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第41回共同通信杯レース回顧録

第41回共同通信杯

クラシックへの登竜門である第41回共同通信杯は、フサイチクラシック(安藤勝)が人気に応えて勝利を収めた。フサイチクラシックは、いつもより後ろの位置取りとなる6~7番手からレースを進めた。


フサイチクラシックは、直線で安藤騎手に外に持ち出されて追い出されると、先に抜け出したフライングアップル(岩田)を残り1ハロンの地点で捕えた。


そして、フサイチクラシックは、そこからもう一伸びするかに見えたが、思ったほど伸びず、ゴール前ではダイレクトキャッチ(北村宏)にクビ差まで迫られた。


よって、クラシック最有力候補のフサイチクラシックとしては、勝利は収めたものの、内容的には物足りないレースであった。しかしながら、フサイチクラシックは相手を抜いてしまうと本気で走らないところが見受けられるので、実際のフサイチクラシックの能力はこんなものではないハズである。


第41回共同通信杯でも、フサイチクラシックは、ゴール前でダイレクトキャッチが迫ってくると、もう一伸びしており、ダイレクトキャッチとは実際の着差以上に能力差がありそうである。


よって、競馬理論は、フサイチクラシックを、現時点におけるクラシック最有力候補として評価している。


フサイチクラシックは、直接皐月賞に向かうみたいだが、先行できる器用な馬でもあり、皐月賞でも好勝負する可能性が高いと競馬理論では判断している。


2着には、ダイレクトキャッチが追い込んだ。ダイレクトキャッチは、フサイチクラシックの直後からレースを進め、直線ではフサイチクラシックに馬体を併せないように、大外から追い込んだ。


すると、ダイレクトキャッチは、出走馬中ナンバーワンの上がり34.0秒の脚で、2着に追い込んだ。現時点におけるクラシック最有力候補のフサイチクラシックに迫ったダイレクトキャッチの共同通信杯のレース内容は、高い評価に値する。


ダイレクトキャッチは、スローペースで切れ味を生かす上がりの競馬となれば、一線級相手でも通用することを証明した。


しかしながら、ダイレクトキャッチの中山2戦の敗戦が示すように、地力勝負となると一線級相手では分が悪い。


よって、スローペースになり難いクラシック戦線では、ダイレクトキャッチが好走する可能性は低いと競馬理論では判断している。3着には、フライングアップルが粘り込んだ。フライングアップルは、スローペースの流れを3番手から追走して、早めに先頭に立った。


しかしながら、フサイチクラシックの目標になってしまい、フライングアップルは、残り200mの地点で交わされてしまった。フライングアップルは、ここ3戦の重賞で差のない競馬をしているが、勝ち切るまで至っていない。


しかし、フライングアップルは、逃げ差し自在の脚質で常に安定した脚を使うので、メンバー次第では重賞で勝利を収められるであろう。


但し、フライングアップルは、一線級が揃うG1では底力が足りないと競馬理論では判断している。もう一頭の人気馬ニュービギニングは4着であった。


ニュービギニングは、最後方からレースを進め、無駄な距離を走らないように直線でインを突いたにもかかわらず、伸びを欠いて4着に敗れた。この共同通信杯のレース内容を見る限り、ニュービギニングは、現時点では明らかに能力不足である。


但し、ディープインパクトの弟という血統は魅力的であり、ニュービギニングが今後の成長次第で重賞でも通用する馬になる可能性はあり得る。


しかしながら、ディープインパクトの弟ということで常に注目され人気になるので、馬券的には、人気先行タイプのニュービギニングに高い評価を与えるべきではないと競馬理論では判断している。


以上のように、フサイチクラシックが、第41回共同通信杯を無事に通過した。


これまでのレースを見る限り、フサイチクラシックが、クラシック候補として頭一つリードしている。


これからのステップレースで他の有力馬が続々と出走してくるが、皐月賞でも、フサイチクラシックに高い評価を与える必要があるということを競馬理論のファンの方は頭に入れておいて欲しい。

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