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2007年12月31日

第52回有馬記念

マツリダゴッホが大波乱を演じる


第52回有馬記念は、馬連22,190円、馬単69,020円、3連単800,880円という大波乱の決着となった。


その大波乱の第52回有馬記念の主役を演じたのは、9番人気のマツリダゴッホ(蛯名)である。

マツリダゴッホは、確かに中山コースでG2を2勝しているように、得意の中山コースならばG1で通用してもおかしくはないが、前走の天皇賞秋で15着と惨敗していることから、一線級相手の第52回有馬記念では得意の中山コースであろうとも掲示板が精一杯と判断して、無印評価としてしまった。

レースでは、マツリダゴッホは、好スタートを切ると、インの3番手を進んだ。


そして、マツリダゴッホは、4コーナーで早めに先頭のチョウサン(横山典)に並びかけると、ダイワスカーレットの追撃を凌ぎ切って先頭でゴールした。


マツリダゴッホの第52回有馬記念の勝利は、やや重の馬場状態と先行馬有利の流れをインの3番手から追走するという絶好の展開が味方したものであり、内容的な価値はG1勝ちに値するものではない。

よって、マツリダゴッホが、第52回有馬記念の勝利によって
今後のG1でも人気になるようであれば、押さえ以下の評価にとどめるべきと
競馬理論では判断している。


第52回有馬記念の2着には、3歳牝馬のダイワスカーレット(安藤勝)が粘り込んだ。


ダイワスカーレットは、いつものように好スタートを切ると、チョウサンにハナを譲り、2番手からレースを進めた。


そして、ダイワスカーレットは、4コーナーでマツリダゴッホと共に先頭に並びかけたが、コース取りの差で離されてしまい、直線で脚を伸ばしたが差を詰めることができず、2着に敗れてしまった。


ダイワスカーレットとマツリダゴッホとの差は、微妙なコース取りの差だけであり、内容的には互角である。


よって、次走以降において、ダイワスカーレットが、マツリダゴッホに先着する可能性は低くはない。


ただし、ダイワスカーレットの第52回有馬記念の2着も、マツリダゴッホと同様に、やや重の馬場状態と先行馬有利の流れを2番手から追走するという展開に恵まれたものである。


そのため、現役最強牝馬との称号をダイワスカーレットに与えてしまうのは早計である気がする。
来年以降も、ダイワスカーレットとウオッカとの女王対決に注目していきたい。


第52回有馬記念の3着には、ダイワメジャー(デムーロ)が入った。


ダイワメジャーは、他馬が外を回ってガラリと開いたインを突いて3コーナー辺りから追い上げて、3着を確保した。


ダイワメジャーの第52回有馬記念の3着は、無駄な距離を走らせないデムーロ騎手の好騎乗によるものであるが、不向きな2500mの距離を克服してのものであり、引退が惜しまれる。


ダイワメジャーの成し遂げられなかったグランプリ制覇の夢は、妹のダイワスカーレットに引き継がれる。


1番人気のメイショウサムソン(武豊)は8着、2番人気のポップロック(ペリエ)は5着、3番人気のウオッカ(四位)は11着と、人気馬はいずれも見せ場すら作れずに敗れてしまった。


競馬理論は、小回りの中山コースで行われる有馬記念ではある程度の位置を取れないと競馬にならないと判断していた。


そのため、ポップロック及びウオッカが崩れることはあったとしても、1枠を引いたメイショウサムソンが大崩れするとは思っていなかった。


しかしながら、メイショウサムソンは、武豊騎手がスタート後に気合をつけたにもかかわらず、いつもの行き脚が見られず、後方からの競馬となってしまった。


競馬にタラレバは禁物であるが、メイショウサムソンが、マツリダゴッホの位置を追走できていれば、第52回有馬記念でも勝利を収めていた可能性が高い。


武豊騎手のレース後のコメントにもあったが、競馬理論も、競馬の難しさを改めて実感した。


メイショウサムソン、ポップロック及びウオッカの3頭は、馬場状態、展開や枠順などといずれも第52回有馬記念の敗因がはっきりしており、第52回有馬記念の敗戦だけで評価を下げるべきではない。


