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2008年06月12日

第58回安田記念

第58回安田記念は、64年ぶりの牝馬ダービー馬のウオッカ(岩田)の強さだけが目立った一戦であった。


競馬理論は、ウオッカのこれまでの対戦メンバー及びレース内容を考えれば、第58回安田記念を圧勝する可能性が高いと判断し、ウオッカを自信の本命に予想した。 正直、ウオッカを本命にしていない予想屋や新聞記者は、競馬を分かっていないと言わざるを得ない。


レースでは、ウオッカは、好スタートを切ると、絶好位の3番手のインから競馬を進めた。


そして、直線で岩田騎手に追い出されると、ウオッカは、あっという間に先頭に立ち、2着のアルマダに3馬身半差をつけて、第58回安田記念を圧勝した。


ウオッカの第58回安田記念の勝利は、インの3番手を追走する絶好の展開にも恵まれたが、2着のアルマダに3馬身半もの差をつけており実力以外の何物でもない。 よって、ウオッカが今後もマイル戦線に出走してくるようであれば、次元の違う強さを見せつけてくれるだろう。


また、ウオッカは、第58回安田記念で完全復活を遂げたので、中長距離の王道路線でも好走する可能性が高いと競馬理論では判断している。


第58回安田記念の2着には、アルマダ(ホワイト)が粘り込んだ。


アルマダは、逃げたコンゴウリキシオーから離れた2番手を追走して、しぶとく2着に粘り込んだ。


アルマダの第58回安田記念の2着は、スローペースで単騎逃げになったのと同じ状態に導いたホワイト騎手の好騎乗によるものであるが、ウオッカに簡単に交わされてからもばてずに粘り込んだことは評価に値する。


よって、来年の安田記念でも先行馬が少ないようであれば、アルマダにある程度の評価を与える必要があると競馬理論では判断している。


第58回安田記念の3着には、9番人気と人気薄のエイシンドーバー(福永)が差し込んだ。


レースでは、エイシンドーバーは、ウオッカの後ろとなる6~7番手のインを追走し、直線でもインを突いて混戦の3着争いを制した。


エイシンドーバーの第58回安田記念の3着は、この日のイン有利な馬場に恵まれたものであり、レース内容的には着順ほどの価値には値しない。


よって、第58回安田記念の3着だけで過剰に人気になるようであれば、エイシンドーバーの評価を下げるべきと競馬理論では判断している。

一方、第58回安田記念において、エアシェイディ(後藤)は4着に、スズカフェニックス(武豊)は5着に追い込んだ。


エアシェイディ及びスズカフェニックスは、先行馬及びインをついた馬に有利な展開を大外から追い込んで掲示板を確保しており、第58回安田記念のレース内容的には、3着のエイシンドーバーを大きく上回る。


よって、今後の短距離戦のG1において先行馬が揃って追い込み有利な展開になれば、エアシェイディ及びスズカフェニックスが好走する可能性は高いと競馬理論では判断している。


以上のように、第58回安田記念では、ウオッカが圧勝して完全復活を遂げた。


ウオッカは、64年ぶりの牝馬によるダービー制覇以降勝ち星から遠ざかっていたが、この第58回安田記念の勝利でダイワスカーレットに雪辱を果たす準備が整った。


競馬理論のファンの方は、歴史的名牝のウオッカとダイワスカーレットとの今後の対戦に多いに注目して欲しい。

2007年06月08日

第57回安田記念

第57回安田記念では、天皇賞馬のダイワメジャー(安藤勝)が格の違いを見せつけて快勝し、四つ目のG1タイトルを手に入れた。


競馬理論は、府中2000mの天皇賞を先行して押し切ったダイワメジャーの能力を高く評価し、更に、レース直前の調教も抜群であったことから、金曜日の時点の予想ではダイワメジャーを本命に予想していた。

しかしながら、今週からCコースに変更となった芝コースの土曜日のレースで、外枠や追い込み馬が活躍していたことを考慮し、金曜日の予想の時点では対抗予想であったジョリーダンスを馬券的な妙味も加味して本命に変更してしまった。


その結果、競馬理論は、第57回安田記念を的中することができなかった。



この第57回安田記念が行われた日では、2Rで馬連6,120円を大本線の一点目で、最終レースで馬連11,810円を的中させたことで、沢山のお礼のメールを頂いたが、第57回安田記念も的中させ、競馬理論のファンの方に更に儲けて欲しかった。

