関屋記念の特集記事

第43回関屋記念

今週のメインレースは、夏のマイル王決定戦の第43回関屋記念である。


去年の関屋記念には
カンパニーなどの実力馬が出走して盛り上がりを見せたが、
今年の第43回関屋記念は重賞にしては寂しいメンバー構成となった。


その低調な第43回関屋記念で人気となりそうなのは、
マイケルバローズ(内田博)、マシュリク、マルカシェンク(福永)及び
リザーブカード(蛯名)の休み明け組である。


マイケルバローズは、去年の関屋記念で3着に好走した後、
京成杯オータムハンデで4着、富士ステークスで2着と、
重賞で好走を繰り返しており、
G3程度であればいつでも勝てる能力を秘める。


よって、去年よりも明らかにメンバーが弱化した第43回関屋記念であれば、
マイケルバローズは、休み明けであっても好走可能である。


ただし、今年の新潟競馬場の芝コースはスローペースになると前が止まらないので、マイケルバローズが、去年と同じように最後方から競馬を進めてしまうと、脚を余して追い込み不発となってしまう可能性が高いと競馬理論では判断している。


一方、マシュリクは、6戦4勝と底を見せておらず、
これまでの対戦メンバーを比較しても、能力的に重賞級である。


しかしながら、1年4ヶ月ぶりの出走となる第43回関屋記念では、
マシュリクの体調が最大限のポイントとなりそうである。


よって、競馬理論は、調教などで、マシュリクの体調を見極め、
最終的な評価を決断する。


一方、マルカシェンクは、重賞こそ手が届いていないものの、
日本ダービー4着などクラシックの有力候補と騒がれた馬であり、
ローカルの重賞ならば能力的に断然である。


今年に入っても、マルカシェンクは、小倉大章典2着、中山記念4着と強敵相手に内容的にも悪くない競馬をしており、第43回関屋記念ならば休み明けでも好走する可能性が高い。


また、マルカシェンクは、前走のダービー卿チャレンジトロフィーのように
出遅れさえしなければ、ある程度先行できる脚質なので、
前残りの競馬になったとしても対応可能であろう。


よって、第43回関屋記念において、
マルカシェンクに高い評価を与えるべき

と競馬理論では判断している。


一方、リザーブカードは、
ダービー卿チャレンジトロフィーで4着に好走しており、
展開次第で重賞でも通用する能力を示した。


しかしながら、リザーブカードのダービー卿チャレンジトロフィーの4着は、中山1600mで有利な1枠に恵まれてのものであり、内容的な価値は高くない。


よって、第43回関屋記念に体調万全で出走してきたとしても、
リザーブカードには抑え程度の評価を与えれば十分
競馬理論では判断している。


一方、阪神のマイルオープン特別の米子特別からは、
1着のフサイチアウステル(赤木)及び3着のトップオブツヨシ(中館)が
第43回関屋記念に出走する。


フサイチアウステルは、オープン特別を連勝中だが、いずれの勝利もスローペースを単騎で逃げる展開に恵まれてのものであり、高い評価には値しない。


よって、通常であれば、第43回関屋記念において
フサイチアウステルを軽視して予想すべきである。


しかしながら、第43回関屋記念でも先行馬が極端に少なく、
フサイチアウステルがスローペースを単騎で逃げる可能性が高い


こうなってしまうと、今の新潟の芝コースは簡単に前が止まらないので、フサイチアウステルが逃げ切る可能性も否定できない。


よって、第43回関屋記念まで今の前残りの馬場状態が続くようであれば、
フサイチアウステルにかなり高い評価を与えるべき
と競馬理論では判断している。


一方、トップオブツヨシは、米子特別において、
離れたインの3番手を追走する絶好の展開に恵まれて3着に好走した。


よって、第43回関屋記念において、
トップオブツヨシが好走する可能性は低い


ただし、中館騎手で積極的な競馬をすれば、
トップオブツヨシが展開利を生かして粘り込む可能性は否定できない。


別路線組では、トウショウヴォイス(田中勝)及びザレマに注目している。


トウショウヴォイスは、前走の七夕賞で8着と惨敗してしまったものの、去年の新潟競馬で新潟日報賞1着及び新潟記念2着と好走しており、夏の新潟競馬は最も得意な条件である。


よって、第43回関屋記念において、
トウショウヴォイスが一変して好走してもおかしくはない
と競馬理論では判断している。


一方、ザレマは、牝馬限定の重賞とはいえ、京都牝馬ステークス2着、
福島牝馬ステークス3着と好走している。


また、ザレマは、かなり強力なメンバーだった京王杯スプリングカップでもスーパーホーネットから3馬身程度の差で走っており、ウオッカ及びダイワスカーレットを筆頭とする4歳牝馬のレベルの高さを考えれば、第43回関屋記念のメンバー程度なら互角以上の能力を秘める。


よって、第43回関屋記念において、
夏場に強い牝馬のザレマに高い評価を与えるべき
と競馬理論では判断している。


以上のように、競馬理論は、
第43関屋記念に出走する有力各馬の能力を分析した。


この分析結果に、調教、枠順及び展開などの様々な要素を加味して、
第43回関屋記念の最終的な予想を決断する。


競馬理論のファンの方は、第43回関屋記念の予想をお楽しみに。

第42回関屋記念

今週のメインレースは、新潟外回りのマイルで行われる第42回関屋記念である。


第42回関屋記念は、実績馬が休み明けということもあり、実力伯仲の大混戦レースであり、難解な一戦になりそうである。
第42回関屋記念は、現時点でも有力馬が五指に余っており、どの馬が人気になるかを判断するのも困難である。
そこで、この特集記事では、実績馬から順に能力を分析していく。


