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第134回天皇賞レース回顧録

第134回天皇賞

戦前から大混戦が予想されていた第134回天皇賞であるが、皐月賞馬ダイワメジャー(安藤)が、前哨戦の毎日王冠に続いて連勝した。


そして、2着には、人気薄のスウィフトカレント(横山)が飛び込み、波乱を演出した。第134回天皇賞馬となったのは、ダイワメジャーである。ダイワメジャーは、大逃げを打ったインティライミ(佐藤哲)から離れた2番手を進み、直線では早めに抜け出して天皇賞を制した。


第134回天皇賞ではインティライミの大逃げによって、ダイワメジャーにとっては、平均ペースで逃げているのと同じ状態となった。この展開がダイワメジャーに味方したことも確かであるが、ダイワメジャーは、早めに抜け出してそのまま押し切った。


つまり、ダイワメジャーは、実力で天皇賞馬になった。よって、ダイワメジャーは、天皇賞よりもメンバーが弱化するマイルチャンピオンシップでも最有力候補になると競馬理論では判断している。2着には、スウィフトカレントが差し込んだ。


スウィフトカレントは、中段7〜8番手のインを進み、直線でも内をすくって、2着に追い込んだ。人気馬が外を回る中、スウィフトカレントは、馬場の悪いとこを避けながらも、無駄な距離を走らなかったので、2着に好走することが出来た。


つまり、スウィフトカレントの好走は、横山騎手の好騎乗によるもが大きいと競馬理論では判断している、よって、スウィフトカレントは、天皇賞の2着によって過剰に人気になるようであれば、次走以降のG1では評価を落とすべきと競馬理論では判断している。


但し、スウィフトカレントは、常に安定していい脚を使うということだけは頭に入れておくべきであろう。3着には、3歳馬アドマイヤムーン(武豊)が追い込んだ。


アドマイヤムーンは、府中2000mの不利な外枠からの発走となったが、武豊騎手の好判断によりスタート後すぐにインに潜り込んだ。そして、アドマイヤムーンも、スウィフトカレントと同じようなコース取りで、3着に追い込んだ。つまり、アドマイヤムーンの好走も、スウィフトカレントと同様に、武豊騎手の好騎乗によるものと考えることも出来る。


しかし、アドマイヤムーンは、成長途上の3歳馬ということを考えると、今後のG1戦線での活躍が楽しみである。4着は、道営のコスモバルク(五十嵐)である。コスモバルクは、先行集団の外を進んだが、直線では伸びを欠いて4着に敗れた。


コスモバルクは、前走のオールカマーから素直に折り合う競馬を覚えており、展開次第では北海道道営競馬の夢であるG1制覇も夢ではない。

よって、今後も、コスモバルクには注目すべきであると競馬理論では判断している。但し、コスモバルクはファンが多い馬であるので、馬券的には妙味のない馬であることも競馬理論のファンの方は頭に入れておいて欲しい。


一番人気のスイープトウショウ(池添)は、5着に敗れた。スイープトウショウは、中段の外を進んで、直線では大外に持ち出した。


しかし、スイープトウショウは、思ったほど伸びず、5着に敗れた。スイープトウショウの天皇賞の敗戦は、好時計での決着の中で外を回り過ぎた事に尽きる。


つまり、牡馬の一線級が出走する天皇賞を横綱競馬で制することが出来るほど、スイープトウショウの能力は抜けてはいない。しかし、スイープトウショウの天皇賞の内容は、5着以上の評価を与えることが出来る。

よって、競馬理論は、次走のエリザベス女王杯でスイープトウショウが好走する可能性は極めて高いと判断している。


第134回天皇賞は、ディープインパクトの回避により、大混戦レースとなった。つまり、ディープインパクトが出走していれば、ディープインパクトが、第134回天皇賞馬となっていたであろう。


ジャパンカップ及び有馬記念でのディープインパクトの復活劇を、競馬理論では楽しみにしている。

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