第136回天皇賞秋

第136回天皇賞秋は、競馬理論の本命馬のメイショウサムソン(武豊)の快勝で幕を閉じた。


メイショウサムソンは、内枠有利な府中2000mの1枠から好スタートを切ると、4番手という絶好位から抜群の手応えで競馬を進めた。


そして、メイショウサムソンは、直線の坂下で満を持して仕掛けられると、後続をアッという間に突き放し、2着のアグネスアーク(吉田隼人)に2馬身半差をつけて快勝した。


メイショウサムソンの第136回天皇賞秋の勝利は、馬の強さも確かであるが、絶好の枠順及び武豊騎手の完璧な騎乗によるものでもある。


よって、メイショウサムソンと他馬との力差が、第136回天皇賞秋のように圧倒的な差であるとは考えてはならない。


そのため、メイショウサムソンが、ジャパンカップ及び有馬記念でも圧勝劇を納められるかというと微妙な気もする。


しかしながら、石橋騎手ならば取りこぼす可能性まであり得るが、名手武豊騎手が今後も騎乗するのであれば、メイショウサムソンが、今後のジャパンカップ及び有馬記念で大崩れすることはないだろう。


よって、競馬理論は、メイショウサムソンに、今後も高い評価を与え続けようと判断している。


第136回天皇賞秋の2着には、7番人気のアグネスアーク(吉田隼人)が入った。


毎日王冠組ではアグネスアークに高い評価を与えるべきと判断していたが、今年の毎日王冠はレーベルが低いと判断し、競馬理論は、アグネスアークを無印評価としてしまった。


アグネスアークは、中段からレースを進め、直線で抜け出そうとしたときに、エイシンデピュティ(柴山)に前を塞がれてしまった。


しかしながら、アグネスアークは、この大きな不利を受けながらも、立て直して再度追い出されると、抜群の伸び脚を発揮して、ゴール寸前で2着に浮上した。


アグネスアークの第136回天皇賞秋の2着は、大きな不利を克服してのものであり、内容的な価値は高い。


つまり、アグネスアークとメイショウサムソンとの能力差は、2馬身半の着差より小さいことは確かである。


よって、夏場の成長が著しいアグネスアークの今後のレースには大いに注目すべきと競馬理論では判断している。


第136回天皇賞秋の3着には、カンパニー(福永)が入った。


競馬理論は、G1級の能力を秘めているカンパニーに以前から高い評価を与えており、関屋記念からのぶっつけ本番となった今回も、馬券対象として評価していた。


レースでは、カンパニーは、中段よりやや後方のインから競馬を進め、直線ではコスモバルクの外へ出されると、一旦2番手に上がったが、ゴール前でアグネスアークに差されてしまい3着に敗れた。


カンパニーも、アグネスアークと同様に、直線で不利を受けたが、アグネスアークと比べると軽い不利であった。


このことから、第136回天皇賞秋のレース内容的には、アグネスアークが、カンパニーを大きく上回る。


よって、競馬理論は、次走以降において、カンパニーよりも、アグネスアークに高い評価を与えるべきと判断している。


ただし、カンパニーにとっては、2000mの距離が微妙に長かった感も否めない。


よって、マイルチャンピオンシップにカンパニーが出走してくるようであれば、それ相応の評価をすべきと競馬理論では判断している。


第136回天皇賞秋で人気となったアドマイヤムーン(岩田)は6着、ダイワメジャー(安藤勝)は9着に敗れてしまった。


アドマイヤムーン及びダイワメジャーの敗戦は、直線での大きな不利によるものであり、度外視することができる。


よって、競馬理論は、第136回天皇賞秋の敗戦だけで、アドマイヤムーン及びダイワメジャーの評価を下げるべきではないと判断している。


ただし、ダイワメジャーの毎日王冠及び第136回天皇賞秋のレース内容を分析する限り、能力の衰えが隠せないことも確かである。


競馬理論は、これらを総合的に分析し、今後のダイワメジャーの評価を決断しようと考えている。


以上のように、第136回天皇賞秋は、メイショウサムソンの強さだけではなく、武豊騎手の好騎乗が目立った一戦となった。


武豊騎手が騎乗するメイショウサムソンであれば、ジャパンカップ及び有馬記念までをも連勝するのも夢ではない。


よって、競馬理論は、メイショウサムソンの今後のレースに大いに注目すべきと判断している。

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