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第58回毎日王冠レース回顧録

第58回毎日王冠

断然人気のダイワメジャーが敗れる


第58回毎日王冠は、馬単が4万円を越える波乱の決着となった。


その波乱の決着の主役を演じたのは、チョウサン(松岡)である。


チョウサンは、前走のニューマーケットカップで、準オープンクラスを勝ち上がったばかりだった。


それも、チョウサンの前走のニューマーケットカップの勝利は、開幕週のイン有利の馬場を中段のラチ沿いという絶好位から抜け出したものであり、展開に恵まれた感が強かった。更に、チョウサンの前走のニューマーケットカップの勝ち時計の2分00秒2は、500万下のブルーマーテルの勝ち時計の1分59秒5より大きく見劣っていた。


これらのことから、競馬理論は、チョウサンを軽視して予想してしまった。


レースでは、チョウサンは、中段よりやや後方の位置から競馬を進め、直線に向くと、馬群を縫うように抜け出して快勝した。


チョウサンの第58回毎日王冠の勝利は、ダイワメジャーが休み明けだったことなどに恵まれたのは確かだが、1分44秒2のレコード勝ちということからもわかるように、フロック視することはできない。


ただし、第58回毎日王冠以外のレース内容とあまりに異なる内容での勝利だったので、チョウサンにとっては、次走の天皇賞が試金石の一戦となりそうである。


第58回毎日王冠の2着には、アグネスアーク(吉田隼人)が追い込んだ。


アグネスアークは、チョウサンと並ぶようにレースを進め、直線では大外から追い込んだが、チョウサンに1馬身差まで迫ったところがゴールであった。


アグネスアークの第58回毎日王冠の2着は、大外を回らされてのものであり、チョウサンとの差はコース取りの差でしかなく、レース内容的には、チョウサンと同じ程度の評価を与えるべきである。


よって、競馬理論は、次走の天皇賞において、アグネスアークに、チョウサンと互角またはそれ以上の評価を与える予定である。


断然人気のダイワメジャー(安藤勝)は、人気を裏切り、3着に敗れてしまった。


ダイワメジャーは、ストーミーカフェ(中館)とコンゴウリキシオー(藤田)の逃げ争いを見る3番手からレースを進めた。


そして、ダイワメジャーは、4コーナーで早めに先頭に立ったが、安藤騎手に追われてもいつもの伸び脚をみせることができず、3着に敗れてしまった。


ダイワメジャーの第58回毎日王冠の3着は、休み明けで59キロの斤量及び断然人気で目標となる展開などを考慮すると、悲観すべき内容ではない。


よって、ダイワメジャーが、毎日王冠で敗れたチョウサン及びアグネスアークを逆転して、天皇賞で巻き返して好走することも可能であろう。
ただし、6歳の秋になったダイワメジャーに、G1を連勝した去年の秋の勢いを望むのは酷かもしれない。


第58回毎日王冠は、人気馬の総崩れによる大波乱の決着となった。


その大波乱の決着の主役となったチョウサン及びアグネスアークには、天皇賞でも注目すべきであろう。


ただし、天皇賞では、毎日王冠組と、アドマイヤムーンなどの別路線組との比較がポイントとなる。


競馬理論は、第58回毎日王冠及び第42回京都大章典を始めとするすべてのレースの内容及びメンバー構成を比較して、天皇賞を的中させようと考えている。

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