エプソムカップの特集記事

第25回エプソムカップ

安田記念で5週連続のG1が終わった東京競馬場では、
最終週恒例の第25回エプソムカップが行われる。


第25回エプソムカップは、
確たる中心馬不在の大混戦模様のメンバー構成となっている。


その第25回エプソムカップで人気になりそうなのは、
上がり馬のヒカルオオゾラ(武豊)及びファストロック(安藤勝)である。


ヒカルオオゾラは、去年の11月の復帰以降、4戦3勝2着1回と底を見せておらず、
重賞初挑戦でも通用する素質を秘める。


特に、ヒカルオオゾラの前走の朱雀ステークスは、
馬なりで後続に3馬身差をつける圧勝であった。


朱雀ステークスの2着のサンダルフォン及び3着のヘイローフジが次走の準走オープン戦で惨敗しているように朱雀ステークスのメンバーが弱かった点は多少気になるが、朱雀ステークスの圧倒的な強さを見る限り、ヒカルオオゾラが第25回エプソムカップで好走する可能性は高い


よって、第25回エプソムカップにおいて、上がり馬ヒカルオオゾラに高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。


一方、もう一頭の上がり馬ファストロックは2連勝中であり、勢いならばヒカルオオゾラを上回る。


そこで、ファストロックの2連勝の内容を振り返ってみる。


ファストロックの前々走の1000万下戦は、イン有利な馬場をインの3番手から追走する展開に恵まれたにもかかわらずクビ差と僅差での勝利であり、内容的な価値は低い


また、ファストロックの前走の府中ステークスの勝利は、サケダイスキの大逃げから大きく離れた2番手をスローペースで単騎逃げしているのと同じような状態で追走する絶好の展開に恵まれたものである。


つまり、ファストロックの2連勝は、いずれも展開や馬場状態に恵まれたものであり、レース内容としての価値は低い。


よって、第25回エプソムカップにおいて、2連勝中の上がり馬として人気になるファストロックを危険な人気馬として競馬理論では判断している。


ヒカルオオゾラが人気になるのであれば、卯月ステークスでヒカルオオゾラを破ったドリーミーオペラも注目すべきである。


しかしながら、卯月ステークスが行われた中山競馬8日目は、皐月賞でキャプテントゥーレが逃げ切ったことからも分かるように、極端にインが有利な馬場であった


そのイン有利な馬場状態で、ドリーミーオペラはインを突いて勝利を収めたのに対し、ヒカルオオゾラは休み明けで大外を回って2着であった。


よって、レース内容的には、ヒカルオオゾラがドリーミーオペラを大きく上回る。


そのため、第25回エプソムカップにおいては、ドリーミーオペラにあまり高い評価を与える必要がないと競馬理論では判断している。


他には、マンハッタンスカイも人気になりそうである。


マンハッタンスカイは、重賞で2戦連続2着に好走しており、このメンバーならば実績的に上である。


そこで、マンハッタンスカイの重賞2戦について振り返る。


マンハッタンスカイの前々走の新潟大章典の2着は、1000m通過60秒7という超スローペースをインの3番手から追走する展開に恵まれたものである。


また、マンハッタンスカイの前走の金鯱賞の2着は、エイシンデピュティの逃げ切りという前残りの展開を2番手から流れ込んだものである。


よって、重賞2戦連続2着というだけで、マンハッタンスカイを過大評価すべきでない。


しかしながら、。。。。

第24回エプソムカップ

春の東京競馬最終日には、G3の第24回エプソムカップが行われる。第24回エプソムカップは、G1戦線の直後ということもあり、一線級不在の混戦メンバーが揃った。


その第24回エプソムカップでは、サイレントプライド(後藤)が人気になりそうである。


サイレントプライドは、これまでに掲示板を外しておらず、確かに底を見せていない。


また、芝での初重賞となった前走の新潟大章典においても、サイレントプライドは、2着を確保しており、G3程度の重賞であれば通用する能力があることを示した。


しかしながら、競馬理論は、人気になりそうなサイレントプライドを危険な人気馬と判断し、押さえ程度の評価にとどめる予定である。なぜならば、サイレントプライドのこれまでのレースを分析すると、展開に恵まれたレースが多く、レース内容的には着順ほどの価値はない。


