TOP > レース予想 > 菊花賞 > 菊花賞2018の回顧|フィエールマンがキャリア4戦目での制覇
2018/10/25

【 菊花賞2018予想】 菊花賞2018の回顧|フィエールマンがキャリア4戦目での制覇

出走日:2018年10月28日(日)
菊花賞(GⅠ)/東京/馬齢/3000m(右・芝)

菊花賞(2018年)は、ダービー馬ワグネリアン不在ということもあり、人気が割れる混戦模様であった。
その菊花賞(2018年)を制したのは、7番人気のフィエールマン(ルメール)であった。
競馬理論の競馬予想では、開幕週のイン有利の馬場で外から追い込んでメイショウテッコン(後の神戸新聞杯で3着馬)に迫った負けて強しのラジオNIKKEI賞の内容から、フィエールマンにもかなり高い評価を与えていた。

 

フィエールマン

レースでは、フィエールマンは、好位の馬群の中で折り合いをつけた。
そして、フィエールマンは、直線で前が開くと、先に抜け出したエタリオウとの叩き合いを制して、菊花賞(2018年)を勝利した。
フィエールマンの菊花賞(2018年)の勝利という結果は、キャリア4戦目ながらも、スローペースの展開を差し切ったことは立派である。
よって、今後の古馬相手のG1戦線の競馬予想でも、まだまだ上がり目がありそうなフィエールマンに高い評価を与えて当然である。

 

エタリオウ

一方、菊花賞(2018年)で2番人気に推されたエタリオウ(ミルコ・デムーロ)は2着止まりであった。
競馬理論の競馬予想では、前残りの展開ながらも追い込んだ日本ダービー及び神戸新聞杯の着順以上に強い内容から、エタリオウにもかなり高い評価を与えていた。
レースでは、エタリオウは、後方からの競馬となったが、かなりのスローペースとなったため、デムーロ騎手は一周目の直線で中団まで押し上げた。
そして、エタリオウは、直線の入り口で早めに先頭にたって押し切りを狙ったが、ゴール寸前でフィエールマンに差されてしまい2着止まりであった。
エタリオウの菊花賞(2018年)の2着という結果は、終始外を回って早め先頭で押し切る横綱競馬によるものであり、負けて強しの内容であった。
よって、今後のG1戦線の予想では、展開や条件次第ではあるものの、エタリオウがフィエールマンを逆転する可能性が高いと判断すべきである。

 

ユーキャンスマイル

一方、菊花賞(2018年)では10番人気のユーキャンスマイル(武豊)が3着に入った。
ユーキャンスマイルは、フィエールマンの直後の内目で脚をためた。
そして、ユーキャンスマイルは、直線で前が開くと、フィエールマンにこそ切れ負けしたが、いい脚を使って、3着を確保した。
ユーキャンスマイルの菊花賞(2018年)の3着という結果は、上位2頭にこそ力負けであったが、中長距離では一線級相手でも通用するスタミナを見せた。
よって、今後の重賞戦線の競馬予想においては、ユーキャンスマイルにもそれなりの高い評価を与えるべきである。

 

以上のように、菊花賞(2018年)は、フィエールマンの勝利で幕を閉じた。
ただし、レース内容としては、エタリオウも互角であった。
競馬理論のファンの方は、3歳世代のレベル次第ではあるものの、フィエールマン及びエタリオウの今後の走りにも大いに期待して頂きたい。

\なぜプロプランに人数制限しているのか?/
抽選申込みはコチラ
次回当選: 4/27 (土)AM11:00
この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。

関連記事

ソールオリエンスがダービーの雪辱を果たせるか? 今週は、フルゲート18頭に対して17頭の出走登録馬があった牡馬クラシック最終関門菊花賞(2023年)の予想について解説する。   菊花賞は、抜けて強い 続きはこちら
アスクビクターモアが悲願のG1制覇なるか?
アスクビクターモアが悲願のG1制覇なるか? 目次 有力馬の能力分析セントライト記念組神戸新聞杯組新潟記念組藻岩山特別組阿賀野川特別組札幌日刊スポーツ杯組マスターと椎名友希が『毎日王冠』の質問に答えます 有 続きはこちら
予想オッズ更新!ステラヴェローチェが悲願のG1制覇なるか?
予想オッズ更新!ステラヴェローチェが悲願のG1制覇なるか? ※ログインをされている状態ですと、無料会員版の解説動画に切り替わります。 ※有料会員向けの『買い目について』『馬場について』の解説動画につきましては、その週の有 続きはこちら
Copyright©sucmedia Inc. All rights reserved.