しかしながら、競馬理論の本命馬の9番人気ジョリーダンスが3着に好走したことから、外れはしたものの、競馬理論の予想の正しさを改めて分かっていただけたと思う。夏競馬でも、手を抜かずに予想していくので、競馬理論のファンの方は競馬理論の予想をこれからも楽しみにしていて欲しい。


第57回安田記念を制したのは、ダイワメジャーである。第57回安田記念において、ダイワメジャーは、好スタートを決めると、1000m通過57秒5の流れを、インの3番手からレースを進めた。


安藤騎手は、抜群の手応えのまま直線に向くと、スズカフェニックス(武豊)の追い込みを意識してかギリギリまで追い出しを我慢し、残り300mで追い出すと、ダイワメジャーは、逃げ粘るコンゴウリキシオーをクビ差だけ交わしてゴールした。


ダイワメジャーは、自ら競馬を作って勝ちに行く横綱競馬で、第57回安田記念を制覇しており、内容的にも完勝といっていいだろう。よって、ダイワメジャーは、マイル戦であれば国内に敵がいなくなったといっても過言ではなく、今年の秋のマイルチャンピオンシップで連覇を達成する可能性が高い。


なお、ダイワメジャーの次走は、2200mの宝塚記念になるだろうが、2500mの有馬記念でもディープインパクトの3着に好走しており、宝塚記念でも差のない競馬をするであろう。


ただし、ベスト条件のマイルよりは戦績的に見劣ることは確かなので、ダイワメジャーが、中・長距離路線の一線級が揃う宝塚記念を制覇するまでは難しいと競馬理論では判断している。


2着には、コンゴウリキシオー(藤田信二)が粘り込んだ。コンゴウリキシオーは、楽にハナを切ることができたものの、香港馬エイブルワン(キャロウ)に絡まれたことが影響し、ゴール前でダイワメジャーに交わされての2着に敗れた。


コンゴウリキシオーの第57回安田記念の2着は、香港馬エイブルワン(キャロウ)に絡まれたことを考慮すると、内容的には勝ったダイワメジャーと互角と言える。


つまり、コンゴウリキシオーは、第57回安田記念においてもマイル適性の高さを示し、マイルの距離であれば一線級相手に通用することを証明した。


コンゴウリキシオーは、前走のマイラーズカップの時のように、単騎逃げとなっていれば、第57回安田記念でもダイワメジャーともう少し際どい競馬をしていただろう。

よって、競馬理論は、単騎逃げが条件となるものの、マイル程度の距離のレースであれば、コンゴウリキシオーを今後も重視して予想すべきと判断している。

3着には、競馬理論の本命馬のジョリーダンス(柴田善)が入った。ジョリーダンスは、前走のヴィクトリアマイルで脚を余してしまった教訓から、内のダイワメジャーを外から見る好位5~6番手のポジションから競馬を進めた。


そして、ジョリーダンスは、直線に向くと、ダイワメジャーと並んで追い込んでいたが、ゴール前ではダイワメジャーに離されてしまい、3着に敗れてしまった。ジョリーダンスは、牡馬一線級相手に外を回ったにもかかわらず1分32秒台の3着と好走しており、レース内容的には褒めていいだろう。


このように、充実期を迎えたジョリーダンスは、牝馬同士のレースやマイル程度の距離であれば、今後も好走を繰り返す可能性が高い。よって、競馬理論は、今後のレースにおいても、ジョリーダンスに高い評価を与える予定である。

1番人気のスズカフェニックス(武豊)は、5着に敗れた。スズカフェニックスは、中段よりやや後方の12~13番手のポジションから競馬を進めて直線では外から追い込んだが、前が止まらず5着に敗れた。


スズカフェニックスの5着は、前が止まらない展開に差し脚を殺されたことが原因の一つではあるが、現時点においては一線級相手では力不足と判断するのが正しいだろう。


スズカフェニックスは、前走の高松宮記念(リンクをお願いします)でG1馬の仲間入りを果たしたものの、高松宮記念の2着がペールギュントであったように、今のスプリント路線は非常にレベルが低い。


