3400mという長距離の重賞であるダイヤモンドステークス(G3)を、マッキーマックス(藤田信二)が圧勝した。
今年のダイヤモンドステークスは、近年の長距離重賞にしては珍しいハイペースとなった。そのため、切れ味勝負の馬でなく、スタミナ型の馬が上位を独占した。
マッキーマックスは、2週目の3〜4コーナで不利を受けたにも関わらず、直線でインから抜け出して、レコードで快勝した。
マッキーマックスは、菊花賞5着の実績が示すように、スタミナには自信がある。つまり、マッキーマックスにとっては、ハイペースのスタミナ比べとなったことが、快勝の最大の要因である。
マッキーマックスは長距離戦では今後も注目すべき1頭であることには違いないが、54キロの斥量に恵まれた感も否めない。また、長距離戦でペースが速くなることが稀な近年では、マッキーマックスが今後の重賞でも安定して走る可能性は高くない。
まして、一流馬が出走する天皇賞ではマッキーマックスにとって厳しいレースになると判断せざるをえない。2着のメジロトンキニーズ(吉田豊)及び3着のトウカイトリック(芹沢)も、長距離向きの馬であることを示した。
しかし、2頭ともハンデ及び展開に恵まれた感が否めず、今後の重賞戦線で上位を賑わす可能性は極めて低いと競馬理論は判断している。
以上のように、今年のダイヤモンドステークスは、スタミナ比べのレースとなった。そのため、スローペース症候群といわれる近年では、ダイヤモンドステークスの内容は、次走以降のレースの参考にはならないと競馬理論は判断している。