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2007年12月14日

第59回朝日杯フューチュリティステークス

戦前から大混戦が予想されていた第59回朝日杯フューチュリティステークスでは、1勝馬のゴスホークケン(勝浦)が逃げ切りで勝利を収めた。


この結果は、極端にイン有利が有利な中山芝コースの馬場状態と、スタート後すぐにコーナーを迎える中山1600mのコース形態による影響が大きい。


競馬理論は、第59回朝日杯フューチュリティステークスの展望の記事でも述べたように、中山1600mは、内枠と先行馬が有利なコース形態なので、枠順が非常に重要になると考えていた。


しかしながら、土曜日の芝コースの競馬では、外も伸びていたため、競馬理論は、枠順よりも、出走馬の実力を重視して、第59回朝日杯フューチュリティステークスを予想してしまった。


ところが、日曜日の朝に芝コースの内側にローラをかけたのではないかと思われるくらい、日曜日の芝コースは、土曜日とは一変して、インが有利になっていた。


このことは、日曜日の後半の芝のレース(6R、8R、11R及び12R)で、逃げた馬がすべて連対を果たしていることからも分かる。


つまり、第59回朝日杯フューチュリティステークスは、道中でラチ沿いを走らなければ好走することができなかったのである。
このことを頭に入れて、第59回朝日杯フューチュリティステークスのレース結果を分析していきたい。


競馬理論は、前走の東京スポーツ杯2歳ステークスの内容から、ゴスホークケンよりも、スズジュピター(柴田善)を重視して予想すべきと判断していた。


しかしながら、ゴスホークケンが、中山1600mで最も有利な1枠を引いたので、スズジュピターを逆転する可能性もあると考え、ゴスホークケンの評価を少し上げた。


レースでは、ゴスホークケンは、好スタートを切ると、そのままレースの主導権を握った。


そして、ゴスホークケンは、直線で3着のキャプテントゥーレ(川田)に並ばれると、豪快に突き放し、2着のレッツゴーキリシマ(幸)に2馬身半もの差をつける快勝劇を演じた。


ゴスホークケンの第59回朝日杯フューチュリティステークスの勝利は、素質の高さによるものでもあるが、それ以上にイン有利の馬場状態とマイペースの逃げを打てた展開によるものである。


よって、競馬理論は、ゴスホークケンと他馬との間に着差ほどの実力差があるとは思っていない。


つまり、ゴスホークケンは、2歳チャンピオンとして来年のクラシック戦線の中心となっていくだろうが、第59回朝日杯フューチュリティステークスの快勝だけで過大評価することは禁物である。


競馬理論でも、人気と実力のバランスを相対的に分析して、今後のレースにおけるゴスホークケンの評価を決定しようと考えている。


第59回朝日杯フューチュリティステークスの2着には、10番人気のレッツゴーキリシマ(幸)が入った。


レッツゴーキリシマは、逃げたゴスホークケンの直後となる4~5番手のインからレースを進め、直線でも最内を付いて、2着を確保した。


レッツゴーキリシマの第59回朝日杯フューチュリティステークスの2着は、ゴスホークケン以上にイン有利の馬場を生かしたものであり、内容的な価値は低い。


よって、ゴスホークケンが、第59回朝日杯フューチュリティステークスの2着によって次走以降で人気になるようであれば、競馬理論は、ゴスホークケンの評価を下げて予想すべきと判断している。


第59回朝日杯フューチュリティステークスの3着には、キャプテントゥーレ(川田)が粘り込んだ。


キャプテントゥーレは、3番手の外から競馬を進め、直線で一旦はゴスホークケンに並びかけたが突き放されてしまい、3着に敗れてしまった。


キャプテントゥーレの第59回朝日杯フューチュリティステークスの3着は、外を回って早めに先頭に立つ競馬でのものであり、内容的には2着のレッツゴーキリシマを大きく上回る。


よって、競馬理論は、次走以降において、レッツゴーキリシマよりも、キャプテントゥーレに高い評価を与えるべきと判断している


但し、第59回朝日杯フューチュリティステークスは前残りの競馬であったことも確かなので、キャプテントゥーレが次走以降において過剰に人気になるようであれば、押さえ程度の評価にとどめるべきである。