よって、競馬理論は、この3頭の次走以降の巻き返しに期待している。


以上のように、第52回有馬記念は、人気馬総崩れの大波乱の決着となった。


第52回有馬記念は来年のG1戦線に直結する結果とはいえないが、これも競馬の一つの結果として受け止めなければならない。


競馬理論は、このようなレースでも的中に近づけるように、来年も更なる分析をしていきたいと考えている。

2007年12月01日

有馬記念

マツリダゴッホが大波乱を演じる


第52回有馬記念は、馬連22,190円、馬単69,020円、3連単800,880円という大波乱の決着となった。


その大波乱の第52回有馬記念の主役を演じたのは、9番人気のマツリダゴッホ(蛯名)である。

マツリダゴッホは、確かに中山コースでG2を2勝しているように、得意の中山コースならばG1で通用してもおかしくはないが、前走の天皇賞秋で15着と惨敗していることから、一線級相手の第52回有馬記念では得意の中山コースであろうとも掲示板が精一杯と判断して、無印評価としてしまった。

レースでは、マツリダゴッホは、好スタートを切ると、インの3番手を進んだ。


そして、マツリダゴッホは、4コーナーで早めに先頭のチョウサン(横山典)に並びかけると、ダイワスカーレットの追撃を凌ぎ切って先頭でゴールした。


マツリダゴッホの第52回有馬記念の勝利は、やや重の馬場状態と先行馬有利の流れをインの3番手から追走するという絶好の展開が味方したものであり、内容的な価値はG1勝ちに値するものではない。

よって、マツリダゴッホが、第52回有馬記念の勝利によって
今後のG1でも人気になるようであれば、押さえ以下の評価にとどめるべきと
競馬理論では判断している。


第52回有馬記念の2着には、3歳牝馬のダイワスカーレット(安藤勝)が粘り込んだ。


ダイワスカーレットは、いつものように好スタートを切ると、チョウサンにハナを譲り、2番手からレースを進めた。


そして、ダイワスカーレットは、4コーナーでマツリダゴッホと共に先頭に並びかけたが、コース取りの差で離されてしまい、直線で脚を伸ばしたが差を詰めることができず、2着に敗れてしまった。


ダイワスカーレットとマツリダゴッホとの差は、微妙なコース取りの差だけであり、内容的には互角である。


よって、次走以降において、ダイワスカーレットが、マツリダゴッホに先着する可能性は低くはない。
ただし、ダイワスカーレットの第52回有馬記念の2着も、マツリダゴッホと同様に、やや重の馬場状態と先行馬有利の流れを2番手から追走するという展開に恵まれたものである。


そのため、現役最強牝馬との称号をダイワスカーレットに与えてしまうのは早計である気がする。
来年以降も、ダイワスカーレットとウオッカとの女王対決に注目していきたい。


第52回有馬記念の3着には、ダイワメジャー(デムーロ)が入った。


ダイワメジャーは、他馬が外を回ってガラリと開いたインを突いて3コーナー辺りから追い上げて、3着を確保した。


ダイワメジャーの第52回有馬記念の3着は、無駄な距離を走らせないデムーロ騎手の好騎乗によるものであるが、不向きな2500mの距離を克服してのものであり、引退が惜しまれる。


ダイワメジャーの成し遂げられなかったグランプリ制覇の夢は、妹のダイワスカーレットに引き継がれる。


1番人気のメイショウサムソン(武豊)は8着、2番人気のポップロック(ペリエ)は5着、3番人気のウオッカ(四位)は11着と、人気馬はいずれも見せ場すら作れずに敗れてしまった。