第42回関屋記念に出走する馬の中では、カンファーベスト(安藤光)、カンパニー(福永祐一)、シンボリグラン(柴山)、ヤマニンアラバスタ(小林淳)及びグレイトジャーニー(蛯名)が実績的には上位である。


カンファーベストは、去年の第41回関屋記念の覇者であり、他にも新潟コースで重賞2着2回の実績がある。
このように、カンファーベストにとっては、新潟コースは得意な舞台でもあり、実績的にも上位である。
去年の第41回関屋記念を振り返ると、カンファーベストは、3ヶ月ぶりの競馬で14番人気と人気がなかったものの、先行して押し切る正攻法の競馬で第41回関屋記念を制しており、内容的には悪くない。
よって、カンファーベストは、得意の新潟コースならば第42回関屋記念でも好走可能な能力を秘めている。
ただし、カンファーベストにとっては、8歳という高齢と8ヶ月ぶりの休み明けという点が課題となる。
しかしながら、カンファーベストがこれらの課題を克服しさえすれば今年の第42回関屋記念で連覇も狙えると競馬理論では判断している。


カンパニーは、重賞2勝の実績に加えて、G1の安田記念(2005年)及び宝塚記念(2006年)でも掲示板にのっており、実績的にはカンファーベストを上回る。
特に、カンパニーの安田記念5着は、大きな不利があってのものであり、勝ちに等しい内容であった。
よって、競馬理論は、カンパニーを、第42回関屋記念に出走する馬の中では能力最上位として評価している。


シンボリグランは、去年の秋に、毎日放送賞スワンステークス2着、マイルチャンピオンシップ3着と本格化の兆しを見せており、今年の秋でのG1制覇を目指す上では休み明けであっても無様な競馬を見せられない。
また、シンボリグランは、他の実績馬よりも若い5歳馬なので、衰えている可能性は低い。
よって、競馬理論は、シンボリグランにも、高い評価を与えるべきと判断している。


ヤマニンアラバスタは、重賞2勝の実績馬であり、一昨年の新潟記念を制した実績から新潟コースも得意な舞台である。
しかしながら、ヤマニンアラバスタは、3ヶ月ぶりで臨んだ去年の関屋記念で3番人気ながら14着に敗れており、ほぼ一年ぶりで臨む今年の第42回関屋記念で去年以上の成績を望むのは酷である。
よって、競馬理論は、ヤマニンアラバスタの実績には敬意を払いながらも、ヤマニンアラバスタには高い評価を与えるべきではないと判断している。


グレイトジャーニーは、ダービー卿チャレンジトロフィーを制して、G1の安田記念及び天皇賞に出走しており、第42回関屋記念ならば通用する能力を秘める。
ただし、グレイトジャーニーは、他の実績馬よりも能力的に見劣る感は否めない。
しかしながら、グレイトジャーニーは、他の実績馬よりも、休養期間が短いので体調万全で第42回関屋記念に出走してくるようであれば、好走してもおかしくはない。


なお、これらの実績馬の最終的な評価は、体調を見極める必要がある。
よって、競馬理論は、これらの実績馬の調教状態などには特に注意を払って予想しようと考えている。
特に、カンパニー及びシンボリグランは、G1でも通用する能力を秘めており、万全な体調で出走してくれば、圧勝まであり得ると競馬理論では判断している。


実績馬以外では、アポロノサトリ(後藤)、インセンティブガイ(松岡)、ショウナンタキオン(田中勝)及びピサノパテック(吉田隼人)が人気になりそうである。


アポロノサトリは、前走の準オープン戦を圧勝しており、勝ちっぷりから重賞の第42回関屋記念でも通用するようにも見える。
しかしながら、アポロノサトリのそれ以前のレースを振り返ると、重賞では荷が重いと判断せざるを得ない。
一方、ピサノパテックは、良血馬で人気にはなるが、近2走のオープンクラスでの走りを見る限り、重賞では厳しいといわざるを得ない。
よって、競馬理論は、人気先行タイプのアポロノサトリ及びピサノパテックには、馬券の期待値を高めるという意味でも高い評価を与えてはならないと判断している。


インセンティブガイは、気分よく走りさえすれば、京王杯スプリングカップ2着などで好走したように、第42回関屋記念でも好走できる。
よって、インセンティブガイにとっては、他馬との比較よりも、いかに気分良く競馬を進められるかどうかがポイントとなる。


ショウナンタキオンは、1000万下を勝って準オープンに出走できる身での出走であり、格下馬とみることもできる。
しかしながら、ショウナンタキオンは、2歳時に新潟2歳ステークスを5馬身差で制した重賞ウィナーであり、実績的にも能力的にも第42回関屋記念でもヒケをとらない。
ただし、ショウナンタキオンは、現時点において除外対象なので、当然ながら出走が好走への条件となる。
よって、競馬理論は、出走さえ叶えば、ショウナンタキオンに高い評価を与えようと考えている。


競馬理論は、ストーミーカフェを、穴馬候補として注目している。
新潟の外回り戦では、各ジョッキーが、直線が長いコースを意識しすぎて、スローペースになり、前残りの競馬となることが非常に多い。
このような展開になれば、ストーミーカフェが、マイペースで逃げて、粘り込む可能性まであり得る。
よって、競馬理論は、ストーミーカフェの逃げ残りを、穴馬券の候補として注目している。


以上のように、第42回関屋記念は、至上稀に見る大混戦が予想される。
よって、競馬理論は、調教状態や枠順など細かい要素すべてを含めて、最終的な予想を決断しなければならないと考えている。
このような大混戦のレースでこそ競馬理論の腕の見せ所でもあるので、全力で予想しようと考えている。