フェブラリーステークス(GⅠ)/東京/定量/1600m(左・ダート)
こんにちは、予想屋マスターです。
今週フェブラリーステークスについてお話をしたいと思います。
フェブラリーステークスですが、頭数は16頭とそろったものの、思ったより一線級は揃ってなくてですね、やはり去年の覇者のインティであるとか、前走初ダートで楽勝したモズアスコットあたりが人気になるのかな、というふうに思っております。
【2020フェブラリーステークス】各ステップレースの分析
南部杯
このメンバーからは、勝ったサンライズノヴァ、2着のアルクトス、4着のモジアナフレイバーが出走してきます。
この日の盛岡は内側が若干出る馬場状態でして、好位のインにいた2頭がワン・ツーでした。
対して人気のゴールドドリームは、外を回らせられた分、ちょっと伸びを欠いて3着でした。
この内容を見ると、やはりサンライズノヴァは抜けて強かったんですが、アルクトスも今回、内枠を引いたので、好位のインを追走して同じような競馬ができてどこまで、といった感じだと思います。
ゴールドドリームを破ったということで、この2頭にはそれなりに高い評価を与えてもいいのかな、と思います。
モジアナフレイバーもですね、通ったコース取りの差を考えるとそこまで差がないので、展開次第では若干注意が必要かなと思っております。
武蔵野ステークス
このメンバーからは、勝ったワンダーリーデル、タイムフライヤー、あとこのとき人気で敗れたサンライズノヴァが出走します。
このレースは差し競馬になったので、後ろから行った2頭がワン・ツー・スリーとなりました。
なのでこの3頭をどう評価するかなんですが、今回インティが単騎逃げで競りかける馬がいないので、どちらかというとスローになると、この追い込み勢よりは、前に行ってつぶれたサンライズノヴァの巻き返しを今回は注意したほうがよいのかな、という感じがしています。
武蔵野ステークスの内容では差しが届いたんですが、この上位の2頭よりは、サンライズノヴァがスタート出れば巻き返し、という評価がいいかなと思います。
チャンピオンズカップ
インティが出走してきます。
このレースは中京のインコース有利の前残りの馬場かつスローで逃げての3着なので、この上位2頭には完全に力負けなんですが、それを今回も単騎逃げでどこまで粘れるか、というところだと思います。
今回はこの上位2頭がいませんので、そういう意味では、インティが楽に逃げれば連覇はあるのかな、と思います。
あと後ろを見れば、7着のヴェンジェンス、5着のキングズガード、8着のタイムフライヤーも出走してきます。
これも内を突いたキングズガードならば、若干前に行けるヴェンジェンスが今回は逆転するのかな、と思います。
タイムフライヤーは内を突いての8着なので、ちょっと力が足りないかな、という感じがします。
なので、今回はインティがチャンピオンズカップと同様にスローで逃げを打てますし、今回はメンバーがかなり弱くなっていますので、やはり、インティの粘り込みには注意が必要だと思います。
東京大賞典
このレースからは、地方馬のノンコノユメとモジアナフレイバーが出走します。
どちらも中団の内目にいての2、3着なので、これをどう評価するかですが、オメガパフュームには負けたものの、先行していたゴールドドリームを破っています。
ノンコノユメはもともとフェブラリーステークスの覇者でもあるので、今回は珍しくフェブラリーステークスで地方馬が通用するのではないか、と思っています。
東海ステークス
このメンバーからは、2着のヴェンジェンス、3着インティ、5着のキングズガードが出走してきます。
ヴェンジェンスは外目に。
インティも逃げられずに、好位の外目を追走しての3着でしたが、これは逃げない競馬をしての3着ですから、高い評価に値するのかなと思います。
キングズガードは、追い込んでの5着でした。
基本的にはこの2頭、どちらも能力は互角なんですが、今回の場合はやはりインティが単騎逃げ濃厚なので、逆転する可能性が高いかなと思います。、
根岸ステークス
基本的に短距離戦線よりは、帝王賞とか東海ステークスの方がレベルが高いので、そちらを状に取るべきだと思うのですが、この時はモズアスコットがスタートで出遅れて、終始外を回らされての楽勝だったので、これはダート適性が高いのかな、と思います。
なのでこのメンバーからは、モズアスコットだけに高い評価を与えればよいのかな、と思います。
あとは先行勢ではワイドファラオあたりが今回は、インティが逃げ粘るときの相手という意味で、前残り展開という展開面で重視するべきかな、と思います。 他の追い込み馬は、買わなくてもいいかな、と思います。
有力馬の分析
展開をお見せして解説をすると、インティの武豊ジョッキーが逃げると、基本的に競りかけるジョッキーはいないませんから、ケイティブレイブあたりが2番手で、意外に落ち着いたペースになるのかな、と思います。
1番:ブルドッグボス
1番は厳しいです。
2番:アルクトス
3番ワイドファラオ
この2番と3番あたりが一番展開に恵まれそうで、好位のインを走るでしょうから、前残りの展開のときには、この2番と3番に注意が必要かな、と思います。
4番:タイムフライヤー
タイムフライヤーは、ちょっと厳しいかなと思います。
5番:インティ
去年のフェブラリーステークスもスローの単騎逃げ。
二走前のチャンピオンズカップも実はスローの単騎逃げなので、あんまり高い評価hしていないんですが、いかんせん今回も単騎逃げ濃厚なので、やはり展開面では、かなり高い評価を与えなければいけないのかな、と思っております。
6番:ミッキーワイルド
前回を見ると、この一線級では厳しいのかな、という感じがします。
7番:ヴェンジェンス
力はインティと互角なんですが、展開面を考えると、今回はインティが先に来そうかな、という感じがしています。
8番:キングズガード
能力はそんなに差がないんですが、追い込み一手の脚質ですから、例えばケイティブレイブかワイドファラオのどちらかがハナを切ろうとしない限りは、追い込み競馬にいはならないのかな、という感じがします。
9番:サンライズノヴァ
スタートに難があるんですが、前回は前に行ってますし、前走はスタートも出れているので、巻き返しに注意が必要かなと思います。
10番:ノンコノユメ
11番:モジアナフレイバー
どちらも地方馬ですが、東京大賞典の2・3着というのは、このメンバーに入れば上位なので、高い評価を与えるべきかな、と思います。
12番:モズアスコット
前回の根岸ステークスの内容が強いので、このメンバーに入っても楽勝する可能性可能性まであるのかな、と思います。
どちらにせよ人気の2頭なんですが、展開面でインティをとるのか、前回の強さを見てモズアスコットを軸にするのか、ということだと思っています。
13番:デルマルーヴル
14番:ミューチャリー
この2頭は厳しい。
15番:ケイティブレイブ
外枠なので、このスローの2番手であれば、今回は人気がないんですが、巻き返しがあってもおかしくないかな、と思っています。
16番:ワンダーリーデル
この馬が来るときは、例えばキングズガードの追い込みなどという場合なので、前が残る展開ではなく、前が競り合ってワンダーリーデルやキングズガードが追い込んでくるという展開のときだけ注意が必要かな、と思っております。
16頭、このように分析しております。
基本的には、スローの前残りになる可能性の方がかなり高いのかなと思ってるので、特に土曜日は雨が降りますから、前残りに注意して馬券を買って頂ければなと思っております。
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