競馬理論は、小回りの中山コースで行われる有馬記念ではある程度の位置を取れないと競馬にならないと判断していた。


そのため、ポップロック及びウオッカが崩れることはあったとしても、1枠を引いたメイショウサムソンが大崩れするとは思っていなかった。


しかしながら、メイショウサムソンは、武豊騎手がスタート後に気合をつけたにもかかわらず、いつもの行き脚が見られず、後方からの競馬となってしまった。


競馬にタラレバは禁物であるが、メイショウサムソンが、マツリダゴッホの位置を追走できていれば、第52回有馬記念でも勝利を収めていた可能性が高い。


武豊騎手のレース後のコメントにもあったが、競馬理論も、競馬の難しさを改めて実感した。


メイショウサムソン、ポップロック及びウオッカの3頭は、馬場状態、展開や枠順などといずれも第52回有馬記念の敗因がはっきりしており、第52回有馬記念の敗戦だけで評価を下げるべきではない。


よって、競馬理論は、この3頭の次走以降の巻き返しに期待している。


以上のように、第52回有馬記念は、人気馬総崩れの大波乱の決着となった。


第52回有馬記念は来年のG1戦線に直結する結果とはいえないが、これも競馬の一つの結果として受け止めなければならない。


競馬理論は、このようなレースでも的中に近づけるように、来年も更なる分析をしていきたいと考えている。

2006年12月24日

第51回有馬記念

第51回有馬記念は、伝説の名馬となったディープインパクト(武豊)のためのレースとなった。レースは、戦前の予想通り、アドマイヤメイン(柴田善)の大逃げで始まった。


ディープインパクトは、スタート後にすぐに下げて、後方からレースを進めた。そして、ディープインパクトは、2週目の3コーナあたりから徐々にポジションを上げていき、直線では大外から追い込んだ。


ゴール前では武豊騎手が手綱を抑える余裕を見せながらも、ディープインパクトは、2着ポップロック(ペリエ)に3馬身差で快勝し、去年の有馬記念の雪辱を果たした。


このように、ディープインパクトの有馬記念のレース内容は、伝説の名馬の引退レースに相応しいものであった。ディープインパクトのレースを来年から見られなくなるのは、非常に残念であるが、ディープインパクト2世の活躍を競馬理論では期待している。


混戦の2着争いをポップロック(ペリエ)が制した。ポップロックは、先行集団でレースを進め、4コーナでも抜群の手応えだったが、前が詰まってしまった。


しかしながら、ポップロックは、ペリエ騎手によって外に持ち出されると、内で粘り込むダイワメジャーを交わして2着となった。ポップロックは、ディープインパクトには完敗の内容であったが、ディープインパクトが抜ける来年のG1レースでは常に注目すべき馬であると競馬理論では判断している。


3着には、先行したダイワメジャーが粘り込んだ。ダイワメジャーは、アドマイヤメインの大逃げを2番手から追走し、直線で一旦先頭に立ったが、ゴール前で上位2頭に交わされての3着に敗れた。


不向きな2500mで早めに先頭に立ったにもかかわらず3着に粘り込んだダイワメジャーのレース内容は、高い評価に値する。この第51回有馬記念の内容からも、天皇賞及びマイルチャンピオンシップを制したダイワメジャーの今秋の充実が窺える。


ダイワメジャーは、先行できる脚質であり、大崩れもないので、来年のG1レースでも中心となっていくであろう。特に、適距離の2000m以下のレースであれば、ダイワメジャーにかなり高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。

4着には、ドリームパスポート(内田博)が追い込んだ。ドリームパスポートは、中段のインを進んだが、直線半ばまで前が開かず、追い出しが遅れてしまった。


そして、ドリームパスポートは、僅かな隙間が開くと馬群をこじ開けていい脚をつかったものの、4着に追い込むのが精一杯であった。ドリームパスポートは、スムーズな競馬さえできてれば、2着はあったと思われるレース内容であった。


