中山記念の特集記事

第82回中山記念

今週からは、春の中山競馬が開幕する。


その春の中山競馬の開幕週には、伝統の一戦の第82回中山記念が行われる。


第82回中山記念では、エアシェイディ(後藤)及びマルカシェンク(北村宏)が人気の中心となりそうである。


エアシェイディは、前走のアメリカジョッキークラブカップで重賞初制覇を果たしており、7歳となった今が最も充実している。


第82回中山記念は前走のアメリカジョッキークラブカップよりも400mの距離短縮となるが、エアシェイディは、マイル戦の重賞でも連対経験があり、大きな問題にはならないだろう。


よって、エアシェイディが、去年の中山記念2着の雪辱を果たす可能性は低くないと競馬理論では判断している。


マルカシェンクは、去年と同じ小倉大章典からのローテーションで、第82回中山記念に出走する。


その小倉大章典において、マルカシェンクは、アサカディフィートの追い込みに屈してしまったが、自ら勝ちに行ったレース内容自体は高い評価に値する。


ただし、ローカル重賞の小倉記念よりも明らかにメンバーが強化した第82回中山記念でも人気になるようであれば、馬券の期待値を高めるために、マルカシェンクを押さえ評価にとどめるべきと競馬理論では判断している。


マルカシェンクが人気になるのであれば、前走の小倉大章典でマルカシェンクを差しきったアサカディフィートも通用するハズである。


アサカディフィートは、小倉大章典において、57.5キロの斤量を背負って快勝しており、展開さえ嵌れば、マルカシェンクに再度先着可能な能力を秘める。


しかしながら、アサカディフィートにとっては、前残りが予想される開幕週の馬場が課題となる。


よって、第82回中山記念では、マルカシェンクがアサカディフィートに先着する可能性のほうが僅かながら上回る。


ただし、アサカディフィートは好走しても常に人気にならないタイプなので、馬券の期待値を高める意味では、人気になるマルカシェンクよりもアサカディフィートに高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。


第82回中山記念では、カンパニー(横山典)にも注意を払う必要がある。


カンパニーは、天皇賞秋でも3着に好走しており、実績的にはこのメンバーでも一枚上と言える。


カンパニーは、前走の東京新聞杯でこそ人気を裏切ってしまったが、休み明けで出遅れたことを考慮すれば、悲観すべき内容ではない。


よって、叩き2走目で一変が見込める第82回中山記念においては、実績断然のカンパニーを重視して予想すべきと競馬理論では判断している。


他には、チョウサン(松岡)及びコンゴウリキシオー(藤田)に競馬理論は注目している。


チョウサンは、ダイワメジャーを差し切って、毎日王冠勝ちを収めており、毎日王冠の内容だけ走ればこのメンバーでもまとめて差し切る爆発力を秘める。


チョウサンにとっては、有馬記念の惨敗後から2ヶ月ぶりの競馬となる点が気になるが、厩舎できっちりと調整されているようなので、大きな問題にはならないだろう。


よって、第82回中山記念が切れ味を生かせる展開になるようであれば、チョウサンにも高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。


コンゴウリキシオーは、金鯱賞及びマイラーズカップのG2を圧勝しており、更に、去年の安田記念でも2着に粘り込んでおり、逃げる自分の競馬さえできれば、G1でも通用する能力を秘めている。


また、第82回中山記念は先行馬に有利な馬場状態で行われる可能性が高いので、馬場状態もコンゴウリキシオーに味方しそうである。 よって、コンゴウリキシオーが楽に逃げられそうなメンバーであれば、コンゴウリキシオーにかなり高い評価を与える必要がある。


現時点において、コンゴウリキシオーにとっては、同じ逃げ馬のヨイチサウスの出方が大きなポイントとなる。 ヨイチサウスが競り掛けてこないで楽に逃げる競馬ができれば、コンゴウリキシオーが逃げ切る可能性が高いと競馬理論では判断している。


