M.デムーロ |
10-8-9-31/58 |
17.2 |
31.0 |
46.6 |
103.8 |
87.6 |
なお、回収率は、たまたま人気薄を1~2頭好走させると、飛び跳ねてしまう上に、このくらいのサンプル数では統計的にも有意とはいえないので、ダノンフェイス(田辺騎手)、スマートアヴァロン(石橋脩騎手)をこれだけで過大評価することは危険かと思います。
前走の距離からみる成績
(表3)前走の距離別成績(過去10年)
前走の距離 |
成績 |
勝率 |
連対率 |
3着内率 |
1400m未満 |
2-2-1-53 |
3.4% |
6.9% |
8.6% |
1400m以上 |
8-8-9-74 |
8.1% |
16.2% |
25.3% |
(表4)前走の距離が「1400メートル未満」だった馬で3着以内に入った馬の前走の着順別成績(過去10年)
前走の着順 |
成績 |
勝率 |
連対率 |
3着内率 |
1着 |
2-2-0-7 |
18.2% |
36.4% |
36.4% |
2着 |
0-0-1-46 |
0% |
0% |
2.1% |
そもそも、過去の着順が1着の馬が好走する確率が高いのは当たり前でもあるので。
出走馬からみる根岸ステークス予想は?
最近のコパノキッキングを見ると、スタートを出る可能性が高いので、好位から競馬をするのではないかと思っています。
また、初ダートに限らず、砂をかぶると嫌がる馬は結構います。
モズアスコットについては芝で内枠でも好走していたので、砂を被って極端に嫌がる可能性は低いと思います。
また、みやこステークス馬ヴェンジェンスに先着していることは価値があるので、今回の根岸ステークスのメンバーでも好走する可能性は高いと思います。
更に上がり目がるかどうかと言うとそうとも思いませんが、近2走を見る限り、ダノンフェイスが好走する可能性は低くないと思われます。

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。
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