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2008年07月03日

第49回宝塚記念

第49回宝塚記念は、断然人気のメイショウサムソン(武豊)が2着に敗れ、エイシンデピュティ(内田博)の逃げ切りで幕を閉じた。


エイシンデピュティは、楽にハナを切ってマイペースで逃げを打つと、メイショウサムソン及びインティライミの追い上げを退けて、第49回宝塚記念を制した。


エイシンデピュティの第49回宝塚記念の勝利は、極端にインが有利な馬場をマイペースで逃げる展開及び得意な道悪に恵まれたものであり、内容的な価値は高くない。


よって、第49回宝塚記念馬ということでマークがきつくなる今後のレースにおいて、エイシンデピュティを過大評価すべきではない。


ただし、エイシンデピュティは安定した先行力を秘めるので、先行馬が少ないレースやインが有利な馬場状態でのレースにおいては、エイシンデピュティに高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。


第49回宝塚記念で断然の1番人気のメイショウサムソンは、2着に敗れてしまった。


メイショウサムソンは、人気を背負っていたこともあり、不利を受けない後方の外目からレースを進め、3コーナーで徐々に大外を回って進出し、4コーナーで先行集団に取り付いたが、そこでズブさを見せてしまった。


しかしながら、メイショウサムソンは、武豊騎手に追われると徐々にシブトイ伸び脚を発揮したが、エイシンデピュティの頭差まで迫ったところがゴールであった。


メイショウサムソンの第49回宝塚記念の2着は、終始外を回る横綱競馬でのものであり、内を突いた馬が上位を占めた馬場状態を考慮すると、レース内容的にはエイシンデピュティを大きく上回る。


よって、秋の古馬G1戦線においても、メイショウサムソンが中心となっていく可能性が高いと競馬理論では判断している。


競馬理論が穴馬に指名したインティライミは、11番人気ながら3着に好走した。


競馬理論は、去年の京都大章典でポップロック及びアルナスラインを破った実績を評価し、インティライミに穴馬として高い評価を与えた。


レースでは、インティライミは、インの3番手を追走して抜群の手応えのまま直線に向いたが、アサクサキングス(四位)に寄られてしまい追い出しが遅れてしまった。


その結果、インティライミは、ゴール前でエイシンデピュティに迫ったものの、3着に敗れてしまった。


競馬にタラレバは禁物であるが、直線での不利がなければ、インティライミがエイシンデピュティを破って第49回宝塚記念馬となっていた可能性は高い。
ただし、インティライミの第49回宝塚記念の3着は、極端にインが有利な馬場をインの3番手で追走する展開に恵まれたものなので、レース内容的には過大評価は禁物である。


よって、今後の重賞戦線において、メンバーや展開次第を考慮して、インティライミを評価すべきと競馬理論では判断している。


第49回宝塚記念で人気となった4歳牡馬のアサクサキングス、アルナスライン及びロックドゥカンブは、総崩れとなってしまった。


ロックドゥカンブは故障発生のため度外視する必要があるが、アサクサキングス及びアルナスラインの敗戦は、4歳牡馬世代のレベルの低さを象徴するものであろう。
よって、G2やG3レベルであれば4歳牡馬世代でも通用するものの、一線級が揃うG1となると、レベルの低い4歳牡馬世代は今後も通用しない可能性が高い。


よって、今後のG1戦線においては、アサクサキングス、アルナスライン及びロックドゥカンブなどの4歳牡馬世代にあまり高い評価を与えるべきではないと競馬理論では判断している。


以上のように、第49回宝塚記念では、内田騎手の豪腕に応えて、エイシンデピュティが勝利を収めた。


しかしながら、レース内容的には、メイショウサムソンがエイシンデピュティを大きく上回る。


競馬理論のファンの方は、秋のG1戦線においても、メイショウサムソンに大いに注目して欲しい。

2007年06月30日

第48回宝塚記念

第48回宝塚記念は、一番人気の3歳牝馬ウォッカ(四位)が敗れたものの、三番人気のアドマイヤムーン(岩田)及び二番人気のメイショウサムソン(石橋)の上位人気馬同士で決着した。


アドマイヤムーンは、1000m通過57秒5というハイペースを、中段よりやや後方の外から競馬を進めた。
その後、アドマイヤムーンは、メイショウサムソンよりも仕掛けをワンテンポ遅らせるように、3コーナー辺りから馬場の綺麗な外を進出し、4コーナーでは早くも先頭を射程距離に捉えた。
そして、アドマイヤムーンは、先に抜け出したメイショウサムソンとの叩き合いを制し、2着のメイショウサムソンに半馬身差をつけてゴールし、念願の国内G1制覇を果たした。