一方、2番人気のスズジュピターは5着、1番人気のアポロドルチェは11着に敗れてしまった。


スズジュピター及びアポロドルチェは、追い込みが不利な馬場状態及び展開に差し脚を殺されてしまった。


よって、スズジュピター及びアポロドルチェの第59回朝日杯フューチュリティステークスにおける敗戦は度外視できる。


そこで、スズジュピター及びアポロドルチェの次走以降の巻き返しに期待したい。


以上のように、第59回朝日杯フューチュリティステークスは、馬単1万3千円台の波乱の決着となった。


この波乱の決着の大きな原因となったのは、イン有利の馬場状態及び前残りの展開である。


競馬理論のファンの方は、レース展開及び馬場状態が競馬の結果にいかに大きな影響を与えるかが分かっていただけたと思う。


競馬理論は、今後もレース展開及び馬場状態を考慮して、予想していこうと考えている。

2006年12月10日

第58回朝日杯フューチャリティステークス

第58回朝日杯フューチャリティステークスでは、断然人気のオースミダイドウ(ペリエ)が3着に敗れた。その第58回朝日杯フューチャリティステークスを制し、2歳チャンピオンとなったのは、ドリームジャーニー(蛯名)である。


ドリームジャーニーは、前走の東京スポーツ杯と同様に出遅れると、馬群から離れた最後方から競馬を進めた。その後、ドリームジャーニーは、3コーナあたりで外に持ち出され、直線で仕掛けられると、14頭をゴボウ抜きという抜群の切れ味を発揮して、朝日杯フューチャリティステークス馬となった。

1000m通過58.9秒という平均ペースを差し切ったドリームジャーニーのレース内容は、高く評価されるべきと競馬理論では判断している。


よって、ドリームジャーニーは来年のクラシック戦線でも有力候補の一頭になる可能性は低くないと競馬理論では判断している。


但し、第58回朝日杯フューチャリティステークスにおいて、ドリームジャーニーは、出遅れたことによって馬群から離れた最後方で折り合いに専念でき、能力を発揮することができたとも考えられる。


また、ドリームジャーニーは、先行できる器用な馬ではなく、展開が不向きな場合(スローペース時)に差し脚が不発に終わるという不安も付きまとう。


更に、第58回朝日杯フューチャリティステークスは、時計的にもメンバー的にもレベルが低い一戦であった可能性も否めない。これらのことから、ドリームジャーニーが過剰に人気になったときには、ドリームジャーニーの評価を下げる必要があると競馬理論では判断している。


2着には、ローレルゲレイロ(本田)が入った。ローレルゲレイロは、スタート後本田騎手に仕掛けられることによって先行し、3番手からレースを進めた。


そして、ローレルゲレイロは、早めにオースミダイドウを交わす勝ちに行く競馬をしたが、ドリームジャーニーの強襲に屈し、2着に敗れた。ローレルゲレイロは、自ら勝ちに行っての競馬での2着であり、内容的には、ドリームジャーニーと同等の評価を与えるべきと競馬理論では判断している。


ローレルゲレイロは、一戦ごとにレース内容が良化し、成長が窺える。よって、ローレルゲレイロは、これからの成長力次第でクラシック戦線でも通用する可能性を秘めていると競馬理論では判断している。


但し、これも第58回朝日杯フューチャリティステークスのレベルが低くなければの話であり、朝日杯フューチャリティステークス組のすべての馬が、クラシック路線で通用しない可能性まであり得ると競馬理論は判断している。


断然人気のオースミダイドウ(ペリエ)は、直線で失速し、3着に敗れた。ペリエ騎手は、オースミダイドウが行きたがったので、逃げを打った。


オースミダイドウは、先頭に立ったことによって折り合いはついたが、終始外に逃げたがっていた。そのため、オースミダイドウは、4コーナでも外に膨れてしまい、直線では伸びを欠いて3着に敗れた。


オースミダイドウは、外に逃げる癖を出しただけでなく、レース後に故障が判明しており、朝日杯フューチャリティステークスでは能力をまったく発揮できなかった。


オースミダイドウの能力は、これまでの強い競馬を振り返ると、この程度でないはずである。競馬理論は、オースミダイドウが故障から復帰してきたときには、オースミダイドウに高い評価を与えるべきと判断している。


以上のように、朝日杯フューチャリティステークスは、断然人気のオースミダイドウのアクシデントにより、中波乱の決着となった。


その朝日杯フューチャリティステークスを制して2歳チャンピオンとなったドリームジャーニーの評価は、今後のレース内容などを考慮して、慎重に判断すべきと競馬理論では判断している。