ドリームパスポートは、今年一年間、強敵相手に常に安定して走っており、悲願のG1制覇の夢を来年こそ実現できると競馬理論では判断している。5着には、2冠馬メイショウサムソン(石橋)が粘り込んだ。


メイショウサムソンは、ダイワメジャーと並んだ2番手からレースを進めたが、直線では伸びを欠いて5着に敗れてしまった。メイショウサムソンは、今秋のすべてのレース(神戸新聞杯、菊花賞、ジャパンカップ及び有馬記念)でドリームパスポートに先着を許しており、勝負付けが済んだと競馬理論では判断している。


よって、メイショウサムソンは、展開に大きく恵まれたりしない限り、ドリームパスポートに先着することはない。競馬理論では、2冠馬ということもあり人気になるメイショウサムソンを今後も軽視して予想すべきと考えている。第51回有馬記念で、ディープインパクトは伝説を完結させた。


一方、ディープインパクトが引退した来年のG1戦線は、一転して混戦が予想される。このようなときこそ、競馬理論の腕の見せ所である。

2005年12月25日

第50回有馬記念

今年の有馬記念は、ディープインパクト(武豊)一色のレースであった。結果として、ディープインパクトは、ハーツクライ(ルメール)の2着に敗れた。競馬理論は、特集記事でも述べたが、ディープインパクトの敗戦の可能性を示唆していた。初の古馬との対戦及び追い込み一手の脚質等を考慮すると、ディープインパクトの単勝1.3倍は過剰人気であると競馬理論は判断していた。有馬記念のレースでは、ディープインパクトは、スタートでいつものように出遅れた。

すると、武豊騎手は、安全な競馬をするために、ディープインパクトをすぐに外に持ち出した。ディープインパクトは、そのまま中段の外々を進んだ。そして、ディープインパクトは、3コーナーから徐々に進出し、4コーナーで先行集団に取り付いた。いつものディープインパクトであれば、楽勝の展開である。しかし、有馬記念でのディープインパクトは、伸びてはいるものの、ハーツクライを捕らえきれずの2着に終わった。

ディープインパクトの敗戦の理由は何であろうか?これは、新聞等でいろいろ述べられている。競馬理論は、イン有利の中山の馬場で終始外を回ったことが最も大きな理由であると判断している。ディープインパクトは、3歳馬同士であれば、横綱競馬をしても、楽勝できた。しかし、ディープインパクトが、レベルの高い古馬相手に横綱競馬をして差し切れるほど、競馬は甘くない。ディープインパクトは、有馬記念で2着に敗れはしたが、悪くない内容であった。

つまり、今回の有馬記念はインが有利な小回りの中山競馬場で行われたので、ディープインパクトは敗れてしまった。しかし、レース内容を考えると、ディープインパクトが現役ナンバーワンの実力であることを実証したと競馬理論は考えている。以上のように、ディープインパクトは、現役ナンバーワンの実力を持つので、今後もG1路線の主役になると競馬理論は判断している。ただし、ディープインパクトは、今後も圧倒的な人気が予想されるので、インが有利な馬場で行われるときには疑ってかかるのも一つの手であると競馬理論は判断している。

ハーツクライが、ディープインパクトを抑えて有馬記念を制した。ハーツクライは、今までのドンジリ強襲の競馬から一変する競馬を見せた。ルメール騎手の好騎乗によるものかどうかはハッキリしないが、ハーツクライは、抜群の行きっぷりで、4番手を追走した。そして、ハーツクライは、4コーナで外に持ち出すと、抜群の伸び味を発揮し、ディープインパクトの追い込みを凌ぎきった。ハーツクライは、有馬記念で、過去のハーツクライとまったく別の馬のような横綱競馬を見せた。

