第49回宝塚記念

第49回宝塚記念は、断然人気のメイショウサムソン(武豊)が2着に敗れ、エイシンデピュティ(内田博)の逃げ切りで幕を閉じた。


エイシンデピュティは、楽にハナを切ってマイペースで逃げを打つと、メイショウサムソン及びインティライミの追い上げを退けて、第49回宝塚記念を制した。


エイシンデピュティの第49回宝塚記念の勝利は、極端にインが有利な馬場をマイペースで逃げる展開及び得意な道悪に恵まれたものであり、内容的な価値は高くない。


よって、第49回宝塚記念馬ということでマークがきつくなる今後のレースにおいて、エイシンデピュティを過大評価すべきではない。


ただし、エイシンデピュティは安定した先行力を秘めるので、先行馬が少ないレースやインが有利な馬場状態でのレースにおいては、エイシンデピュティに高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。


第49回宝塚記念で断然の1番人気のメイショウサムソンは、2着に敗れてしまった。


メイショウサムソンは、人気を背負っていたこともあり、不利を受けない後方の外目からレースを進め、3コーナーで徐々に大外を回って進出し、4コーナーで先行集団に取り付いたが、そこでズブさを見せてしまった。


しかしながら、メイショウサムソンは、武豊騎手に追われると徐々にシブトイ伸び脚を発揮したが、エイシンデピュティの頭差まで迫ったところがゴールであった。


メイショウサムソンの第49回宝塚記念の2着は、終始外を回る横綱競馬でのものであり、内を突いた馬が上位を占めた馬場状態を考慮すると、レース内容的にはエイシンデピュティを大きく上回る。


よって、秋の古馬G1戦線においても、メイショウサムソンが中心となっていく可能性が高いと競馬理論では判断している。


競馬理論が穴馬に指名したインティライミは、11番人気ながら3着に好走した。


競馬理論は、去年の京都大章典でポップロック及びアルナスラインを破った実績を評価し、インティライミに穴馬として高い評価を与えた。


レースでは、インティライミは、インの3番手を追走して抜群の手応えのまま直線に向いたが、アサクサキングス(四位)に寄られてしまい追い出しが遅れてしまった。


その結果、インティライミは、ゴール前でエイシンデピュティに迫ったものの、3着に敗れてしまった。


競馬にタラレバは禁物であるが、直線での不利がなければ、インティライミがエイシンデピュティを破って第49回宝塚記念馬となっていた可能性は高い。
ただし、インティライミの第49回宝塚記念の3着は、極端にインが有利な馬場をインの3番手で追走する展開に恵まれたものなので、レース内容的には過大評価は禁物である。


よって、今後の重賞戦線において、メンバーや展開次第を考慮して、インティライミを評価すべきと競馬理論では判断している。


第49回宝塚記念で人気となった4歳牡馬のアサクサキングス、アルナスライン及びロックドゥカンブは、総崩れとなってしまった。


ロックドゥカンブは故障発生のため度外視する必要があるが、アサクサキングス及びアルナスラインの敗戦は、4歳牡馬世代のレベルの低さを象徴するものであろう。
よって、G2やG3レベルであれば4歳牡馬世代でも通用するものの、一線級が揃うG1となると、レベルの低い4歳牡馬世代は今後も通用しない可能性が高い。


よって、今後のG1戦線においては、アサクサキングス、アルナスライン及びロックドゥカンブなどの4歳牡馬世代にあまり高い評価を与えるべきではないと競馬理論では判断している。


以上のように、第49回宝塚記念では、内田騎手の豪腕に応えて、エイシンデピュティが勝利を収めた。


しかしながら、レース内容的には、メイショウサムソンがエイシンデピュティを大きく上回る。


競馬理論のファンの方は、秋のG1戦線においても、メイショウサムソンに大いに注目して欲しい。

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