2005年12月11日

朝日杯FS

朝日杯(フューチュリティステークス)FSは、2番人気のフサイチリシャール(福永佑一)が快勝した。


競馬理論は、フサイチリシャールを軽視していた。


これは、朝日杯FSの前日のブログでも述べたように、フサイチリシャールは、毎回スローペースで逃げ切っており、能力的に評価できないと判断していたからである。


更に、朝日杯FSには、スロクハイネス及びレソナルの2頭の逃げ馬が出走しており、ハイペース必死と競馬理論は考えていたからである。


しかし、逃げ馬の1頭のスロクハイネスが取り消したことから、状況は一変してしまった。


その結果、朝日杯FSは、1000m通過59.0秒のスローペースとなってしまった。


フサイチリシャールは、スタートすると、スローペースで逃げたレソナルから離れた2番手を追走した。


つまり、フサイチリシャールが最も恵まれる展開となった。


そして、フサイチリシャールは、4コーナーで先頭に立つと、そのまま押し切った。


フサイチリシャールは、今回も展開に恵まれた勝利と言える。


また、フサイチリシャールは、今回の勝利で次走以降でマークが更にキツクなるのは確実である。


よって、フサイチリシャールは、人気を考慮すると、次走以降では押さえ程度の評価にとどめるのが妥当と競馬理論は判断している。


競馬理論は、フサイチリシャールを朝日杯FSで軽視してしまったが、今回の内容を振り返っても、フサイチリシャールの能力の分析は間違っていなかったと考えている。


競馬理論は、能力以上に人気になっている馬を軽視することによって、馬券の期待値を高めている。


逆に、能力が高い割に人気になっていない馬を取り上げることによっても、馬券の期待値を高めている。


つまり、今回のように軽視した人気馬が、展開等に恵まれて快勝したことによって、馬券が外れても、競馬理論のファンの皆様は、期待値の低い本命の馬券と割り切って欲しい。


これによって、競馬理論は、ファンの皆様に、高配当の馬券をたくさん提供できる。


その結果、競馬理論は、馬券の収支をプラスにできる。


競馬理論は、これ以外に馬券で儲ける方法がないと確信している。


2着は、スーパーホーネット(内田博)であった。


スーパーホーネットは、超スローを差しきった前走の内容から、競馬理論はスーパーホーネットを穴馬に指名していた。

レースでは、スーパーホーネットは、中段のインを追走し、直線では外に出すとグングン伸びて、フサイチリシャールにクビ差まで迫った。


スーパーホーネットは、スローペースを追い込んだ内容が抜群であり、レースっぷりからも距離が伸びたらよさそうである。


スーパーホーネットは来年のクラシックでも楽しみな存在と競馬理論は考えている。

3着は、1人気のジャリスコライト(デザーモ)であった。


ジャリスコライトは、前半折り合いを欠いた事や直線で内にもたれた事が影響し、伸び切れずの3着に敗れた。


ジャリスコライトは、今回能力を発揮できなかったが、能力の高さを再度示した。


ジャリスコライトは、スーパーホーネットと同様に、来年のクラシックでも上位争いする可能性が高いと競馬理論は考えている。


朝日杯FSでは、スーパーホーネット及びジャリスコライトのレース内容が良かった。


ジャリスコライトが2歳馬でトップクラスと判断すると、このジャリスコライトを楽に差し切ったマルカシェンクは、かなり強い。


更に、マルカシェンクは、新馬戦でフサイチリシャールを負かしている。


これらから、マルカシェンクは、2歳最強馬と断言できる。


マルカシェンクの復活を競馬理論は楽しみにしている。

2004年12月12日

フェアリーステークス

今週はG1レースの狭間の週であった。各地で重賞が行われたのでそのレースについて振り返りたい。まず、フェアリーSの回顧として、勝ったフェリシア(横山典)は、横山典の【決め打ち乗り】が見事に嵌っての勝利といえる。フェアリーSは、逃げたエアラニア(村田)が作った600m33.2秒のハイペースとなった。横山は、そのペースの中、フェリシアを10番手のインでジックリ抑えた。

そして、カシマフラワーが4コーナで外に出たので、フェリシアは、直線でポッカリ開いたインを突いた。つまり、フェリシアは、ペース及びコース取りが共に嵌っての勝利である。よって、フェリシアの能力自体は、2着のペニーホイッスル(柴田善)及び3着のカシマフラワー(吉田)より下である2着のペニーホイッスルは、終始外を回って勝ちに行ったので、フェリシアにインをすくわれた。ペニーホイッスルは、間隔を開いてキャリア1戦ということを考慮すると、「今後が楽しみな馬」と言える。

3着のカシマフラワーは、4コーナで前が塞がる大きな不利があった。カシマフラワーは、この不利がありながら、残り100mで素晴らしい伸び脚を見せて3着であった。カシマフラワーが、4コーナでインを突いていてば、楽勝まであったと思われる。私の本命がカシマフラワーであったからひいき目で見て語っているのではない。結論として、フェアリーS組では、勝ったフェリシアよりも、「2着ペニーホイッスルと及び3着カシマフラワーの次走」に注目すべきである。カシマフラワーは、距離1200mがベストでキャリアが多いので上がり目が少ない。ペニーホイッスルは、今後の内容次第では、桜花賞で上位になる可能性までありそうである。

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