よって、マイルの一線級が揃った第57回安田記念での一番人気は、スズカフェニックスにとっては、荷が重過ぎる。スズカフェニックスは、今後も2000mまでの距離で差のない競馬をするであろうが、武豊騎手が騎乗することもあり、いかんせん人気になり過ぎる。


よって、競馬理論は、スズカフェニックスの能力を高く評価しながらも、今後も人気と実力とのバランスを考えて、スズカフェニックスの評価を決定しようと考えている。


以上のように、第57回安田記念は、ダイワメジャー及びコンゴウリキシオーの2頭の先行馬によるスピード決着となった。


特に、ドバイの遠征帰りを克服して第57回安田記念を制したダイワメジャーの去年秋以降の充実ぶりには目を見張るものがある。


ダイワメジャーが、今後も、短・中距離路線の中心となっていく可能性が高い。よって、競馬理論のファンの方は、ダイワメジャーのこれからのレースに注目して欲しい。


また、第57回安田記念3着のジョリーダンスも、牝馬のG1戦線では常に目を離せない存在になる可能性が高いので、競馬理論のファンの方は注目して欲しい。

2006年06月04日

第56回安田記念

第56回安田記念は、香港馬のブリッシュラック(プレブル)が快勝した。3着にも、香港馬のジョイフルウィナー(ビードマン)が入ったことを考えると、香港競馬のレベルの高さを示した。


去年のスプリンターズステークスでも、香港馬のサイレンとウィットネスが快勝しており、今後のG1でも香港馬から目を話せない。但し、競馬理論は、日本馬よりも香港馬のほうがレベルが高いと判断していない。


事実、香港のG1レースでは、日本馬が大活躍しており、競馬のレベル的には同程度であろう。つまり、香港の一線級の馬は、日本のG1レースでも主力争いできることを競馬理論のファンの皆様は理解しておいて欲しい。


ブリッシュラックは、去年の安田記念では、外を回らされたことが影響し、4着に敗れた。その教訓を生かして、ブリッシュラックは、第56回安田記念では、中段のインコースからレースを進めた。


そして、ブリッシュラックは、残り400mで前が開くと、抜群の切れ味を発揮して快勝した。ブリッシュラックは、一年で馬が成長したというよりも、コース取りの差が勝利に導いたと競馬理論では判断している。


ただ、高速馬場である東京競馬場の芝コースで、インを突いたとはいえ、2馬身半差で快勝した内容は高く評価される。ブリッシュラックは、今後もマイル程度の距離であれば、世界の一流馬とも互角に渡り合える。


よって、ブリッシュラックが日本に遠征してくるときには、今後も重視する必要があると競馬理論は判断している。2着には、去年の覇者であるアサクサデンエン(藤田信二)騎手が追い込んだ。


アサクサデンエンは、後方からレースを進めて、直線では内目から追い込んで、日本馬の意地を見せた。アサクサデンエンは、安田記念に望む過程が順調さを欠いており、人気を落としていた。


しかし、厩舎サイドの懸命な立て直しが功を奏して、アサクサデンエンは、見事に復活した。アサクサデンエンは、海外遠征で体調を崩してしまったので、今年は日本の競馬に集中するであろう。


であれば、アサクサデンエンは、秋のマイルチャンピオンシップでも最有力候補となる可能性が高いと競馬理論は判断している。3着は、香港馬のジョイフルウィナーであった。ジョイフルウィナーは、外枠ということもあって、終始外を回らされてしまった。


ジョイフルウィナーは、大外から3着に追い込んだ。つまり、ジョイフルウィナーは、ブリッシュラックと2馬身半差であったが、実力的には互角以上であると競馬理論は判断している。


人気面を考慮すると、ジョイフルウィナーが日本に遠征してきたときには、ブリッシュラック以上に重視すべきと競馬理論は判断している。4着には、ダイワメジャーが粘り込んだ。


ダイワメジャーは、好スタートからインの3番手を進み、直線では一旦先頭に立ったが、上位3頭に差されてしまった。ダイワメジャーは、今年の安田記念のように底力勝負になると、少し足りない。


しかし、ダイワメジャーは、先行できて競馬が上手な馬なので、展開の助けがあれば、皐月賞以来のG1制覇も夢ではないと競馬理論は判断している。第56回安田記念では、香港馬の活躍が目立った。


