秋華賞は、二強対決の前評判どおり、エアメサイア(武豊)及びラインクラフト(福永祐一) の二頭で決着した。競馬理論は、「秋華賞の展望」で述べたように、二強で決着する可能性が極めて高いと判断していた。結果として、競馬理論の予想通り、本命決着となった。
秋華賞を制したのは、エアメサイアである。エアメサイアは、道中12〜13番手を追走した。
そして、エアメサイアは、4コーナで前が開くと強烈な差し脚を見せて、 ゴール前でラインクラフトを捕らえた。秋華賞では、エアメサイアの強さも確かだが、武豊騎手の見事な騎乗が目を引いた。
武豊騎手は、エアメサイアの切れ味を最大限に発揮することによって、 エアメサイアを勝利に導いた。
これは、折り合いを欠いたラインクラフトの福永祐一騎手とは対照的である。今回は、エアメサイアの勝利というよりも、武豊の勝利と競馬理論は判断している。
エアメサイアは、3歳馬のレベルの高さを考えれば、次走のエリザベス女王杯でも、 好勝負する可能性が極めて高いと競馬理論は判断している。
2着は、一番人気のラインクラフトであった。
競馬理論は、前走のローズステークスのレース内容から、ラインクラフトが、 エアメサイアを逆転すると判断していた。
しかし、ラインクラフトは、道中で折り合いを欠いてしまった。
その結果、ラインクラフトは、ゴール直前でエアメサイアに差されてしまった。
今回の秋華賞の内容を振り返っても、ラインクラフトは、能力的にエアメサイアより上と 競馬理論は判断している。
つまり、福永祐一騎手が内枠を生かして馬込みで折り合いをつける競馬をすれば、ラインクラフトが勝利していたと断言できる。
今後の福永祐一騎手の更なる騎乗技術の向上に期待したい。
ラインクラフトは、今回の競馬で、今後は短距離戦線に進む可能性が高い。
ラインクラフトは、短距離戦であれば、牡馬相手でも遜色ない競馬をすると競馬理論は判断している。
3着は、ニシノナースコール(横山典弘)であった。
ニシノナースコールは、横山典弘騎手の決め打ち乗りで3着を確保した。
つまり、ニシノナースコールは、後方のインで待機し、無駄な距離を走らないように、 直線でインをつき3着に浮上した。
ニシノナースコールは、横山騎手の最高の騎乗をもってしても、ラインクラフトから 3馬身差の3着であった。
つまり、ニシノナースコールは、上位二頭と埋めようのない差が存在する。
しかし、ニシノナースコールは、今年の3歳馬のレベルの高さを考えれば、牝馬同士の 重賞であれば今後も通用する可能性が高いと競馬理論は判断している。
他に注目できる馬は、ライラプス(松永幹夫)である。
ライラプスは、4コーナで外に振られたにもかかわらず、5着に追い込んだ。
よって、ライラプスのレース内容は、悲観するものでない。
ライラプスは、今後の牝馬限定の重賞では、注目すべき存在になると競馬理論は判断している。