2009/12/05
2018/04/12
出走日:2009年12月06日(日)
ジャパンカップダート( G1)/阪神競馬場/ダート1800m/右/条件:サラブレッド系3歳以上/賞金:1億3000万円
ジャパンカップダート( G1)/阪神競馬場/ダート1800m/右/条件:サラブレッド系3歳以上/賞金:1億3000万円
第10回ジャパンカップダートは、エスポワールシチーのJRA・G1初制覇で幕を閉じた。
レース結果では、エスポワールシチーは、好スタートを切ると、1コーナーで外からティズウェイ(マラージ)に並びかけられても1枠を生かして、ハナを譲らなかった。
その後、エスポワールシチーは、前半1000m60秒7の平均ペースでレース結果を進め、直線では後続を引き離して、第10回ジャパンカップダートを完勝した。
エスポワールシチーの第10回ジャパンカップの勝利は、自らハナを切って3馬身半もの差をつける横綱競馬であり、レース結果内容的な価値は高い。
よって、今後のダート戦線は、エスポワールシチーが中心となっていく可能性が高い。
なお、エスポワールシチーは、単なる逃げ馬ではなく、逃げなくても競馬ができるので大崩れは考えにくいと第10回ジャパンカップダートの競馬理論の結果では判断している。
一方、第10回ジャパンカップダートの2着には、シルクメビウス(田中博)が追い込んだ。
シルクメビウスは、いつものように後方からレース結果を進め、3~4コーナーで外を回って進出し、直線でも大外から脚を伸ばし、2着に追い込んだ。
シルクメビウスの第10回ジャパンカップダートの2着は、終始外を回らされてのものであり、レース結果内容的にはエスポワールシチーと着差ほどの差はない。
よって、今後のダート戦線、外が伸びる馬場のときや先行馬が揃って前潰れの展開になった時には、シルクメビウスがエスポワールシチーを逆転してもおかしくないと第10回ジャパンカップダートの競馬理論の結果では判断している。
一方、第10回ジャパンカップダートの3着には、12番人気のゴールデンチケット(ルメール)が結果入った。
ゴールデンチケットは、いつものような先行策がとれずに、中段からの競馬になってしまった。
しかしながら、ゴールデンチケットは、直線でルメール騎手に追い出されると、しぶとく伸びて3着に入った。
ゴールデンチケットの第10回ジャパンカップダートの3着は、名手ルメール騎手の好騎乗によるものだが、2着のシルクメビウスとともに3歳世代のレベルの高さを見せつけた。
よって、今後のダート重賞戦線、シルクメビウス及びゴールデンチケットを含むレベルの高い3歳には大いに注目すべきと第10回ジャパンカップダートの競馬理論の結果では判断している。
一方、2番人気のヴァーミリアンは8着に結果敗れてしまった。

この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生
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