第58回朝日杯フューチャリティステークスでは、断然人気のオースミダイドウ(ペリエ)が3着に敗れた。その第58回朝日杯フューチャリティステークスを制し、2歳チャンピオンとなったのは、ドリームジャーニー(蛯名)である。
ドリームジャーニーは、前走の東京スポーツ杯と同様に出遅れると、馬群から離れた最後方から競馬を進めた。その後、ドリームジャーニーは、3コーナあたりで外に持ち出され、直線で仕掛けられると、14頭をゴボウ抜きという抜群の切れ味を発揮して、朝日杯フューチャリティステークス馬となった。
1000m通過58.9秒という平均ペースを差し切ったドリームジャーニーのレース内容は、高く評価されるべきと競馬理論では判断している。
よって、ドリームジャーニーは来年のクラシック戦線でも有力候補の一頭になる可能性は低くないと競馬理論では判断している。
但し、第58回朝日杯フューチャリティステークスにおいて、ドリームジャーニーは、出遅れたことによって馬群から離れた最後方で折り合いに専念でき、能力を発揮することができたとも考えられる。
また、ドリームジャーニーは、先行できる器用な馬ではなく、展開が不向きな場合(スローペース時)に差し脚が不発に終わるという不安も付きまとう。
更に、第58回朝日杯フューチャリティステークスは、時計的にもメンバー的にもレベルが低い一戦であった可能性も否めない。これらのことから、ドリームジャーニーが過剰に人気になったときには、ドリームジャーニーの評価を下げる必要があると競馬理論では判断している。
2着には、ローレルゲレイロ(本田)が入った。ローレルゲレイロは、スタート後本田騎手に仕掛けられることによって先行し、3番手からレースを進めた。
そして、ローレルゲレイロは、早めにオースミダイドウを交わす勝ちに行く競馬をしたが、ドリームジャーニーの強襲に屈し、2着に敗れた。ローレルゲレイロは、自ら勝ちに行っての競馬での2着であり、内容的には、ドリームジャーニーと同等の評価を与えるべきと競馬理論では判断している。
ローレルゲレイロは、一戦ごとにレース内容が良化し、成長が窺える。よって、ローレルゲレイロは、これからの成長力次第でクラシック戦線でも通用する可能性を秘めていると競馬理論では判断している。
但し、これも第58回朝日杯フューチャリティステークスのレベルが低くなければの話であり、朝日杯フューチャリティステークス組のすべての馬が、クラシック路線で通用しない可能性まであり得ると競馬理論は判断している。
断然人気のオースミダイドウ(ペリエ)は、直線で失速し、3着に敗れた。ペリエ騎手は、オースミダイドウが行きたがったので、逃げを打った。
オースミダイドウは、先頭に立ったことによって折り合いはついたが、終始外に逃げたがっていた。そのため、オースミダイドウは、4コーナでも外に膨れてしまい、直線では伸びを欠いて3着に敗れた。
オースミダイドウは、外に逃げる癖を出しただけでなく、レース後に故障が判明しており、朝日杯フューチャリティステークスでは能力をまったく発揮できなかった。
オースミダイドウの能力は、これまでの強い競馬を振り返ると、この程度でないはずである。競馬理論は、オースミダイドウが故障から復帰してきたときには、オースミダイドウに高い評価を与えるべきと判断している。
以上のように、朝日杯フューチャリティステークスは、断然人気のオースミダイドウのアクシデントにより、中波乱の決着となった。
その朝日杯フューチャリティステークスを制して2歳チャンピオンとなったドリームジャーニーの評価は、今後のレース内容などを考慮して、慎重に判断すべきと競馬理論では判断している。





