第8回アイビスサマーダッシュ

日本で唯一の直線1000m競馬の重賞の第8回アイビスサマーダッシュは、カノヤザクラ(小牧)の勝利で幕を閉じた。


競馬理論は、枠順確定前までカノヤザクラを本命にする予定でいたが、直線1000mで一般的に有利な大外枠を引いたことによって、逆に評価を下げてしまった。


評価を下げた理由だが、直線1000mの競馬は内枠の馬が外ラチ沿いに殺到するので、出遅れ癖のあるカノヤザクラが大外枠で出遅れてしまうと行き場がなくなる可能性があると判断したからである。


競馬理論は、2着に好走したシンボリグラン(内田博)を穴馬(対抗)に予想していたので、非常に悔しい予想となってしまったが、タラレバを言うのは結果論なのでご理解頂きたい。


レースでは、カノヤザクラは、スタートで大きく出遅れずに、残り2ハロン地点から抜群の伸び脚を発揮して、第8回アイビスサマーダッシュを制した。


カノヤザクラの第8回アイビスサマーダッシュの勝利は、スピード能力の絶対値の高さを見せつけたものである。


よって、カノヤザクラは、今後のスプリント戦線(サマースプリントシリーズ)においても、スタートさえ互角ならば好走する可能性が高いと競馬理論では判断している。


競馬理論の穴馬のシンボリグランは、第8回アイビスサマーダッシュにおいて、10番人気にもかかわらず2着に入った。


競馬理論は、高松宮記念で1番人気にもなったこともある実力馬のシンボリグランが前走の函館スプリントステークスで不利を受けながらも差のない競馬をしたことから、復調気配を感じて、シンボリグランに穴馬として高い評価を与えた。


レースでは、シンボリグランは、スタートで行き脚がつかず後方からの競馬となったが、内田博騎手に追われると一完歩ずつ上位との差を詰めて、2着に入った。


シンボリグランの第8回アイビスサマーダッシュの2着は、距離不足を克服してのものであり、もう少し距離があればカノヤザクラと差のない競馬をしていた可能性が高い。


よって、次走以降のサマースプリントシリーズにおいても、復調なったシンボリグランにそれ相応の評価を与えるべきと競馬理論では判断している。


今年に入って初めての出走となったサープラスシンガー(木幡)及びクーヴェルチュール(後藤)は、休み明けにもかかわらず、4~5着と掲示板を確保した。


サープラスシンガー及びクーヴェルチュールは、先行したもののゴール前でバテてしまい掲示板が精一杯であったが、休み明けであったことを考慮すると、スプリント戦線ならばスピード上位であることを示した。


よって、今後のサマースプリント戦線においても、軽快な先行力を秘めるサープラスシンガー及びクーヴェルチュールには高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。


特に、先行馬が少ないレースにおいては、サープラスシンガー及びクーヴェルチュールは、楽に先行して粘り込めるので、評価を高める必要があるだろう。


以上のように、第8回アイビスサマーダッシュは、不利の少ない直線1000mの競馬ということもあり、スピードの絶対値の高い馬同士で決着した。


よって、今後のスプリント戦線において第8回アイビスサマーダッシュ組を比較する際には、アイビスサマーダッシュの結果を重視して予想すべきと競馬理論では判断している。

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