第44回函館記念

サマー2000シリーズ第2戦の第44回函館記念では、トーセンキャプテン(藤岡佑)が、エリモハリアーの函館記念4連覇の夢を阻んだ。


トーセンキャプテンは、あまりいいスタートを切れなかったものの、慌てずに中段のインから競馬を進めた。


そして、トーセンキャプテンは、4コーナーまでじっと我慢して、マンハッタンスカイがメイショウレガーロの外に出すと、ポッカリと開いた最内を突いて、第44回函館記念を制した。


トーセンキャプテンの第44回函館記念の勝利は、コースロスのない競馬をさせた藤岡騎手の好騎乗によるところが大きいが、フィールドベアーの追撃を凌ぎきってのものであり、勝負根性を見せ付けた。


そのため、今後の重賞戦線においても混戦の展開となれば、トーセンキャプテンの勝負強さが生きてくるだろう。


また、トーセンキャプテンは、アーリントンカップを制覇したときもそうだが、ラチ沿いを走ると能力を最大限に発揮する。


よって、内枠を引いたレースでは、トーセンキャプテンに特に高い評価を与える必要があると競馬理論では判断している。


前哨戦の巴賞を制して第44回函館記念に望んだフィールドベアーは、非常に惜しい2着であった。


フィールドベアーは、先行集団の外目を追走する横綱競馬で勝ちに行ったが、トーセンキャプテンに内からすくわれてしまい、ハナ差の2着に敗れてしまった。


フィールドベアーとトーセンキャプテンとの差は、コース取りの差でしかなく、レース内容的にはフィールドベアーがトーセンキャプテンを大きく上回る。


よって、次走以降のレースにおいては、トーセンキャプテンよりもフィールドベアーに高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。

なお、フィールドベアーは、新潟大章典3着、第44回函館記念2着と重賞でも惜しい競馬を繰り返していることから、展開やメンバーにさえ恵まれれば念願の重賞制覇を果たす日は近いだろう。


第44回函館記念で競馬理論が本命に推したマンハッタンスカイ(四位)は3着に敗れてしまった。


競馬理論は、マンハッタンスカイがかなり楽なペースでの単騎逃げになると判断して本命評価とした。


しかしながら、第44回函館記念は、軽量馬のメイショウレガーロ(小林徹)及びコーナーストーン(津村)が思い切って先行する競馬をしたので、思ったよりも速いペースとなってしまった。


そのため、マンハッタンスカイは逃げることができずに、3番手のインからの競馬となってしまった。


結果的には、このような微妙な展開が影響して、マンハッタンスカイは、先行して押し切ることができずに、3着に敗れてしまった。


なお、競馬理論は、第44回函館記念のレース前から、マンハッタンスカイの能力が高いとは考えておらず、スローペースで単騎逃げとなる展開に恵まれるからという理由だけで本命に予想した。


よって、次走以降においても、楽なペースで先行できるメンバーであれば、マンハッタンスカイに高い評価を与えるが、先行馬が揃ったレースではあまり高い評価を与えるべきではないと競馬理論では判断している。


第44回函館記念で史上初の4連覇を狙ったエリモハリアーは、4着に敗れてしまった。


エリモハリアーは、後方のインで待機し、3コーナー過ぎから徐々に外目を押し上げ、直線では大外から追い込んだが、4着が精一杯であった。


エリモハリアーの第44回函館記念の4着は、大外を回って追い込んだものであり、内容的には勝ちに等しい。


明けて8歳馬となるエリモハリアーが、得意な舞台の函館コースといえども、これだけの走りをすることに頭が下がる。


よって、函館競馬場以外で行われる次走以降においても、エリモハリアーにそれ相応の評価を与えるべきと競馬理論では判断している。


以上のように、第44回函館記念は、トーセンキャプテンの勝利で幕を閉じ、エリモハリアーの4連覇の夢は絶たれてしまった。


しかしながら、エリモハリアーのレース内容を分析すると、明けて8歳にもかかわらず衰えが見られない。


よって、エリモハリアーが来年の函館記念に挑戦して、同一重賞4勝の快挙を達成して欲しいと競馬理論では考えている。

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