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第80回中山記念レース回顧録

第80回中山記念

中山記念は、明け7歳馬のバランスオブゲーム(田中勝春)の圧勝で決着した。バランスオブゲームは、1枠のダイワメジャーに逃げる気がないことを確認すると、ハナを切った。


バランスオブゲームは、楽なペースで逃げて、直線では2番手以下を5馬身千切って圧勝した。


バランスオブゲームの勝利は、道悪の馬場、スローペースで前残りの展開、及び単騎逃げ等の様々な要因に恵まれたものによるものである。しかし、5馬身差の圧勝は、恵まれただけでできる芸当でなく、バランスオブゲームの能力の高さを示している。


バランスオブゲームは、明け7歳でも衰えをみせていない。よって、バランスオブゲームは、600m~2000mの重賞では今後も注意すべき1頭であると競馬理論は判断している。


2着には、ダイワメジャー(デムーロ)が粘りきった。ダイワメジャーは、ハナをきると予想されていたが、目標となることを嫌い、2番手から競馬を進めた。ダイワメジャーは、直線に向くと、逃げたバランスオブゲームに離される一方で、何とか2着を確保した。


先行した3頭が、そのまま1~3着を独占したレースであるとことを考えると、ダイワメジャーのレース内容は、極めて平凡である。ダイワメジャーの今回のレース内容では、今後の重賞戦線では厳しいといわざるを得ない。


ただ、これまでの実績から、ダイワメジャーは叩いて良くなる可能性がある。ダイワメジャーの今後の変わり身に期待したい。


3着には、3番手を追走したエアメサイア(武豊)が流れ込んだ。エアメサイアは、武豊騎手の絶妙な判断で先行して、そのまま3着に流れ込んだ。


エアメサイアも、ダイワメジャーと同様に、前残りの展開に恵まれての好走である。エアメサイアの今回の内容を見ると、牡馬との重賞では厳しい戦いが続くと競馬理論は判断している。ただし、エアメサイアは、牝馬同士の重賞ならば、当然上位争いをするであろう。


レース内容的には、カンパニー(福永祐一)が悪くなかった。カンパニーは、スローペースということもあり、いつもより前の5番手の外でレースを進めた。カンパニーは、切れ味勝負の馬だけに、道悪で伸び切れなかったが、4コーナで上がっていった脚はさすがと言える。


カンパニーは、中山記念出走組の中で、安田記念で最も注目すべき馬であると競馬理論は判断している。

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