AJCC(G2)/中山競馬場/芝外2200m/右/条件:サラブレッド系4歳以上/賞金:6000万

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【2020・AJCC】各ステップレースの分析
札幌記念
このメンバーからは勝ったブラストワンピースが出走します。
ブラストワンピースはこの日、内側がちょっと有利だった馬場を活かし、1枠だったこともあって好位のインを追走して抜け出しての勝利、ということですね。
なので枠順とイン有利な馬場に恵まれたかなという感はあるものの、ただフィエールマン、ワグネリアン、ペルシアンナイトといったといったメンバーを破ったというのは、かなり高い評価に値するのかな、と思っております。
なので、凱旋門賞帰りで少し体調に不安は残るものの、57㎏の斤量であればですね、高い評価を与えて当然かな、と思っております。
セントライト記念
このメンバーからはニシノデイジーが出走してきます。
ワン・ツー・スリーを好位のインにつけた馬が独占したように、内側が有利な馬場でした。
それを外を回って追い込んだニシノデイジーには、着順以上に高い評価を与えてよいのかな、と思っております。
なので展開次第では通用すると思うのですが、ただ今年の4歳世代は思ったほど古馬相手に活躍していないので、世代のレベルをどう見るのかというところが、一つのポイントになってくるのかな、と思っております。
オールカマー
このレースからは、スティッフェリオとミッキースワローが出走してきます。
この秋の中山はインコースが開催中ずっと有利だったんですが、スティッフェリオはその馬場を活かし、単騎逃げで1着となりました。
一方、1枠だったものの早めに外に持ち出して、外から追い込んでの2着につけたのがミッキースワローでした。
なので着差は1馬身4分の3あるのですが、レース内容的には、むしろミッキースワローの方が上という感じします。
スティッフェリオは今回も単騎逃げでしょうから展開面でも有利なんですが、ただ現在、外差しがかなり届く馬場になっているので、そういう意味ではミッキースワローが逆転する可能性の方が若干高いのかな、と思います。
福島記念
福島記念組からは、ステイフーリッシュ、ミッキースワローが出走します。
クレッシェンドラヴが中団から差し切って、どちらかというと外差しと前潰れの展開になっていました。
それを中団から追走して、勝ったクレッシェンドラヴよりも少し先にいたのが2着のステイフーリッシュ。 その後ろに居て後方から追い込んだものの、ちょっと届かなかったのが3着のミッキースワローでした。
展開的には、後ろから行ったミッキースワローの方が有利だったんですが、ただやはり斤量差がありました。
この時のミッキースワローはトップハンデの58.5kgだったので、そういう意味では互角以上の評価を与えてよいのかな、と思います。 なのでステイフーリッシュとミッキースワローに関しては、展開次第では着順が入れ替わるという評価でよいと思います。
中日新聞杯
このメンバーからは、2着のラストドラフトが出走します。
ラストドラフトは好位のインを追走して、ゴール前でサトノガーネットの強襲に遭ってしまったんですが、粘りこんでの2着でした。
これをどう見るかなんですけれど、メンバーが他の路線よりメンバーが弱かったかな、という感じがするので、まあ、今回マーフィ騎手でそこそこ人気になることも考えると、メンバーも強いので、押さえ程度の評価にとどめるのが充分かな、と思います。
有力馬の分析
展開をお見せしながら解説をすると、スティッフェリオは単騎逃げ濃厚ですからペースも上がらずに、レースの展開としてはですね、スローのオールカマーと同じような流れになりそうですね。
ただ違うのは、インコースが有利だったオールカマーと違い、今の中山は外差しが届く馬場ですので、そこに大きな違いがあります。
1番:ウラヌスチャーム
京都大賞典やエリザベス女王杯はメンバーが強過ぎて届かなかったんですが、外差しの展開になったときには、若干ですが、チャンスがあるのかなと思います。
2番:ラストドラフト
好位のインを追走できそうなので、普段であれば展開有利なんですが、現在の外差しの馬場を考えると、前回はメンバーが弱いという感じもするので、押さえ程度の評価で充分かな、と思います。
3番:ミッキースワロー
堅実に追い込むので、中山コースであれば確実に脚を使いますから、今回も高い評価を与えて当然かな、という感じがします。
4番:マイネルフロスト
4番は厳しい。
5番:スティッフェリオ
単騎逃げ濃厚です。 なので展開面では有利ですが、やはりイン有利な馬場で逃げた方がいい馬なので、今の外差しの馬場だとゴール前で、もしかするとスローで逃げても強襲に遭ってしまうかな、という感じがしています。
6番:クロスケ
7番ルミナスウォリアー
8番:グローブシアター
6番、7番、8番は厳しい。
9番:ニシノデイジー
セントライト記念の内容だけ走れば通用するのかな、という感じがします。
前回の菊花賞はルメール騎手で人気になりすぎただけなので、日本ダービー5着といった戦績を考えると、このメンバーに入れば実績上位ということで高い評価を与えるべきかな、と思っております。
10番:ステイフーリッシュ
前回は原因不可解な惨敗でしたが、福島記念でミッキースワローに先着している、かつ今回はルメール騎手ということを考えると、巻き返す可能性は高いのかな、という感じがしています。
11番:ブラストワンピース
実績・能力は断然ですね。
なので基本的にはかなり高い評価を与えるべきなんですが、目黒記念の惨敗にあるように今回、遠征帰りで体調がどこまで仕上がっているか、というところがポイントになってくるのかな、という感じがします
12番:サトノクロニクル
12番は厳しい。
12頭、このように分析しております。
ブラストワンピースの取捨がひとつのポイントであるのと、やはり馬場が外差し有利な馬場になっているので、そこらあたりを踏まえて最終的な予想をしたいと思っております。
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