第48回きさらぎ賞は、8番人気レインボーペガサス(ペリエ)、5番人気スマイルジャック(小牧太)、7番人気ヤマニンキングリー(藤田信二)の順で入線し、波乱の決着となった。
波乱の第48回きさらぎ賞を制したのは、レインボーペガサスである。
レインボーペガサスは、デビュー戦において、出遅れて大外を回らされたにもかかわらず、ヤマニンキングリーと0秒4差で走っており、展開次第では通用すると競馬理論では判断していた。
しかしながら、競馬理論は、デビュー戦の好内容に高い評価を与えていたものの、芝戦で未勝利だったこともあり、レインボーペガサスを無印評価としてしまった。
レースでは、レインボーペガサスは、中段よりやや後方の外を進み、直線でも馬場の荒れていない外から長くいい脚を使って、先頭でゴールした。
レインボーペガサスの第48回きさらぎ賞の勝利は、1000m通過60秒8のスローペースで切れ味勝負の競馬で馬場の綺麗な外を走らせたペリエ騎手の好騎乗によるものでもあるが、スローペースで3/4馬身差の着差は完勝と言ってもよいだろう。
よって、今後のクラシック戦線においてもレインボーペガサスに注目すべきと競馬理論では判断している。
第48回きさらぎ賞の2着には、競馬理論の本命馬スマイルジャックが入った。
スマイルジャックは、先行集団の外からレースを進め、直線で一旦先頭に立ったが、レインボーペガサスに差されてしまい、2着に敗れてしまった。
スマイルジャックの第48回きさらぎ賞の2着は、スローペースを先行集団の外から追走する絶好の展開によるものであり、レインボーペガサスに完敗といっていい内容であった。
しかしながら、スマイルジャックは、レベルの高い東京スポーツ杯及び若竹賞でも差のない競馬をしており、勝ち切れないものの相手なりに走る馬と言える。
よって、どんな相手でも大崩れしないスマイルジャックに対しては今後のクラシック戦線においてもそれ相応の評価を与えるべきと競馬理論では判断している。
第48回きさらぎ賞の3着は、ヤマニンキングリーであった。
ヤマニンキングリーは、前々走の黄菊賞において、2歳牝馬チャンピオンのトールポピーを破っており、重賞でも通用する能力を秘めていると競馬理論では判断していた。
レースでは、ヤマニンキングリーは、後方からレースを進め、直線に向くとレインボーペガサスの外に持ち出されて追い込んだが、スマイルジャックにハナ差だけ届かず、3着に敗れてしまった。
ヤマニンキングリーの第48回きさらぎ賞の3着は、上がり34秒6の脚を使っていることからも分かるように、スローペースで脚を余したものである。
よって、第48回きさらぎ賞の内容だけを考えると、2着のスマイルジャックよりも、3着のヤマニンキングリーに高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。
1番人気のブラックシェル(武豊)は、7着に敗れてしまった。
ブラックシェルは、出遅れて大外から追い込んだが、7着止まりであった。
しかしながら、ブラックシェルは、上がり34秒5とレースナンバーワンの脚を使っており、悲観すべき内容ではない。
つまり、ブラックシェルの第48回きさらぎ賞の敗戦は、超スローペースの展開で出遅れてしまったことによるものであり、度外視できる。
よって、競馬理論は、ブラックシェルの次走以降の巻き返しに期待している。
以上のように、競馬理論は、第48回きさらぎ賞のレース結果を分析した。
第48回きさらぎ賞でも、これまでの重賞レースと同様に、クラシックの有力候補と呼べるほどの馬は出現しなかった。
よって、クラシックを占う意味でも、今後のすべての3歳牡馬重賞からは目が離せない。