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2018/07/19

【 函館記念2018予想】 函館記念2018の回顧|エアアンセムが重賞初制覇

出走日:2018年07月22日(日)
農林水産省賞典 函館記念(GⅢ)/函館/ハンデ/2000m(右・芝)

函館記念(2018年)は、人気が割れる混戦模様であったが、人気馬が総崩れとなり、7歳馬同士の決着となった。
その波乱の函館記念(2018年)記念を制したのは、5番人気のエアアンセム(藤岡佑介)であった。
競馬理論の競馬予想では、好位を追走できそうな器用な脚質と先行馬が少ない展開面を考慮し、エアアンセムにもかなり高い評価を与えていた。

 

エアアンセム

レースでは、エアアンセムは、先行した3頭を見る形の4番手のインに潜り込んだ。
そして、エアアンセムは、抜群の手応えのまま直線に向くと、先に抜け出したエテルナミノルを早めに捕らえてそのまま押し切り、函館記念(2018年)を制覇した。
エアアンセムの函館記念(2018年)の勝利という結果は、55キロのハンデとコース替りでインが有利となった馬場状態に恵まれたものである。
よって、今後のサマー2000シリーズの競馬予想においては、エアアンセムが好走するためには再度展開などの助けが必要と判断すべきである。

 

サクラアンプルール

一方、函館記念(2018年)では、8番人気のサクラアンプルール(田辺裕信)が2着に入った。
競馬理論の競馬予想では、実績断然な上にラチ沿いを走ると能力を最大限に発揮する馬が内枠を引いたことから、サクラアンプルールを本命に予想した。
レースでは、サクラアンプルールは、内枠を生かして、エアアンセムの直後のインを追走した。
そして、サクラアンプルールは、直線で外に持ち出されると一気に突き抜けるかのようにも見えたが、エアアンセムに半馬身差だけ届かず、2着止まりであった。
サクラアンプルールの函館記念(2018年)の2着は、ラチ沿いを追走してコーナーワークでロスのない競馬に恵まれたことは確かだが、休み明けで57.5キロのトップハンデを考慮すると立派である。
よって、次走の札幌記念の競馬予想においては、内枠を引くようであれば、サクラアンプルールの連覇もあり得ると判断すべきである。

 

エテルナミノル

一方、函館記念(2018年)では、13番人気のエテルナミノル(四位洋文)が3着に粘り込んだ。
エテルナミノルは、エアアンセムの外目を追走し、3~4コーナーで先に仕掛けて、先頭に並びかけた。
そして、エテルナミノルは、直線で早めに先頭に立つとしぶとく粘り込み、混戦の3着争いを制した。
エテルナミノルの函館記念(2018年)の3着という結果は、コース取りの差の分だけ上位2頭に敗れてしまったが、差しが届きにくい馬場に恵まれたことも確かである。
よって、今後の重賞戦線の競馬予想においては、エテルナミノルが好走するためには先行力を生かせる展開の助けが必要と判断すべきである。

以上のように、函館記念(2018年)は、エアアンセムの勝利で幕を閉じた。
ただし、函館記念(2018年)は、コース替りで外の差しが届きにくい馬場状態が大きな影響を与えたものである。
競馬理論のファンの方は、このことを頭に入れて、次走以降における函館記念(2018年)組に評価を下して頂きたい。

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