予想屋マスター
回顧録
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アルゼンチン共和国杯 -G2- 東京競馬場/芝2500m 左 条件:サラブレッド系3歳以上 賞金:5500万 |
第47回アルゼンチン共和国杯は、ミヤビランベリ(吉田隼人)とアーネストリー(松岡)で結果し、典型的な行ったきりの競馬となってしまった。
第47回アルゼンチン共和国杯の競馬理論の結果は、先行馬が少ないメンバー構成を考慮して、ミヤビランベリ及びアーネストリーにそれなりの高い評価を与えていた。
レース結果では、戦前に逃げると予想されたヴィーヴァヴォドカ(後藤)が控えたこともあって、ミヤビランベリの単騎逃げとなった。
ミヤビランベリは、1000m通過52秒0の超スローペースで逃げると、直線で一旦はアーネストリーに並びかけられたが、ゴール前で突き放して、第47回アルゼンチン共和国杯を制覇した。
ミヤビランベリの第47回アルゼンチン共和国杯の勝利は、スローペースの典型的な行ったきりの展開での単騎逃げに恵まれたものだが、57.5キロのトップハンデを克服してのものとみれば立派である。
よって、今後の重賞戦線においても、先行馬の少ないメンバー構成の場合には、ミヤビランベリに高い評価を与えるべきと第47回アルゼンチン共和国杯の競馬理論の結果では判断している。
一方、アーネストリーは、ミヤビランベリから離れた2番手を追走し、直線では一旦ミヤビランベリに並びかけたが、ゴール前で突き放されてしまい、2着に敗れてしまった。
アーネストリーの第47回アルゼンチン共和国杯の2着は、スローペースを離れた2番手で追走する展開に恵まれたものであり、55キロのハンデをも考慮すると、レース結果の内容的な価値は低い。
よって、今後の重賞戦線において、第47回アルゼンチン共和国杯2着というだけで人気になるようであれば、アーネストリーを押さえ程度にとどめるべきと第47回アルゼンチン共和国杯の競馬理論の結果では判断している。
一方、ヒカルカザブエ(秋山)、サンライズマックス(横山典)及びジャガーメイル(スミヨン)は、後方から追い込んだが、上位2頭から離されて、掲示板を確保するのがやっとであった。
しかしながら、ヒカルカザブエ、サンライズマックス及びジャガーメイルの敗戦は、スローペースの前残りの競馬でのものであり、レース結果の内容的には上位2頭と互角である。
よって、今後の重賞戦線、追い込み馬に有利な展開になる場合や外が伸びる馬場状態の場合には、ヒカルカザブエ、サンライズマックス及びジャガーメイルに、アーネストリー及びミヤビランベリよりも高い評価を与えるべきと第47回アルゼンチン共和国杯の競馬理論の結果では判断している。
以上のように、第47回アルゼンチン共和国杯は、典型的な先行馬有利の展開で、行ったきりの展開となってしまった。
この結果から、第47回アルゼンチン共和国杯の競馬理論の結果のファンの方は、展開と馬場状態の大切さを再認識してほしい。

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