アドマイヤムーンの宝塚記念の勝利は、展開に恵まれたものではなく、完勝といっていいいレース内容であった。


よって、充実期を迎えたアドマイヤムーンが、現在の古馬中距離戦線における最強馬であると考えても問題ないだろう。


そのため、アドマイヤムーンは、次の目標となる秋の天皇賞秋でも、去年の3着の雪辱を果たし、好勝負する可能性が高い。
つまり、第48回宝塚記念の勝利によって人気が増したとしても、アドマイヤムーンには常に高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。


2着には、天皇賞馬メイショウサムソンが入った。
メイショウサムソンは、中段から競馬を進め、4コーナーで早め先頭という横綱競馬で勝利を狙ったが、ゴール前でアドマイヤムーンに差されてしまい、2着に敗れてしまった。


メイショウサムソンの第48回宝塚記念での2着は、ハイペースの展開を早めに仕掛け自ら勝ちに行ってのものであり、レース内容的にはアドマイヤムーンと互角以上の評価を与えることができる。


競馬理論は、これまでのレースで展開に恵まれて好走を繰り返してきた感が強いメイショウサムソンに、あまり高い評価を与えるべきではないというスタンスで予想をしてきた。
そのため、競馬理論は、第48回宝塚記念においても、メイショウサムソンを押さえ評価にとどめてしまった。


しかしながら、第48回宝塚記念のレース内容を分析すると、メイショウサムソンが、以前よりもかなり力をつけてきており、春のクラシック2冠馬に恥じない能力を身につけたことが分かった。
よって、競馬理論は、これまでのスタンスを崩し、次走以降のレースでは、メイショウサムソンに高い評価を与えなければならないと考えている。


3着には、ポップロック(武豊)が入った。ポップロックは、ハイペースの展開を後方の外目から追走し、直線に向くと、アドマイヤムーンの更に外から追い込んだが、アドマイヤムーンとの差は詰まらず3着が精一杯であった。


4着に13番人気のアドマイヤフジ(福永祐一)、5着に16番人気のファストタテヤマ(小牧太)が追い込んでいるように、第48回宝塚記念は、差し・追い込み馬に有利な展開となっていた。


つまり、後方から競馬を進めたポップロックにとっては、差し・追い込み馬に有利な絶好の展開になったにもかかわらず、2着のメイショウサムソンから2馬身差の3着に敗れてしまった。


このことから、ポップロックは、現時点では、上位二頭(アドマイヤムーン及びメイショウサムソン)と力差があると判断せざるを得ないだろう。ただし、ポップロックは、常に一生懸命走る馬であり大きく崩れないので、メンバー次第では今後のG1でも注目すべきと競馬理論では判断している。


一番人気のウォッカ(四位)は、8着に敗れてしまった。ウォッカは、馬場の悪いラチ沿いを走る馬が不在の展開のために、馬込みで折り合いをつけることができなかった。更に、切れ味を生かすウォッカにとってはやや重の馬場状態も不利に働いてしまい、ウォッカは、まったく能力を発揮できずに敗れてしまった。


第48回宝塚記念におけるウォッカの敗戦は、不利な条件が重なったものであり、力負けではない。


よって、ウォッカは、折り合いがつき能力さえ発揮できれば、一線級の古馬相手であっても互角以上の競馬をする能力を秘めていると競馬理論では判断している。そこで、競馬理論は、今後もウォッカに高い評価を与え、レース内容に注目していこうと考えている。


以上のように、第48回宝塚記念では、ウォッカが3歳牝馬の若さゆえの脆さを露呈してしまったのに対し、アドマイヤムーン及びメイショウサムソンが古馬の底力を見せつけた。


第48回宝塚記念のレース内容を振り返ると、アドマイヤムーン及びメイショウサムソンに、ウォッカを加えた三頭が秋のG1でも中心となっていくだろう。


よって、競馬理論のファンの方も、アドマイヤムーン、メイショウサムソン及びウォッカの三頭に秋のG1でも注目して予想して欲しい。

2006年06月25日

第47回宝塚記念

第47回宝塚記念は、ディープインパクト(武豊)及びナリタセンチュリー(田島)で決着した。競馬理論の特集記事でも述べたように、大本線で決着し私の予想が見事的中した。


ディープインパクトは、唯一心配された重馬場にもかかわらず、横綱競馬で差しきった。ディープインパクトは、本当に強い馬であれば展開及び馬場に左右されることがないことを実証してみせた。


秋には凱旋門賞が最大目標となるようであるが、ディープインパクトは、凱旋門賞でも好勝負する可能性が極めて高いと判断している。


2着には、競馬理論が穴馬として予想していたナリタセンチュリーが飛び込んだ。ナリタセンチュリーは、京都大章典で全盛期のゼンノロブロイを差し切っている実力の持ち主である。更に、ナリタセンチュリーのジャパンカップは、外が不利だった馬場で唯一外を回っての好走で、着順以上の評価が必要であった。


