
第77回日本ダービー
- GⅠ - 出走日:2010年 5月30日 (日) 優勝馬: エイシンフラッシュ 優勝騎手: 内田博幸
第77回日本ダービーは、
ヴィクトワールピサ(岩田)と
ペルーサ(横山典)の2強対決で
注目を集めたが、
2強ともに敗れるという波乱の決着となった。
その波乱の
第77回日本ダービーを制したのは、
エイシンフラッシュ(内田博)であった。
レースでは、エイシンフラッシュは、
皐月賞馬ヴィクトワールピサをマークするように、
中団のインからレースを進めた。
そして、エイシンフラッシュは、
直線で外に持ち出されると、
馬込みを割るように差し脚を伸ばして、
第77回日本ダービーを制覇した。
エイシンフラッシュの第77回日本ダービーの勝利は、超スローペースを上がり32秒8の脚で差し切ったものであり、切れ味勝負となれば3歳世代で一枚上であることを示した。
よって、スローペースになることが多い
近代競馬では、切れ味抜群の
エイシンフラッシュに今後も高い評価を与えるべき
と競馬理論では判断している。
一方、第77回日本ダービーでは、
2歳王者のローズキングダムが2着に入った。
ローズキングダムは、
エイシンフラッシュと並ぶような位置で競馬を進め、
直線に入ると一旦は先頭に立って、
勝利を収めたかにも見えたが、
ゴール寸前で内から
エイシンフラッシュに交わされてしまい、
2着に敗れてしまった。
ローズキングダムの第77回日本ダービーの2着は、エイシンフラッシュにこそ差されてしまったものの、3着のヴィクトワールピサを2馬身近く離しており、高い評価に値する。
よって、今後のG1戦線においては、
復調した2歳チャンピオンローズキングダムにも
高い評価を与えるべき
と競馬理論では判断している。
一方、1番人気の
皐月賞馬ヴィクトワールピサ(岩田康)は、
3着に敗れてしまった。
ヴィクトワールピサは、
スローペースを見越して、
好位のインからレースを進めたが、
直線では思ったほど伸びず、
3着が精一杯であった。
ヴィクトワールピサの第77回日本ダービーの3着は、超スローペースで切れ味負けしたものであり、4コーナーで少し仕掛けが遅れる不利を考慮すると、悲観すべき内容ではない。
しかしながら一方で、
皐月賞での勝利はコースロスのない競馬をさせた
岩田騎手の好騎乗に恵まれたものでもあることが
改めて分かり、ヴィクトワールピサは、
3歳世代で圧倒的な能力が
あるわけではない事も示した。
よって、今後のG1戦線においても、
ヴィクトワールピサには高い評価が必要だが、
絶対的な本命馬というわけではない
と競馬理論では判断している。
一方、2番人気のペルーサ(横山典)は、
出遅れが響き、6着に敗れてしまった。
ペルーサは、スタートで出遅れてしまい、
最後方からのレースとなってしまった。
そのため、ペルーサは、勝負どころで
外々を回らされてしまったこともあり、
直線で伸びを欠き、6着止まりであった。
ペルーサの第77回日本ダービーの6着は、スローペースでは痛恨となる出遅れで終始外を回らされる展開によるものであり、度外視可能である。
よって、秋のG1戦線において、
能力的に底を見せていないペルーサの
巻き返しがあってもおかしくない
と競馬理論では判断している。
一方、スローでの単騎逃げの展開での
粘り込みを期待したアリゼオ(ウィリアムズ)は
13着に敗れてしまった。
アリゼオは、戦前の予想通り、
単騎でハナを切ることができたが、
直線では早めに失速してしまい、
13着と惨敗してしまった。
アリゼオの第77回日本ダービーの13着は、スローペースにし過ぎて上がりの競馬に持ち込んだことが失敗だったと見ることもできるが、早々と失速してしまったことを考えると、距離が不向きだった上に、体調面も万全でなかった可能性が高い。
よって、今後の重賞戦線においては、
2000m以下の距離で
先行馬が少ないメンバー構成のときに、
アリゼオに高い評価を与えるべき
と競馬理論では判断している。
以上のように、
史上最強メンバーが揃ったと言われた
第77回日本ダービーは、
人気馬総崩れの波乱の決着となった。
今年の牡馬クラシック戦線は、
抜きん出た能力を秘めている馬が
いるわけではないので、
展開やレースの条件などで、
上位馬の着順は簡単に入れ替わりそうである。
よって、秋の菊花賞も、
第77回日本ダービーと同様に
波乱の決着となる可能性は低くない。
競馬理論のファンの方は、
混戦の牡馬クラシック戦線に
今後も注目して頂きたい。
予想屋マスター
- GⅠ - 出走日:2009年 5月30日 (日) 優勝馬: エイシンフラッシュ 優勝騎手: 内田博幸
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