TOP > レース予想 > CBC賞 > ウリウリが初距離を克服
2015/07/09 2017/06/20

【 CBC賞2015予想】 ウリウリが初距離を克服

出走日:2015年07月12日(日)
CBC賞(G3)/中京競馬場(2021年小倉競馬場)/芝1200m/右(小倉競馬場)/条件:サラブレッド系3歳以上/賞金:3900万円

第51回CBC賞は、2番人気のウリウリ(岩田康誠)の勝利で幕を閉じた。

競馬理論の競馬予想では、1200m戦にしては先行馬が少ないメンバー構成と開幕週の馬場を考慮して、ウリウリの能力を評価しつつも本命にできなかった。

レースでは、ウリウリは、後方のラチ沿いで脚をため、直線でも内を突くとあっという間に突き抜け、第51回CBC賞を制覇した。

ウリウリの第51回CBC賞の勝利という結果は、コースロスのない競馬に恵まれたものだが、初のスプリント戦を克服したことは立派である。

また、第51回CBC賞の結果は、スプリント戦線よりも1400~1600m戦線の方がレベルが高いことも改めて証明した。

よって、第51回CBC賞以降のスプリント戦線の競馬予想においても、ウリウリには高い評価を与えて当然だが、外を回らされると能力を発揮できないタイプなので外枠の時には少し評価を下げるべきである。

一方、第51回CBC賞で1番人気に推されたダンスディレクター(浜中俊)は2着に敗れてしまった。

レースでは、ダンスディレクターは、抜群の手応えのまま中団のインを追走した。

そして、ダンスディレクターは、

直線に向いて外に持ち出されると、鋭い差し脚を披露したが、ウリウリには半馬身差だけ届かず、2着止まりであった。

ダンスディレクターの第51回CBC賞の2着という結果は、コース取りの差を考慮すると、ウリウリと互角である。

よって、第51回CBC賞以降のスプリント戦線の競馬予想においては、行き脚もつくようになってきたダンスディレクターにウリウリと互角程度の評価は与えるべきである。

一方、第51回CBC賞では3番人気のサドンストーム(国分優作)が3着に追い込んだ。

サドンストームは、後方の外目を追走し、直線でも大外から追い込んだが、内のダンスディレクターに伸び負け3着止まりであった。

サドンストームの第51回CBC賞の3着という結果は、57キロの斤量で終始外を回らされてのものであり、負けて強しの内容であった。

よって、第51回CBC賞以降の重賞戦線の競馬予想においては、外の差しが届く展開や馬場の時にはサドンストームに本命級の高い評価を与えて当然である。

以上のように、第51回CBC賞は、初距離のウリウリの勝利で幕を閉じた。

競馬理論のファンの方は、混戦のスプリント戦線の穴予想をお楽しみに。

なぜプロプランに人数制限しているのか?
次回当選:4/1(土)AM11:00
この記事を書いた人
事務局スタッフ片山・麻生

予想屋マスター事務局スタッフ片山・麻生が担当しております。 ご意見、ご要望などいただけたら嬉しいです。

CBC賞の記事一覧

ヨカヨカが重賞初制覇なるか?
ヨカヨカが重賞初制覇なるか? 今週は、フルゲート18頭に対して13頭の出走登録馬にとどまったCBC賞(2021年)の予想について解説する。CBC賞は、サマースプリントシリーズの第2戦である。   小倉2戦2勝のヨカヨカ(和田竜二)が人気にな […] 続きはこちら
福永祐一
レッドアンシェルが悲願の重賞制覇 福永 祐一騎手、CBC賞制覇おめでとうございます! 大雨の中行われた今年のCBC賞。先行したセイウンコウセイが粘って3着、中団から抜きてきたアレスバローズが2着、外から追い込んで差し切ったレッドアンシェルが1着となりまし […] 続きはこちら
2019年CBC賞の予想解説動画を公開しました。 動画とテキスト版を公開しております。 <動画テキスト版>こんにちは、予想屋マスターです。今週はですね、第55回CBC賞についてお話をしたいと思います。  CBC賞ですが、例年より頭数が揃わず […] 続きはこちら
Copyright©sucmedia Inc. All rights reserved.