例えば、前走の第29回新潟記念にしても、サイレントプライドは、新潟外回り特有のスローペースの流れをインの3番手から追走して2着に粘っただけであり、展開に恵まれての好走といえる。


つまり、第29回新潟記念のレース内容的には、2着のサイレントプライドを、4着のダンスインザモア(松岡)及び5着のマイネルレコルト(石橋)が上回る。


よって、競馬理論は、第24回エプソムカップにおいて、人気となるサイレントプライドよりも、ダンスインザモア及びマイネルレコルトを重視して予想すべきと判断している。


一方、サイレントプライドを抑えて第29回新潟記念を制したブライトトゥモロー(福永祐一)は、中段から外に持ち出されて差し切っており、第24回エプソムカップにおいてもサイレントプライドに再度先着する可能性が高い。


また、サイレントプライドは、前々走のオーストラリアトロフィーにおいてエイシンデピュティ(内田博)に先着を許しているものの、オーストラリアトロフィーは、先行したエイシンデピュティ及びブラックタイドの行ったきりの前残りの競馬であり、中段を追走して差し込んだサイレントプライドが、第24回エプソムカップにおいては、エイシンデピュティを逆転する可能性が高い。


よって、第24回エプソムカップでは、ブライトトゥモローを、サイレントプライド及びエイシンデピュティよりも重視して予想する。


他には、牝馬のデアリングハート(藤田信二)が注目される。デアリングハートは、G1のNHKマイルカップ2着、G3の府中牝馬ステークス1着、G1のヴィクトリアマイル3着の実績があるように、得意の東京コースでは一線級相手でも好走を繰り返しており、G3の第24回エプソムカップのメンバー構成では能力上位といえる。


また、デアリングハートは、去年のエプソムカップでも差のない4着に好走しており、今年の第24回エプソムカップでも好走する可能性は高い。


他には、トウショウシロッコ(吉田豊)も人気になりそうである。トウショウシロッコは、東京競馬場グランドオープン記念で差し切り勝ちを収めており、本格化の兆しが伺える。


ただし、前走の東京競馬場グランドオープンでは、トウショウシロッコは、開幕週のイン有利の馬場をインから追い込んだものであり、吉田騎手の好騎乗による勝利である可能性が高い。


また、前走の東京競馬場グランドオープン2着のトロフィディールが、次走の準オープン特別で人気を裏切って3着に敗れており、東京競馬場グランドオープンのレースのレベル自体も低かった可能性が高い。


これらのことから、競馬理論は、馬場とメンバーに恵まれて勝利を収めたことによって人気となるトウショウシロッコを、第24回エプソムカップでは軽視して予想する予定である。


上がり馬のピサノパテック(横山典)は、重賞でも通用する切れ味を備えるが、急激にメンバーが強くなった感も否めない。よって、第24回エプソムカップがスローペースで切れ味勝負となりそうな場合のみ、ピサノパテックを馬券対象候補に取り上げようと競馬理論では考えている。


また、相手なりに差のない競馬をするホッコーソレソレー(蛯名正)及び長期休養明けも能力上のマチカネキララ(武豊)も、展開や体調次第で互角以上の競馬をする。


以上のように、競馬理論は、第24回エプソムカップにおいて、人気のサイレントプライドを危険な人気馬として判断している。


そのため、第24回エプソムカップは、馬券的に妙味のあるレースとなる可能性が高い。


なお、梅雨時期でもあり、第24回エプソムカップが重馬場で行われるようであれば、内枠と先行馬を重視して馬券を購入すべきである。(詳しくは、東京競馬場の競馬理論参照してください)