以上のように、競馬理論は、第82回中山記念に出走する有力各馬の能力を分析した。


この分析結果に、枠順、馬場状態や調教などの様々な要素を加味して、第82回中山記念の最終的な予想を決断する。

第81回中山記念

いよいよ、2007年クラシックレースに向けて、春の中山競馬が開幕する。その第2回中山競馬の開幕週には、伝統の一戦の第81回中山記念が行われる。


第81回中山記念では、エアシェイディ(横山典)が人気となる。エアシェイディは、重賞で2着4回、3着2回というように勝ち切れない競馬が続いている。前走の東京新聞杯でも、エアシェイディは、スズカフェニックス(武豊)の大外からの強襲に屈して、2着に敗れた。しかしながら、エアシェイディは、直線で一旦前が塞がる不利がありながらも、上がり33秒3の脚で2着を確保しており、内容的には勝ったスズカフェニックスと互角である。


そのスズカフェニックスが春のマイル王決定戦である安田記念でも有力候補になっていることを考えると、エアシェイディにとっては、第81回中山記念は負けられない一戦である。なお、横山典騎手が初騎乗となるが、エアシェイディは癖のない馬なので問題ないだろう。更に、横山典騎手ならば、中段のインで待機する開幕週の馬場に合った競馬で、エアシェイディを勝利に導く可能性が高い。よって、競馬理論は、エアシェイディを、現時点における第81回中山記念馬の最有力候補と判断している。


他には、ダンスインザモア(蛯名正義)及びシャドウゲイト(田中勝春)が人気になりそうである。


ダンスインザモアは、前走のニューイヤーステークスで1年10ヶ月ぶりの勝利を収め、復調気配が窺える。更に、中山1800mは、ダンスインザモアにとって、G2のスプリングステークスを制した舞台である。よって、ダンスインザモアが、第81回中山記念を制して完全復調する可能性は低くない。しかしながら、前走のニューイヤーステークスでは、ダンスインザモアは、2着メテオバーストという弱いメンバー及びハイペースに恵まれたのも確かである。そのため、ダンスインザモアの完全復調を期待しながらも、人気面を考慮して、ダンスインザモアの評価を決定しようと中山記念の競馬理論では考えている。


シャドウゲイトは、中山記念の前走の中山金杯では、2着のアサカディフィートに1.2秒差の大楽勝を演じた。よって、シャドウゲイトは、得意の中山競馬場で再度楽に先行できるようであれば、逃げ切って重賞2連勝の可能性まであり得る。但し、前走の中山金杯では、シャドウゲイトは、54キロの軽ハンデと重馬場に助けられた感が強い。


一方で、前走の中山金杯で2着のアサカディフィートが、次走の小倉大章典を差し切っていることから、中山金杯のレベル自体は低くないことが分かる。これらのことから、中山記念でシャドウゲイトの評価は非常に難しいが、シャドウゲイトにとっては、第81回中山記念が試金石の一戦であることは間違いない。重賞で掲示板止まりの競馬を繰り返しているマヤノライジン(池添)も差はない。


マヤノライジンは、休養明け3戦ともに敗れはしているものの、いずれのレースも馬場状態や展開が向かなかったことによる敗戦であり、内容的には悲観すべきものではない。よって、マヤノライジンも、展開次第では通用する可能性が高いと競馬理論では判断している。競馬理論は、穴馬候補として、キンシャサノキセキ及びローエングリンに注目している。


キンシャサノキセキは、一番人気で敗れた前走の京都金杯では終始折り合いを欠いており、まったく能力を発揮できていない。G1のNHKマイルカップ3着及びマイルチャンピオンシップ5着の実績が示すように、キンシャサノキセキの素質の高さ自体は疑う余地がない。よって、現時点では除外対象であるが、出走さえできれば、キンシャサノキセキは、エアシェイディと際どい勝負をするはずである。


もう一頭の穴馬候補ローエングリンも8歳馬ながら、近走の内容からは衰えを見せていない。前走の鳴尾記念にしても、ローエングリンは、スローペースに恵まれたとはいえ、59キロを背負いながら2着に粘り込んだ。よって、斥量が一キロ減となる58キロならば、ローエングリンが、好位から抜け出す可能性もあり得ると競馬理論では判断している。


以上のように、競馬理論は、人気のエアシェイディを、現時点における第81回中山記念馬の最有力候補と判断している。但し、開幕週で極端にイン有利な馬場で中山記念が行われるようであれば、エアシェイディは、後方から競馬を進める馬なので、届かない可能性があり得る。その場合には、先行する器用な競馬をできる馬を、本命に予想しようと考えている。


つまり、競馬理論は、開幕週の馬場状態及び枠順を考慮して、第81回中山記念の最終的な予想を決断しようと考えている。