ハーツクライは、次走以降も、このような競馬を見せることができるのだろうか?ハーツクライの次走以降のレースっぷりに、注目である。3〜5着には、インを突いた馬が好走した。つまり、リンカーン(横山典弘)、コスモバルク(五十嵐冬樹)及びコイントス(北村宏)は、イン有利の馬場に恵まれての好走である。よって、これらの3頭は、次走以降、有馬記念の好走で過剰に人気になるようであれば、押さえ評価にとどめるべきと競馬理論は判断している。

有馬記念のレース内容で注目すべき馬は、ヘヴンリーロマンス(松永幹夫)である。ヘヴンリーロマンスは、天皇賞がフロック視されているが、今回の有馬記念の内容も悪くない。ヘヴンリーロマンスは、中段の外を進み、大外から6着に追い込んだ。有馬記念で外を回って好走したのは、ディープインパクトを除けば、ヘヴンリーロマンスだけである。このことを考えると、ヘヴンリーロマンスは、次走以降も注目したい。

特に、ヘヴンリーロマンスは、牝馬同士の重賞ならば負けられないと競馬理論は判断している。今回の有馬記念は、ディープインパクトが敗れるという記憶に残るレースとなった。しかし、競馬理論のファンの皆様は、競馬に絶対がないということ有馬記念から学んで欲しい。

2004年12月26日

第49回有馬記念

有馬記念は、1着ゼンノロブロイ(ペリエ)、2着タップダンスシチー(佐藤哲)、3着シルクフェイマス(四位)で決着した。有馬記念の結果として、ゼンノロブロイとタップダンスシチーの強さだけが 目立った。私は、有馬記念の枠順を見たときに、ゼンノロブロイとタップダンス シチーで決着する可能性が最も高いと思っていた。 (だから、1点目で予想した)各馬の能力の分析については、号外で発行したメルマガで詳述したので、 こちらを参照にしてほしい。最終的な予想は、土曜日の芝のレースから分析した馬場状態を加味した。

例えば、土曜日のクリスマスCでは、人気薄のニシノシタンがハイペースで逃げて3着に残っている。このことから、中山の芝の状態は、外より内を走る 馬が有利である。また、クリスマスCは、勝ち時計が1分32秒7であり、かなり高速決着だった。 このことから、「中山の芝は、かなり高速馬場であり、追い込みが届きにくい。」 また、有馬記念の舞台である中山の2500mは、スタートしてすぐに3コーナを迎える外枠が不利なコース形態である。

つまり、有馬記念は、先行馬及び 内枠が有利となる。 そして、「このような馬場状態が味方するのは、ゼンノロブロイ、タップダンスシチー、 コスモバルク及びシルクフェイマスの4頭である。」なぜなら、タップダンスシチーは、単騎逃げ濃厚でラチ沿いを走る。また、ゼンノロブロイ、コスモバルク及びシルクフェイマスは、内枠で先行できるからである。 実際に私の有馬記念の予想は、本命◎ゼンノロブロイ、対抗○タップダンスシチー、△コスモバルク、 △シルクフェイマスであった。 結果として、完璧な予想であった。次に、有馬記念の内容を分析する。 ゼンノロブロイは、天皇賞、ジャパンカップに続いての完勝で、2億円の ボーナスを獲得した。

有馬記念は、ゼンノロブロイの強さも確かだが、ペリエの完璧な騎乗が 目を引いた。ペリエは、ライバルをタップダンスシチー1頭に絞って、騎乗していた。 ペリエは、天皇賞及びジャパンカップでは、ゼンノロブロイの行く気に任せてレースをしていた。 しかし、ペリエは、有馬記念では、スタート後に気合いをつけてタップダンス シチーの直後の2番手を確保した。ペリエが気合いをつけて先行させなければ、ゼンノロブロイは、タップダンスシチーを交せなかったと思われる。ペリエは、追い込みが届かない中山の芝状態とタップダンスシチーの能力を 把握した見事な騎乗をした。

