第13回NHKマイルカップ
第13回NHKマイルカップは、単勝1番人気の配当が4倍以上という大混戦模様であったが、1番人気のディープスカイ(四位)と3番人気のブラックシェル(後藤)の上位人気馬同士で決着した。
競馬理論は、毎日杯において後の青葉賞馬アドマイヤコマンドに圧勝した実績を考慮して、ディープスカイに高い評価を与えていた。
レースでは、ディープスカイは後方集団の馬込みの中を進んだが、四位騎手は、コースロスを避けるためにディープスカイを4コーナーでインに導いた。
これが功を奏し、ディープスカイは、先に抜け出したブラックシェルに直線の半ばで内から並びかけるとあっという間に突き放して、第13回NHKマイルカップを制した。
ディープスカイの第13回NHKマイルカップの勝利は、他の有力馬が外を回る中、コースロスを避けた四位騎手の好騎乗に助けられた部分もあるが、2着のブラックシェルに2馬身近くの差をつけており、実力によるものとみていいだろう。
競馬理論は、ブラックシェルをダービー馬の有力候補の一頭として判断していたので、このブラックシェルを寄せ付けずに圧勝したディープスカイにもダービーで高い評価を与えるべきと判断している。
なお、ダービーにおけるディープスカイの課題は2400mの距離だが、折り合いに難がある馬ではないので大きな問題にはならないと競馬理論では判断している。
第13回NHKマイルカップの競馬理論の本命馬のブラックシェルは2着に敗れてしまった。
レースでは、ブラックシェルは、中段よりやや後方の内目を進み、直線でも逃げるゴスホークケン(内田博)のインから抜け出し、早めに先頭に立った。
しかしながら、ブラックシェルは、更に内からディープスカイに交わされてしまい、2着に敗れてしまった。
ブラックシェルの第13回NHKマイルカップの2着は、ディープスカイと同様に、コースロスを避けた後藤騎手の好騎乗に助けられた部分もあるが、クラシックで常に差のない競馬をしてきた実力によるものである。
しかしながら、第13回NHKマイルカップの結果を見る限り、現時点においては、ブラックシェルよりもディープスカイの方が上と判断せざるを得ない。
よって、本番のダービーにおいては、ブラックシェルが距離適性の差を生かしてディープスカイとの差をどこまで詰められるかがポイントとなりそうである。
第13回NHKマイルカップの3着には、14番人気と人気薄のダノンゴーゴーが追い込んだ。
ダノンゴーゴーは、馬群から離れた最後方からレースを進め、直線ではインを突いて追い込み3着に浮上した。
ダノンゴーゴーの第13回NHKマイルカップの3着は、2着のブラックシェルから2馬身近く離されており、ハイペースを最後方で追走する展開及びコースロスを避けた藤岡騎手の好騎乗に助けられたものであり、内容的には着順ほどの評価に値しない。
しかしながら、ダノンゴーゴーは、短距離戦では確実にいい脚を使うので、今後のレースにおいても、先行馬が揃う短距離戦などでは特に注意を払うべきである。
第13回NHKマイルカップのレース内容では、4着のドリームシグナル(吉田隼人)及び5着のファリダット(武豊)にも高い評価を与えるべきある。
ドリームシグナル及びファリダットは、コースロスのないインを走った馬に有利な馬場状態にもかかわらず外を回って掲示板を確保しており、上位三頭とは着差ほどの能力差はない。
よって、ドリームシグナル及びファリダットにも、今後の短距離重賞戦線において注目すべきと競馬理論では判断している。
以上のように、第13回NHKマイルカップは、東京競馬場の馬場状態の影響を大きく受けたレースとなった。
東京競馬場の競馬理論を参照して頂きたいが、雨が止んだ後の東京競馬場の芝コースは、排水溝の影響でインが極端に有利になる。
第13回NHKマイルカップは、それを象徴したレースとなった。
競馬理論のファンの方は、今後も雨が降ったときの東京競馬場のレースにおいては、先行馬及び内を通る馬に注意して予想して欲しい。




