第44回報知杯弥生賞

第44回弥生賞は、断然人気のアドマイヤオーラ(武豊)が人気に応えて、皐月賞の有力候補の一頭に躍り出た。アドマイヤオーラは、好スタートを切るも、武豊騎手に抑えられ、中段6〜7番手の馬込みの中から競馬を進めた。


そして、アドマイヤオーラは、直線に向いて武豊騎手に追い出された時にズブさを見せたものの、外からココナッツパンチ(吉田豊)に並びかけられると、差し返すしぶとさを見せて勝利を収めた。


ただし、アドマイヤオーラの弥生賞の時計は、今の中山競馬場の馬場状態を考慮すると、目立ったものでなく、ココナッツパンチにクビ差に迫られた内容も特筆すべきものではない。


つまり、アドマイヤオーラを打倒フサイチホウオーの一番手と評価するには、物足りないレース内容だったと言わざるを得ない。


ただし、ココナッツパンチに一旦交わされながらも差し返したように、アドマイヤオーラは、まだまだ余裕がある勝ちっぷりだったと見ることもできる。


第44回弥生賞を余裕がある勝利と考えれば、アドマイヤオーラを、皐月賞でも重視して予想すべきであろう。これらのことから、皐月賞でのアドマイヤオーラの評価は、非常に難しいと競馬理論では判断している。


2着には、ココナッツパンチ(吉田豊)が追い込んだ。ココナッツパンチは、後方11〜12番手から競馬を進め、直線に向くと大外に持ち出された。


すると、ココナッツパンチは、抜群の切れ味を発揮し、残り200mの地点ではアドマイヤオーラに並びかけたが、アドマイヤオーラに内から差し返され、クビ差の2着に敗れた。

しかしながら、キャリア一戦で上がり34秒4の脚を使ってクビ差の2着に好走したココナッツパンチのレース内容は、アドマイヤオーラと互角以上の評価を与えることができる。


競馬理論は、ココナッツパンチの今後の成長次第では、ダービー馬の有力候補の一頭になり得ると考えている。3着には、2歳チャンピオンのドリームジャーニーが差し込んだ。ドリームジャーニーは、断然人気のアドマイヤオーラをマークする位置から競馬を進めた。


そして、ドリームジャーニーは、直線に向くと、ココナッツパンチと並んで追い込んだが、アドマイヤオーラとココナッツパンチの間の狭いところに入ってしまい、3着が精一杯であった。


ドリームジャーニーは、上位2頭と1馬身以上の差をつけられて破れてしまったが、直線での不利を考えると、もう少しきわどい競馬をできたはずである。叩いて順調に良化すれば、ドリームジャーニーは、クラシック戦線でも上位を賑わせる存在になるであろう。


4着には、メイショウレガーロが内から追い込んだ。メイショウレガーロは、後方のインから競馬を進め、直線でも馬込みを縫うように追い込んだが、4着に破れてしまった。


弥生賞のレース内容を振り返る限り、メイショウレガーロは、現時点では一線級相手だと力不足と言わざるを得ない。


よって、メイショウレガーロが、一線級相手のクラシック戦線で上位争いする可能性は低いと競馬理論では判断している。


以上のように、断然人気のアドマイヤオーラが、第44回弥生賞を制して、打倒フサイチホウオーの一番手に名乗りを上げた。しかしながら、アドマイヤオーラの勝ち時計及びレース内容が思っていたほどではないので、皐月賞でも人気になるであろうアドマイヤオーラの評価は非常に難しい。


競馬理論は、他のトライアルレースや皐月賞当日の馬場状態などを参考にして、人気のアドマイヤオーラの評価を決定しようと考えている。


また、競馬理論は、第44回弥生賞2着のココナッツパンチの今後の成長も楽しみにしている。ココナッツパンチの成長次第では、クラシック戦線で上位をにぎわす存在になるであろう。

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