つまり、このようなペリエの騎乗が、ゼンノロブロイに勝利をもたらした。 尤も、ゼンノロブロイに、ペリエの騎乗に応える能力があったことも確かだが。ゼンノロブロイとペリエは、人馬一体となった見事な勝利であった。 2着はタップダンスシチーである。今回の有馬記念では、タップダンスシチーのタフさに頭が下がる。 競馬にタラレバはないが、もし順調に使われていれば、タップダンスシチーの圧勝まであったと思われる。 タップダンスシチーは、持ち味である緩みのないペースで逃げ粘った。タップダンスシチーは、現在の主流のタメ逃げと、一線を画す競馬をする。 つまり、タップダンスシチーは、ハイペースで逃げることによって、後続に脚を使わせてしまう。

これは、タップダンスシチーの能力の高さがあるからこそなせる業である。タップダンスシチーは、有馬記念ではゼンノロブロイに負けたが、能力自体は甲乙つけ難い。今後も、ゼンノロブロイとタップダンスシチーがGⅠの中心にいることは間違いない。 3着はシルクフェイマスである。シルクフェイマスは、前走の天皇賞での惨敗が理由で、人気が無かった。 ただ、天皇賞は、極端に外が不利な馬場状態と、休み明けと敗因がハッキリしていた。シルクフェイマスは、春の天皇賞で3着、宝塚記念で2着の実績 からこれくらい走って当然といえる。

ゼンノロブロイが、春の天皇賞で2着、宝塚記念で4着ということを考えると、シルクフェイマスは、人気がなさ過ぎ といえるが。シルクフェイマスは、有馬記念では、デルタブルースの直後のインを手応えよく走っていた。 そして、シルクフェイマスは、4コーナで外に出して追い込み、3着となった。シルクフェイマスは、多少展開に恵まれた3着という感も否めないが、完璧 でない体調を考慮すれば今後が楽しみである。上位のゼンノロブロイ及びタップダンスシチーの2頭とは、差があるが・・・。


4着ダイタクバートラム(武豊)は、武豊の見事な騎乗で掲示板入りを果たした。武豊は、前半、後方のインでダイタクバートラムを死んだふりをさせていた。 そして、直線だけの競馬で、ダイタクバートラムを4着に押し上げた。ダイタクバートラムの4着は、武豊の見事な騎乗に助けられた感が否めない。 しかし、ダイタクバートラムは、距離が伸びれば自身の持ち味を発揮する。

5着デルタブルース(ボニヤ)は、ゼンノロブロイの直後のインを走っていた。デルタブルースは、その絶好位を走っていたわりに、思ったほど伸びなかった。 デルタブルースの敗因は、激戦の疲れ等もあるだろうが、自分から勝ちにいって、このメンバーに勝てる能力がまだ備わっていないからである。 ただ、デルタブルースは、10月まで1000万下で走っていた事を考えると、脅威的な成長力を見せている。それを考えると、デルタブルースは来年の 天皇賞では楽しみな存在である。 コスモバルクは11着に惨敗した。コスモバルクは、有馬記念で能力を全く出せなかった。

しかし、コスモバルク は、一線級の中では能力が足りない。その上、コスモバルクは、人気のある馬なので、過剰に人気になる。これを考慮すると、コスモバルクは、今後出走 しても、押さえで十分といえる。有馬記念で、私の競馬理論が少しでも分かっていただけただろうか? 皆様が、競馬理論を理解していただき、的中の助けになればと思っている。ただ、私は、競馬を儲けるためには、有馬記念のような本命のレース買うことはお勧めしない。結果として、3連単で250倍の馬券が当たったとしても、ゼンノロブロイのよう に単勝が2倍前後の軸馬で馬券を買っていては期待値が低くなるからだ。

そして、私の会員の皆さんに対しては、こう述べたい。「今回の有馬記念は見送りして、その余剰資金で、阪神の11Rのブルーショットガン(6人気)を買って欲しい。なぜなら、これこそ、競馬で儲ける方法だからだ。」

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