よって、ナリタセンチュリーが、G1の宝塚記念で好走しても何ら不思議はない。競馬新聞の解説者等は、重馬場に恵まれたと解説しているようであるが、競馬理論は、ナリタセンチュリーの好走は、実力によるものと判断している。


競馬理論は、ナリタセンチュリーを今後も重視して予想しようと考えている。特に、ディープインパクトがいない秋のG1レースでは、ナリタセンチュリーが中心となってもおかしくないと判断している。


3着には、バランスオブゲーム(田中勝春)が粘り込んだ。バランスオブゲームは、重馬場での単騎逃げという展開に恵まれたことは確かであるが、直線であわやのレースを見せたことは評価に値する。


バランスオブゲームは、先行できる器用な馬なので、今後も展開次第では一線級相手に通用する可能性があると競馬理論では判断している。第47回宝塚記念は、春の天皇賞と同様に、ディープインパクトの強さだけが目立った一戦となった。


特に、ディープインパクトは、重馬場を克服しての勝利であり、凱旋門賞に向けて視界良好となった。競馬理論も、一般の競馬ファンと同じように、ディープインパクトの凱旋門賞制覇を期待する。

2005年06月26日

第46回宝塚記念

宝塚記念は、2強が共倒れとなり大穴決着となった。なぜ、このような結果になったのかを競馬理論では分析する。 まず、勝ったのは、スイープトウショウ(池添謙一)である。スイープトウショウは、中段の外を追走し、4コーナでは抑えきれない手応えで直線に向いた。そして、スイープトウショウは、追い出すと抜群の伸びをみせ、横綱競馬で差し切った。スイープトウショウは、39年振りの牝馬の勝利であったが、展開に恵まれたものではなく、能力が高い。

よって、スイープトウショウは、今後のGⅠ路線でも中心になると競馬理論では判断している。 2着は、ハーツクライ(横山典弘)であった。ハーツクライは、後方のインでジッと待機し、直線で外に出して追い込んだ。多くの馬が、タップダンスシチー(佐藤哲三)をマークしていたので、早仕掛けになった。その結果として、宝塚記念はペースが速くなり、ハーツクライに展開が向いた。

ハーツクライは、今回の宝塚記念ように展開が向けば、確実にいい脚を使う。但し、現在の競馬はスローペースになることが多いので、ハーツクライのような馬は、成績が安定しない。よって、ハーツクライは、人気の時には押さえ程度の評価で構わないと競馬理論では判断している。しかし逆に、ハーツクライは、先行馬が人気になっている時には、直線までインで我慢し、追い込みが届く。

3着は、ゼンノロブロイ(デザーモ)であった。ゼンノロブロイは、休み明けも問題にせず、さすがのレース内容を見せた。ゼンノロブロイは、4コーナで前が塞がる不利があったのが致命傷になってしまった。まともなら、ゼンノロブロイは、上位二頭と好勝負していたに違いない。つまり、ゼンノロブロイは、現役最強馬であり、今後もGⅠ路線の中心になる。

5着のサンライズペガサス(松永幹夫)は非常に惜しいレースをした。競馬理論ではサンライズペガサスが、好走すると断言していた。しかし、サンライズペガサスは、4コーナで大きな不利を受け、まったく競馬にならかかった。それにも関わらず、サンライズペガサスは、5着に追い込んだ。つまり、サンライズペガサスのレース内容は、勝ち馬と差のないものであると競馬理論では考えている。

よって、このまま無事にいってくれれば、サンライズペガサスが今年の秋の天皇賞を制覇すると競馬理論は断言する。 一番人気のタップダンスシチー(佐藤哲三)は、7着であった。競馬理論では、躊躇なくタップダンスシチーを、本命にしてしまった。しかし、今回のレース内容から、タップダンスシチーの衰えを感じる。タップダンスシチーは、既に8歳馬(昔なら、9歳馬)であり、衰えて当然の歳である。タップダンスシチーは、確かに金鯱賞を楽勝した。

しかし、タップダンスシチーの今年の金鯱賞の内容は、特筆すべきものでなかった。なぜなら、金鯱賞は、逃げたタップダンスシチーの上がりが33.8秒であり、超スローペースであった。タップダンスシチーは、その流れを逃げ切っただけである。つまり、タップダンスシチーの現在の実力は、今回の宝塚記念の内容が示すとおりである。

よって、タップダンスシチーは、今後も、去年までの実力を見せることができないと競馬理論では判断している。つまり、タップダンスシチーが今後人気になっても、評価としては押さえ程度でよいと競馬理論では断言する。競馬理論としては、サンライズペガサスの今後のレースに注目して欲しい。

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