京王杯スプリングカップは、アサクサデンエン(後藤浩樹)及びオレハマッテルゼ(柴田善臣) の中位人気の二頭で決着した。この結果は、京王杯スプリングカップの直前に降りだした大雨が大きく影響した。先週の競馬理論(NHKマイルカップ参照)でも書いたが、東京競馬場の芝コースは、 雨が降ると、外を回った馬が極端に不利になってしまう。
良馬場発表とはいえ、土砂降りの雨が、京王杯スプリングカップに大きな影響を与えた。これは、東京の最終レースが、インをピッタリ回ったキープクワイエット(後藤浩樹)及び セイレーンズソング(横山典弘)で決着したことからも分かる。更に、京王杯スプリングカップは、スタート後すぐに3コーナを迎える1400mというコースという のも上位二頭に味方した。つまり、東京の1400mのコース及び直前の大雨が、7枠の人気馬の3頭(テレグノシス(勝浦正樹)、アドマイヤマックス(武豊)及びダンスインザムード(デザーモ))を凡走に導いたといえる。
アサクサデンエン(後藤浩樹)は、2着のオレハマッテルゼを2馬身半千切る楽勝であった。アサクサデンエンは、スタート後に後藤浩樹騎手が気合をつけて3番手のインにつけた。そして、アサクサデンエンは、逃げたニシノシタン(吉田豊)のインを突いて 抜け出し、快勝した。アサクサデンエンは、イン有利の馬場に恵まれての勝利であることは確かである。しかし、アサクサデンエンは、2着のプリサイスマシーンに2馬身半差での勝利であり、 内容は悪くない。
アサクサデンエンは、前走のマイラーズカップでも、前残りの展開(1着ローエングリン、 2着プリサイスマシーン)の中唯一差してきており、今の充実っぷりが窺える。 よって、アサクサデンエンは、今の充実っぷりなら、本番の安田記念でも上位争いをしそうな一頭であると競馬理論では判断している。 2着は、オレハマッテルゼであった。オレハマッテルゼは、好スタートから先行して、4コーナではアサクサデンエンの外を回って、 2着に粘り込んだ。
オレハマッテルゼは、アサクサデンエンに負けたが、枠順が逆であれば 逆転まであってもおかしくない内容であった。オレハマッテルゼは、この内容を考えれば、展開次第で安田記念でも通用する可能性があると 競馬理論では判断している。 3着は、テレグノシスであった。 テレグノシスは、勝浦騎手の好判断でスタート後すぐにインに潜り込んだ。そして、テレグノシスは、直線に入ると弾けそうな手応えであった。
しかし、テレグノシスは、前が塞がり、外に立て直す不利があり、 追い込み届かず、3着となった。テレグノシスは、得意の東京コースなら安定して走ることを証明した。テレグノシスは、距離延長する安田記念では、最有力候補の一頭であると競馬理論では 判断している。 4着のアドマイヤマックス及び9着のダンスインザムードは、外が伸びない馬場で 能力を発揮できなかった。アドマイヤマックス及びダンスインザムードは、能力が高いのは疑いないので、 本番での巻き返しが期待される。今年の京王杯スプリングカップは、イン有利の馬場によって、大荒れとなった。
今後も、東京コースでは、雨が降った後の内枠の馬に注意をしていきたい。 何度も述べるが、競馬は、馬場のどこが有利であるか否かを把握することが、 的中への近道であると競馬理論では考えている。