56回中山金杯では、シャドウゲイト(田中勝)がレース史上最大着差の7馬身差で勝利を収めた。
シャドウゲイトは、好スタートを切ると、折り合いを欠いたワンモアチャッター(横山)を逃げさせて、離れた2番手からレースを進めた。そして、シャドウゲイトは、バテたワンモアチャッターを3コーナで交わすと、後は独壇場となり、2着のアサカディフィート(小牧)に7馬身差で快勝した。
シャドウゲイトの圧勝劇は、53キロの軽ハンデと、直前の大雨による重馬場に恵まれたものであることは間違いない。
しかしながら、逃げない競馬にもかかわらず7馬身差で圧勝したシャドウゲイトのレース内容を、単なるフロックで片付けるのは早計である。よって、シャドウゲイトにとっては、次走が試金石の一戦になると競馬理論では判断している。
但し、シャドウゲイトのような先行馬は、人気になるとマークがきつくなるので、シャドウゲイトが中山金杯の圧勝劇で人気になるようであれば軽視して予想すべきと競馬理論では判断している。
2着には、アサカディフィート(小牧)が最後方から追い込んだ。逃げるシャドウゲイトと追い込み一手のアサカディフィートとの馬券は、展開を考えると考え辛い。
しかしながら、第56回中山金杯のように逃げ馬が圧勝した場合にのみ、まったく脚質が違う2頭の馬券になることがあることを競馬理論のファンの方は頭に入れておいて欲しい。レースでは、アサカディフィートは、いつも通りのポジションである最後方からレースを進めた。
そして、直線に向くと、アサカディフィートは、大外から差し脚を伸ばし、2着に追い込んだ。アサカディフィートは、4年連続で中山金杯に出走し3度(1勝2着2回)馬券に絡んでいるように、常に安定して追い込む。
更に、今年の第56回中山金杯では大雨で追い込みが届き難い馬場であったことを考慮すると、アサカディフィートのレース内容は高い評価に値する。
よって、9歳になったアサカディフィートを、今後の重賞でも常に注目すべきと競馬理論では判断している。特に、先行馬が揃ったレースや、外が伸びる馬場で行われるレースでは、アサカディフィートを重視して予想すべきと競馬理論では判断している。
3着は、ディープインパクトの兄であるブラックタイドが入った。ブラックタイドは、後方からレースを進め、3コーナ辺りから早めに捲ったが、ゴール前で伸びを欠いて3着に敗れた。
しかしながら、大外を早めに捲る勝ちに行くレースで3着となったブラックタイドのレース内容は、悲観する内容でなく、復調気配を窺わせる内容であった。
よって、今後も順調に使っていけるようであれば、ブラックタイドが重賞で好走する可能性は高いと競馬理論では判断している。人気となったマヤノライジン(池添)は、直前の大雨による重馬場に脚を殺され、まったく能力を発揮できなかった。
マヤノライジンの敗因は明確なので、次走以降で巻き返す可能性が高いと競馬理論では判断している。第56回中山金杯は、重馬場が影響して、大荒れの万馬券決着となった。
この穴馬券を演出したのは、競馬理論の穴馬のアサカディフィート(10番人気)であった。また、第45回京都金杯で穴馬券を演出したもの、競馬理論の穴馬のエイシンドーバー(8番人気:蛯名)であった。
競馬ファンの方は、今年も競馬理論の穴馬に大いに注目して欲しい。