香港馬を含む外国馬は、出走した競馬を毎レース分析しているわけではないので、評価が非常に難しい。よって、競馬理論では、人気と実力とのバランスを考えて、外国馬を評価していきたいと考えている。

2005年06月05日

第55回安田記念

今年の安田記念は、1番人気のテレグノシス(勝浦正樹)が単勝5.8倍だったように、大混戦のレースであった。そして、この人気を反映した結果となった。競馬理論では、ローエングリン(後藤浩樹)が勝ったマイラーズカップ及びアサクサデンエンが勝った京王杯スプリングカップの内容を重視して予想した。なぜなら、安田記念の出走馬の大半がこのレースに出走しているからである。まず、マイラーズカップを振り返る。

マイラーズカップは、1000m通過59秒台の流れのスローペースであった。実際に、2番手を追走したローエングリンが、上がり34.2秒で勝ったことからも分かる。また、2着のプリサイスマシーンも3番手集団を走っていたことからも、マイラーズカップは、前残りの流れだったことが分かる。このようなマイラーズカップを、後方から追い込んだカンパニー(福永祐一)及びアサクサデンエン(藤田伸二)がこのレースでは内容がよいと競馬理論では判断した。

アサクサデンエンは、カンパニーの後方から追い込んでおり、一見内容が上に思える。しかし、カンパニーは、阪神の1600mの不利な外枠から発走しており、内容は互角と競馬理論では判断した。競馬理論では、能力が互角であれば、人気の盲点になっている馬を狙う。よって、安田記念では、カンパニーを本命にした。次に、京王杯スプリングカップを振り返る。京王杯スプリングカップは、レース直前の大雨で外が伸びない馬場となっていた。

そのため、上手くインを走った、アサクサデンエン及びオレハマッテルゼ(蛯名正義)で決着した。しかし、アサクサデンエンは、展開に恵まれたとはいえ、1400mのレースで2馬身強の差で勝っており、本格化したと競馬理論では判断した。また、京王杯スプリングカップでは、外枠で自分の能力を発揮できなかったテレグノシス(勝浦正樹)及びダンスインザムード(デザーモ)が本番の安田記念で一変する可能性が高いと判断した。

つまり、京王杯スプリングカップから、アサクサデンエンを評価すべきであり、そのアサクサデンエンとマイラーズカップで互角の評価をしたカンパニーが競馬理論の本命となった。安田記念において、カンパニーは、直線では前が塞がる不利がありながら、5着に追い込んだ。この内容を見ると、カンパニーは、スムーズな競馬が出来ていれば、勝ち負けできたと確信している。

競馬にタラレバは禁物だが、安田記念における競馬理論の判断は間違っていなかったと自信を持った。勝ったのは、アサクサデンエンであった。アサクサデンエンは、今の充実っぷりを象徴する内容であった。アサクサデンエンは、中段の8番手くらいを追走し、直線で追い出すとグイグイ伸び、最後もスイープトウショウの追撃を凌いだ。

アサクサデンエンは、本格化した今なら、秋のマイルチャンピオンシップでも上位を賑わす存在になると競馬理論では判断している。2着は、スイープトウショウ(池添謙一)であった。スイープトウショウは、レース前では軽視してしまった。なぜなら、スイープトウショウは、マイル戦なら、ダンスインザムード(デザーモ)にかなわないと判断していたからである。

しかし、それを判断したのは、去年の桜花賞が理由であるが、去年の桜花賞は、超スローペースでダンスインザムードが楽に抜け出した内容であり、後方から追い込んだスイープトウショウには不利な展開であった。これを考慮して、スイープトウショウを上位に取り上げるべきであったと反省している。競馬理論では、外れたレースであっても、常に何故このような結果になったのかということを考え、理論を進歩させている。

3着は、サイレントウィットネスであった。サイレントウィットネス及びブリッシュラックは、香港の時計及び内容から考えると、このメンバーでも当然主力になると考えていた。サイレントウィットネスは、微妙に距離が長かった感があり、今年の秋のスプリンターズステークスに出走するようであれば、本命に推せると競馬理論では判断した。

今年の安田記念は、大混戦レースであった。しかし、このようなレースこそ、競馬理論の腕の見せ所であると考えている。今回の安田記念は、カンパニーに不利があって、的中することができなかった。この汚名を、次は晴らしたいと考えている。

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